おはようございます。
新たな一年が始まり、新たな希望をもった日に、大きな地震が石川県・富山県を襲いました。新年を迎えたばかりなのに家族が亡くなり、家が崩れ、住んでいる場所での生活ができなくなり、避難をされている人々は、悲しく辛い気持ちを持たれていると思います。早く被災地の皆さんが笑顔で生活ができるようになることを願うばかりです。私に時間と余裕があれば何か力になりたいとも考えます。
さて、2024年が始まりました。今年は辰年です。皆さんが大きな空に向かう昇り龍のように、何事にも挑戦し大きく活躍する年になることを願っています。
今から16年後、2040年の世界を階段に掲示しておきました。1年生の皆さんが23歳となり、社会人となって仕事を始めている頃の街の様子です。今とは大きく違いAIやロボットが活躍する世界になっていると予測されています。
車は自動運転になり、食物はロボットが作り、お店の商品は3Ⅾプリンターでその場で作られます。2040年の未来の世界を考えるとワクワクします。
2040年ではありませんが、今よりも少し先の未来の様子を映像で見てもらいます。
この未来の世界を創るのは皆さんです。そのために皆さんは身に付けておかなくてはならない力があります。それは、自分の考えをもつこと、いろんなことに挑戦すること、仲間と力を合わせることです。
牛田小学校の6年生と5年生が見せている姿が、未来を創り出していく姿だと考えています。
牛田小学校の校訓は、「至誠力行」です。「至誠力行」とは、誰にでも優しく丁寧に接し、何事にもあきらめないで努力する強い心を表します。
牛田小学校の校訓には、牛田小学校で学ぶ子供たちに未来の世界に向かって、真面目に何事にも努力してもらいたいという願いが込められています。
ただ、能登半島地震の被災された方々が最も求めているものは、AIやロボット活躍ではありません。人の優しさです。どんな状況でも、どんな未来になっても、人の優しさ、人の温もりが最も大切なものだと思います。このことを大切にしてください。
2024年、皆さんの活躍する姿を楽しみにしています。
今日は、挨拶の声が小さかったように思います。毎朝、地域の方々が皆さんを見守ってくださっています。その方々に2年4組の高木大和くんがお礼の手紙を書いて渡しました。地域の方々は、とても喜ばれ、この手紙を見守り隊全員で見られたそうです。地域の皆さん温かな気持ちに応えるためにも、きちんと挨拶をしましょう。
最後に今日から牛田小学校で勤務してくださる先生を紹介します。
唐立聡一郎先生です。唐立先生には主に3階の図書室で皆さんをサポートしてくださいます。困ったことがあれば相談にのってもらってください。