最新更新日:2025/07/29
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令和6年度 学校朝会(令和7年 1/7) 校長挨拶

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明けましておめでとうございます。
冬休みが終わり、今日は14日ぶりに登校してきたみなさんの元気な顔を見ることができ、嬉しく思います。今現在、広島県ではインフルエンザ患者がとても増えていて、広島県内全域にインフルエンザ警報が発令されています。学校では、手洗い、マスク、換気をみんなできちんと行っていくようにしますが、今後、熱が出たり体調がすぐれなかったりする場合があるかもしれません。そのような時には、決して無理をせずに休むようにしてください。今年も感染症対策をして、健康に気を付けて楽しく過ごしていくようにしましょう。
さて、令和7年(2025年)、巳年の一年が始まりました。令和7年が成長していく1年になるように、今日はみなさんといっしょに「大切なこと」について考えてみたいと思います。「大切なもの」ではなく、「大切なこと」についてです。
みなさんには、きっと生活の中で大切にしていることがたくさんあると思います。みなさんは、どんなことを大切にしていますか。校長先生は昨日、2名の先生に「大切にしていること」を尋ねてみました。3年1組の先生は、じっくりと考えられて「自分の体を大事にすること」と答えられました。4年2組の先生は「決めたことは実行に移すこと」と決意を述べられました。このように「大切なこと」は、人さまざまでいろいろとあります。だから、2人の先生とは全く違う「大切なこと」を心に思い浮かべた人もたくさんいることでしょう。
アメリカのドロシー・ロー・ノルトさんは、「いちばん大切なこと」という詩のなかで、ドロシーさんが考える「大切なこと」を16個あげています。では、ドロシーさんは、どのようなことを大切だと思っているのか、みなさんに紹介します。1「順番を守ること」、2「自分の役割を果たすこと」、3「人の役に立つこと」、4「やると言ったことはやること」、5「人といっしょにいる時間を大切にすること」、6「ルールを守ること」、7「自分にできることだけを約束すること」、8「やり始めたことは最後までやりとげること」、9「本当のことを話すこと」、10「家族を思う気持ちを伝えること」、11「間違いや失敗から学ぶこと」、12「人の過ちは許してあげること」、13「正しいことをすること」、14「自分の体を大事にして体によいことを実行すること」、15「最高の自分になるためのことは惜しまずやること」、16「自然の美しい世界をしっかりと見つめること」。これら16のことをドロシーさんはいちばん大切なことだと考えています。そして、ドロシーさんは、16の「大切なこと」の後に、必ず「そして胸をはれる自分になりましょう」という言葉を付け加えています。この16の「大切なこと」のなかに、みなさんが考える「大切なこと」が入っていたでしょうか。この16の事柄はどれもおろそかにできないことばかりですね。
校長先生は、16の「大切なこと」のなかで、15「最高の自分になるためのことは惜しまずやりましょう。そして胸をはれる自分になりましょう」の言葉が、いちばん気になりました。
最高の自分になるためにはどんなことをしたらよいのか、これには正解はないと思います。けれども最高の自分になるためには、まず自分がどんな人間なのか考えてみる必要がありそうですね。考えるとき、ドロシーさんの16の言葉をヒントにして考えてみるといいでしょう。例えば、ルールは守っているか。人の過ちは許しているか。間違いや失敗から学んでいるか等です。そして、少しでも今の自分がどんな自分なのかがわかったら、今度は、最高の自分とはどんな自分なのかを考えてほしいと思います。最高の自分になるためには、どんなことをどれだけしたらよいのか、それは、自分自身が決めることです。誰かから、このようにやりなさいと指示されてすることではありません。最高の自分になるためには、自分で歩み方を決めるのです。ここにいる401名の西っ子には、401通りの歩み方があります。けれども、それぞれの歩み方は違っても、「最高の自分になるための努力は惜しまずにやる」ということは、人としての共通の目的です。目的に向かって、いつも最善を付くし、よりよい自分をつくりあげていきましょう。

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