79回目の慰霊の日を迎えました。本校でも登校日として、平和集会を行いました。8時5分から各教室でテレビ放送を視聴、黙とうを行い、広島市長による「平和宣言」、子ども代表による「平和への誓い」の後、校長先生から校内テレビ放送でお話がありました。その中で、本校3年生代表生徒が「平和のメッセンジャー」として、本日各国大使に英語で伝える英語のメッセージの一部を英語と日本語で聴きました。
Nothing comes out of indifference. You should turn interest to not only Japan but also “the world” to make “peace”.
日本では、「平和は願えばできるもの」「誰かが作ってくれるもの」と考えている人がまだまだ多いのではないだろうか。「平和」とは、関心を持って考え、話し合うことによって作り上げていくもの。無関心からは何も生まれない。
「平和」を作り上げるには日本だけでなく、当然「世界」にも関心を向けるべきだ。人は一人ひとりそれぞれ考え方が違う。ましてや国が違えばそれは多様である。関心をもち、コミュニケーションをとるとき、偏見をもっていないか、誤解のあるコミュニケーションはとっていないか、相手の目線を大切にしているか意識することが大切だ。
そして、その後、生徒会執行部から、7月26日に出席した、瀬野川地区原爆死没者追悼式で全校生徒が祈りを込めた折り鶴を献納したことや、感じたこと・考えたこと等について発表がありました。SDGsや世界で起きている紛争にもふれた内容でした。この取組に向けて、全校生徒が折り鶴を折り、生徒会執行部のみなさんは、夏休みにも登校し準備する等、平和に向けての行動を起こしてくれました。ありがとう。
まずは、「知る」こと、そして私たちにできることについて考え、。世界の人々がみんな笑顔になるそんな世界を創れると信じて、発信し行動に移すことが大切ですね