最新更新日:2024/06/01
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校内ウォッチング2

 小学校に入学して,初めての夏休みを過ごした1年生です。楽しかった思い出を作文にするための学習をしていました。「いつ,どこで,だれが,何を・・。」と順番に文章を組み立てていく学習です。
 もう一つの学級では,こちらも初めての「生活リズムカレンダー」の説明を聞いていました。担任からのお話に一つ一つ返事をしながらしっかり聞くことができていました。
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校内ウォッチング1

 教室の黒板や階段の掲示板には、子供たちを迎える準備がたくさんあります。4年生の掲示板には夏休み中に届いたお便りが掲示してありました。どれも心のこもったお便りで、読んでいると時間を忘れてしまいます。
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1日の始まり(朝の様子)

8月26日(火)

 夏休みの間に頑張った作品を抱えて,子供たちが坂道を登り登校してきました。ガードボランティアの方が「今日はみんな早いよ!張り切っとるんじゃろう!」と言ってくださいました。
 長かった休みが終わり,学校には子供たちの笑顔が戻ってきました。
 夏休みの期間中,保護者や地域の皆様が子供たちをしっかり見守ってくださったこと,心より感謝いたします。
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6年生 早稲田小学校 平和宣言

 総合的な学習の時間で,6年生はクラスの平和宣言を作りました。早稲田の子どもたちに伝えたいことをグループでまとめ,平和の集いで1〜5年生の全学級に行き,つくった宣言文を発表しました。
 早稲田小学校から平和への思いを発信し,広げていくことができたと思います。
 これからも最高学年として,色々なことを発信していこうと思います。


【6年1組 平和宣言文】
 1945年8月6日午前8時15分,広島に原子爆弾が落とされました。自然豊かな広島の町は,一瞬にして焼け野原となりました。この原子爆弾で亡くなった人の数は約14万人。そして77年経った今でも,原子爆弾で負った傷に苦しんでいる方がたくさんいます。それほど,原子爆弾の威力は強かったのです。
 戦争の恐ろしさ,平和の大切さが,世界中に広まっている今でも,争いを続けている国は絶えません。ロシアとウクライナの争いでは,4600人以上の方が犠牲になっています。こんな争いが今でも起こっているということは,まだ平和の大切さが世界中の人々に伝わっていないということです。
 わたしたち6年生は,自分たちで学習するだけでなく,原爆を経験された梶矢先生の話を聞きました。梶矢先生は,「二度と武器を持たないこと,戦争をしないこと,あの日に起こったことを後世に伝えることが大切だ。そして,自分は生きているのではなく,生かしてもらっていると考えることが必要である。」とお話しをしてくれました。原子爆弾は,人の自由,家族,そのほか様々なものを奪いました。そんな思いをした被爆した方々の生き様や願いを,わたしたちは後世に伝えなければなりません。
 もし,あなたたちの大切な人がいなくなったら,と考えてみてください。きっと生きることが苦しくなる,忘れようと思っても忘れられなくて,もっと苦しくなる。この繰り返しではないでしょうか。それほど人は,「大切な人が生きている」ということ,「存在している」ということが大事なことなのです。世界中の全ての人が自分らしく生きることができ,家族や友達と幸せに暮らすことができる。そんな日常は当たり前ではなく,いつ壊れてしまってもおかしくない,そんなもろいものなのです。だからこそ,わたしたちはこの「日常」を守らなければならないのです。
 そのためにわたしたちが今できること,それはたくさんあります。身近なことから始めればよいのです。
 例えば,友達と仲良くすること,友達の意見をちゃんと聞き,お互いの意見を認め合うことで,相手に対する思いやりが生まれます。また,生まれた国や肌の色,宗教の違いなどで差別しないこと,あらゆる形の暴力を決して許さないことも大切であり,この考えは,SDGsの目標の一つである,「よりよい世界を作っていく」ことにもつながります。
 そして,戦争の恐ろしさ,当時の人たちの苦しみや思いを未来に発信していくことです。原子爆弾が落とされたという事実はこれからも変わりません。それならば,その事実を正しく未来に伝え,戦争を繰り返さないために平和を訴えることが,犠牲となった方や,被爆された方の悲しみをうめることになるのではないでしょうか。
 昔の人たちのために,今生きている人たちのために,未来を生きる人たちのために,わたしたちは使命を果たします。

令和4年8月6日 広島市立早稲田小学校 6年1組



【6年2組 平和宣言文】
 いつものような,夏の青い空。いつものような,人々の声。あたりまえの一日が,今日もはじまる……,
はずでした。
 ピカッ……ドォン!
 そのしゅん間,建物,植物,動物,そしてさっきまであたりまえの生活をしていた人々の命。家族。笑顔。思い出。大切なもの。何もかもが消えました。1945年8月6日,一発の原子爆弾により,広島の全てのものが一瞬で失われてしまったのです。
 想像できますか?今ここにいる私たちがその場にいたら――。実際に体験していない私たちにその苦しみはわかりません。ただ,戦争はだめだ,と叫ぶだけで良いのだろうか。私たちは考えました。
 被爆された梶矢さんからお話を聞くことができました。当時梶矢さんは小学1年生でした。その日,3歳上のお姉さんと分散授業所で一緒に掃除をしていたそうです。
 「8時15分。閃光,次にドォンという爆音とものすごい爆風。何がおこったのかわからなかった。自分は助かって,すぐそばにいたお姉さんは亡くなった。」
 大切な家族を失った悲しみと苦しみは77年たった今も続いています。
「原子爆弾は2回落とされた。広島,長崎。3度目は今後絶対に,あってはならない。」
未来の子どもたちや若者たちが幸せに暮らせる世の中であるために, 梶矢さんは,悲しく残こくな体験を20年以上も私たちに語り続けてくださっています。
 「私たちの感じている“あたりまえ”は,“あたりまえ”ではない。」と。
 今,世界では,戦争が起こっています。ロシアがウクライナに攻撃を繰り返し,罪のない人々,私たちと同じ子どもたちの命が今もたくさん失われています。家族や住む場所もなくなった人もたくさんいます。核兵器を持っている国は9か国もあり,決して安心して暮らせる世界ではありません。
 また,新型コロナウイルス感染症の流行は,とぎれることなく続いています。私たちは友だちと顔を寄せ合って話したり,手をつないだり,大きな声で歌ったり笑ったりできません。安全に暮らせる場所はもうどこにもないとすら感じます。
 被爆後の広島は「75年たっても草木は生えぬ。」と言われていました。しかし,戦後の人々の努力によって,今の広島は緑あふれる活気ある街になりました。
 今,早稲田小学校の子どもたちは,毎日みんなが笑顔で登校しています。
 「おはよう。」「こんにちは。」「ありがとうございます。」「さようなら。」
 校内は元気いっぱいで,礼儀正しいあいさつであふれています。
私たちの願い。それは,明日もあさっても,その先もずっと家族や友だちと一緒に幸せでいられること。楽しく遊んだり勉強したりして笑いながら過ごすことです。
 平和公園にある平和の灯には,まだ火がともされています。それは,まだ地球上に核兵器があるということです。核兵器を使おうとしたり戦争を始めたりする今の世の中は,「平和」とはいえません。
 「戦争」という言葉をこの世界から無くし,どの国にとっても,どの町にとっても,どの人にとっても「平和」な世の中であってほしい。それが私たちの願いです。
 過去は変えられないけれど,未来は変えられます。ほんの小さな積み重ねを大切にし,今,このしゅん間からの未来を変えていきます。この先ずっと自由で平和な世の中を作り続けるために,『今,私(わたし)たち子(こ)どもにできること』 を考えました。
 人のために自分から動く。たとえば,落ちているごみを拾う。困っている友だちに声をかける。相手の話をしっかりと聞く。一番大事なことは,お互いの違うところを認め合い,けんかをしないことです。そして,あたりまえの毎日を大切にしていきます。
 今ここに,私たちが平和のバトンを受け取り,つないでいくことを宣言します。
              
令和4年8月6日 広島市立早稲田小学校 6年2組

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5年生 平和学習

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広島市立本川小学校平和資料館ボランティアガイドの岩田美穂さんをお迎えしました。77年前に広島で起こった出来事について,写真や岩田さんのご家族の体験を交えて分かりやすく話をしていただきました。

遠い昔の話だと思わないでほしい。
小学生にも平和へ向けてできることはある。
朝起きて,お家の人や地域の人,友達,先生に挨拶をすることも平和につながる。
何ができるかしっかり考えてほしい。
そして何より,77年前の出来事を「忘れない」ことが大切なんだよ。

岩田さんの言葉に子どもたちは真剣に耳を傾けていました。

平和の集い

77回目の広島平和記念日を迎えました。
全校児童が平和の願いを込めて折ったおりづるを,運営委員が牛田慰霊祭で奉納したことについて報告しました。他の小・中学校,地域の方も同じように平和への願いをもっていること,そして今日を平和のために何ができるか考える一日にしようと伝えることができました。
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広島市立早稲田小学校
住所:広島県広島市東区牛田早稲田四丁目9-1
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