今日は，保・幼・小連携教育の一環として，年長さんたちが学校に来られました。
　靴を置くためのブルーシートの上には，画像のとおり，きちんと整頓された靴や上履き入れがありました。
　環境や遊びを通して子どもたちの学びや育ちを支えるのが，幼稚園や保育園の目標ですが，物を整理整頓できる力，先生の声掛けでみんなと一緒に自分なりにやってみようとする力は，小学校に入学しても使える力です。
　すでにそんな力を身に付けた年長さんたちが，１年生になってどんな力を発揮してくれるか，今から楽しみになりました。

　今日は，安西幼稚園とひまわり安西こども園から，それぞれ年長さんに来ていただき，入学を前に，学校のことを知ってもらい仲良くなるための集会を開きました。
　まずは，グループに分かれて自己紹介や名前プレートを首にかけてあげるところからスタートしました。
　どちらも緊張していますが，そこはさすが１年生。思い切って大きな声で自己紹介を頑張る姿がありました。
　続いて，学校のいろいろなことを教えてあげました。
　

　少しほどけてきた雰囲気の中，後半は，小学校の生活を教えてあげる時間です。
　教室の掲示を見せて係活動を教えたり，ランドセルを背負ってもらったりしました。
　教科書や絵本を読み聞かせたり，漢字ドリルを見せたりと，張り切って説明する１年生が，とても頼もしく見えました。

　最後は，体育館に集まって，貨物列車などのゲームや，１年からの歌のプレゼントをしました。
　お兄さん，お姉さんらしく頑張った自分への自信に満ちた表情で，見事に歌い上げた１年生。
　幼稚園やこども園の皆さんから，楽しかったという感想やお礼の言葉をいただいて，達成感を感じている様子でした。
　誰かを楽しませることをうれしいと感じることは，大きな成長です。
　立派な２年生になる準備が，着々と進んでいます。

　体育科で，縄跳びを学習している２年生は，長縄跳びで一人ずつ何回跳べるかという挑戦や，個人技の回数を伸ばすことに頑張っていました。
　カメラを向けると，「見て見て」と近寄って来て，できるようになった技を披露してくれます。
　後ろあや跳びに，たった１回だけれどきれいな二重跳びなど，笑顔で見せてくれました。
　できなかったことができたとき，自分に自信が生まれ，次の困難にも立ち向かう力が湧いてきます。
　２年生のこれからの頑張りに，期待したいです。

　できた版画作品が，こちらです。
　最後まで，丁寧に頑張ったことが，美しい刷りにつながりました。
　どの子の作品も，自分の姿が生き生きと描かれていて，見るこちらも楽しくなります。

　シール状になっている版画の色シートを切っては貼って，版画の版ができたところで，いよいよ刷りの段階に入りました。
　和紙の裏と表に気を付けて，まんべんなく水で濡らし，版の上に乗せてこすります。
　「きれいに写りますように」と願ってごしごし。
　はがしたときに，「うわー」と歓声が上がりました。

　英語活動では，方向を示す言い方についてゲームをしながら学習しました。
　「straight」や「turn」という動詞に，「right」「left」という方向を表す単語を付けて，道筋を伝えます。
　ゲームでは，すごろくのように，自分の駒を指示通り動かして，ルートを間違えないように進むルールになっていました。
　楽しんでいるうちに，道の伝え方を覚えることができました。
　

　この度，以前活動されていた，広島太鼓友の会の代表を務められていた大谷　浩司　さんより，和太鼓をいただきました。

　この会は，現在，活動を休止されていて，「使わずにしまっておかれるより，子どもたちに使ってもらった方が太鼓も喜ぶ。」と話しておられました。

　これまで大切にされてきた歴史のある素晴らしい太鼓で，今手に入れようとしても，なかなか手に入らないような立派な太鼓です。

　近日中に，全校でのお披露目とたたき初めを計画しています。楽しみにしていてくださいね。

　３−２でも，同じように算数「分数」の学習をしていました。

　今回の課題は，真ん中の写真のようなテープ図の長さを求めることでした。子どもたちからは，「３／４」と「３／２」の２種類の答えが返ってきました。

　さて，どちらが正解でしょうか。

　図を見ると，２ｍを４等分した３つ分ですから，確かに「３／４」のように思えます。
　ここで大切なことは，分数の意味です。分数とは，「１」をもとにして，何等分するかを数で表します。「２」をもとにすると，正しく分数に表せないのです。したがって，「３／２」が正解です。

　子どもたちは，苦心してはいましたが，図をもとに，一生懸命考え，分数の意味を説明しようとしていました。ここが算数の面白いところです。

　こうして，そうなるわけを考え，互いに説得し合う学習を通して，数の仕組みや意味を理解し，それらを活用しながら課題を解決していく力を付けようとしています。

　３−１では，算数「分数」の学習をしていました。

　今回は，導入で，先生は，「１ｍを３等分すると，何ｍになりますか。」と問い掛けました。
　子どもたちは，ノートにテープ図を描き，これを物理的に３等分するところから始めました。はじめは，迷っていましたが，テープ図の長さを測り，その長さを３で割って一つ分の長さを求めていきました。

　そして，「１を３等分した数を１／３（３分の１）といいます。」と学習していきました。

　ここでは，「１」をもとにして，実際に「３等分する」活動から分数の意味を理解しようとしています。こうして，数理的な処理ばかりでなく，数の意味や仕組みを明らかにしていくことが算数の学習で求められています。

　１−１では，算数「おおきいかず」の学習をしていました。

　今日は，１０のかたまりと１のばらに着目して，数のつくりを言葉で説明していました。「１０が〇こで□，１が△こで◇，□と◇を合わせて●です。」という話型を手掛かりに，子どもたちは，算数セットを使って，数のつくりを表していました。

　この活動が今後，位取りにつながり，数の仕組みとなっていきます。

　本日の帰りのあいさつ運動は，５年１組が担当しました。
　夕方になり，少し冷たい風が出てきましたが，元気な声が響きました。
　知り合いの下級生には，手を振るなど，なごやかなひとときでした。

　音楽科では，「情熱大陸」の合奏に挑戦しています。
　まずは，やってみたい楽器をお試しタイム。
　先生が作った楽器ごとの動画を，タブレットで確認しながら演奏していました。
　演奏は，２月２６日（火）の朝会で，全校に披露します。
　保護者の皆様，地域の皆様，是非，６年生の最後の演奏を聴きにいらしてください。

　理科では，「ものの溶け方」について学習しています。
　一定量の水に，食塩がどれだけ溶けるのか，実験しました。
　水の温度も測りながら，温度やしっかりかき混ぜることにも気を付けて溶かします。
　「8杯いけたよ」「10杯溶かせたので，11杯目に挑戦！」などと声を挙げながら，できるだけ多くの食塩を溶かそうと一生懸命でした。

　５−２が英語の学習をしていました。

　今回のテーマは，「Ｗｈｏ　ａｒｅ　ｙｏｕｒ　ｈｅｒｏ？」（あなたのあこがれの人はだれ？）です。今日は，その導入として，教科書に登場するいろいろな人が話す自分のあこがれの人の話を聞き取る学習をしました。
　子どもたちは，タブレットをもとに，職業や得意なことなど，その人のあこがれの人について情報を収集していました。どの子も慎重に聞き取りをしていました。

　今後は，今回の聞き取りをヒントに，それぞれのあこがれの人を伝えていく活動へと学習が進みます。

　しいのみ学級１組では，劇で「３びきの子ブタ」を表現する練習をしていました。この劇は，１月３１日の授業参観のときに披露して，保護者の方に１年間の成長をご覧いただこうと準備を進めています。

　交流の授業でいない子の役であるナレーターは，先生が代理をします。「劇が始まるよ！」の掛け声とともに，小ブタ，中ブタ，大ブタが登場してきました。まだまだ，練習が始まったばかり。ミスもＯＫです。

　家も手づくりです。それぞれのぶたがつくった家に合わせて，大きさや色の塗り方を考えて作っていました。

　子ブタたちも，オオカミも，ナレーターも，みんなかわいい劇になりそうです。楽しみになりました。

　その後，「３ヒントクイズ」をしました。キャラクターや人物の特徴を三つ挙げ，最後に「Ｗｈｏ　ａｍ　Ｉ？」と問うクイズです。

　４名の生徒さんたちが順番に，ゆっくりとヒントを出していきます。子どもたちは，いつも以上に慎重に聞き取り，分かったキャラクターや人物を答えていました。

　子どもたちの感想を聞くと，「ゆっくりと丁寧に話してもらえて分かりやすかった。」，「高校生の人たちと英語で交流できてよかった。」などと，好評でした。

　このように，幼・小・中，そして，高までが連携して，多様な活動ができるのは，本校のよさです。これからも，さまざまなかかわりを展開していきたいと思います。

　６年では，安西高校の生徒さん４名とＡＬＴの先生をお招きして，英語の学習をしました。普段の英語の学習と違い，先輩と英語で会話をしたり，ＡＬＴの先生のネイティブな英語を聞いたりして，子どもたちにとって，新鮮な体験です。

　まず，１「Ｉ`ｍ　名前．」，２「Ｉ　ｌｉｋｅ　すきなもの．」，３「Ｎｉｃｅ　ｔｏ　ｍｅｅｔ　ｙｏｕ.」の３文をもとに，自己紹介し合いました。相手の目を見ながら，一つ一つゆっくり話す子どもたちですが，生徒さんやＡＬＴの先生を前に，何となく恥ずかしそうな表情でもありました。

　１−２では，体育でシャトルランを計測していました。

　本校では，昨年度の子どもの様子や体力テストの結果から，今年度，体力つくりの目標として，「持久力の向上」を掲げて取り組んできました。その成果を明らかにするために，１月に，再度シャトルランを計測し，５月の結果と比較しようというわけです。

　始めからペースを上げすぎると，後から苦しくなるので，先生からペースを調節するよう指示が出るのですが，子どもたちは，なかなかそうはいかず，トップを取ろうと，張り切って走り始めました。

　春と比べて，記録が伸びていることを期待しています。