主に若手の教職員を対象にしたプラステップ研修会を行い、研鑽を積みました。
　この日は、砂田麻実教諭が講師役になって「子どもの見方と支援のあり方」というテーマで行ないました。
　特別支援学校での経験を踏まえながら、たくさんの実践事例を交えて、「一人一人への支援が、全体の支援につながる」という考え方などが分かりやすく紹介されました。

　大休憩の中庭の様子です。
　「チャレンジ宇品なわとびカード」を片手に、短縄に励む児童の姿が多く見られます。上級生がお手本になって、難しい技に取り組むので、下級生たちも見よう見まねで頑張っています。
　１級に合格すると校長先生から「校長賞」がもらえます。

　また、長縄の跳び方を１年生にやさしく教える６年生の姿も見られます。たて割りで休憩時間も一緒に遊び、異学年交流が自然な形になっています。

　１年生の生活科では、芽を出したアサガオの観察に取り組んでいました。
　毎日、登校したら水やりを欠かさない１年生ですが、お世話の甲斐あって見事に芽を出しました。
　先の「１年生を迎える会」で、２年生から引き継いだ大切な種です。かわいらしい芽を出している様子を誇らしげに教えてくれました。

　６年生の図画工作科では、「くるくるクランク」という工作に挑戦していました。
　この日は、ラジオペンチを使って、針金を曲げてクランクを作り、「針金の回転とクランクの効果が、自分のイメージ通りにの動きとなっているか」について、確認していました。
　

　１年生の国語科では、ひらがな「よ」と「そ」を学習していました。
　前田教諭は、「そ」のつく身近な言葉に注目できるように、そから始まる言葉を児童たちから集めていました。
　最後は、指や腕を大きく使って、書き順どおりに書く練習をしていました。

　２年生の音楽科では、「曲に合わせて花を咲かせよう」とテーマで、曲の強さや速さを感じて、身振りで表現する学習に取り組んでいました。
　児童たちは、小さな畑や大きな畑などの言葉から、どのような花が咲くのか想像し、膨らんだイメージを体の動きに表現して、生き生きと活動していました。

　６年生の音楽科では、「楽器の音色をとらえ音の重なりや響きを聞こう」という学習に取り組んでいました。
　オルガンや木琴などを実際に演奏しながら音の重なりを感じる学習では、順番に多くの児童が演奏しました（リコーダーは指使いのみ）。
　末本教諭のアドバイスを聞きながら、児童たちは主体的に授業に参加することができました。
　

　６年生の理科では、ご飯（米）などの炭水化物に多く含まれる「でんぷん」が、唾液（消化液）によって分解されることについて、学習していました。
　感染症予防の観点から実験はできませんが、藤井教諭が予め準備していた動画を見ながら学習していました。
　児童たちは、予想とは異なる結果を受け止め、その理由を考えることができました。

　３年生の国語科では、国語辞典の使い方について学んでいました。
　「深い」という言葉を辞書で引いて、言葉の用い方によって意味が異なってくることを学級全体で確認しながら、学習が進んでいました。

　６年生の総合的な学習の時間では、SDGsに関する学習に取り組んでいます。
　この日のテーマは、「貧困をなくそう」でした。
　世界の貧困の状況を学んだ後、向江教諭が「日本は、貧困なのでしょうか。」と、問いかけます。児童たちは、タブレットを使って調べて分かったことを、真剣な表情で発表していました。

　この日２年生では、特別の教科道徳に取り組んでいました。
　「角がついた　かいじゅう」という教材文を読んで、児童たちはそれぞれの立場に立って、登場人物の心情を汲み取っていました。
　どうして「してよいこと、いけないことを考えるのは大切なこと」なのでしょうか。栗栖教諭の問いかけに、児童たちは一生懸命に考え、ワークシートに自分の考えを書くことができました。

　４年生の図画工作科では、「絵の具でゆめもよう」と題して、自由な発想を生かして作品を作る活動に取り組んでいました。
　児童たちは、様々な技法を使って、事前に画用紙に水彩絵の具で模様を描いています。その画用紙を思い付くままに切ったり、貼ったりして、伸び伸びと活動していました。
　

　４年生の国語科では、「聞き取りメモのくふう」という単元で、話を聞きながらメモを取るときの工夫について、考える学習に取り組んでいました。
　自分と友達のノートを見比べて、気付いた工夫を発表する中で、児童たちは「要点」を捉えるメモの取り方を学んでいました。

　１年生の算数科では、５より大きい整数を二つに分ける「さくらんぼ」の演習に取り組んでいました。
　児童たちは、西村教諭と一緒になって、「6は、2と4」のように、両手の指を使って演習し、ノートに答えを書くことができました。

　２年生の図画工作科では、画用紙や色紙やナイロンテープなどを材料にして、様々な「わっか」を工作する学習に取り組みました。
　児童たちは夢中になって、王冠やベルトなど、自分が作りたいものを自由に発想して、工作していました。

　４年生の図画工作科では、「まぼろしの花」と題して、水彩絵の具を使って、発想するままに花を描く活動に取り組んでいました。
　種となる粘土作品を画用紙に貼り付けます。そこから芽生えてくる花がどのような花なのか、一人一人発想を広げます。
　児童たちは、全身を動かしながら、躍動感いっぱいに作品作りに取り組んでいました。

　２年生の国語科では、順序に気を付けて説明文を読む学習に取り組んでいました。
　この日は、教科書の説明文「たんぽぽのちえ」をパズルのようにして、並べ替えたり、適切な言葉を（　　）に入れたりする学習でした。
　児童たちは、真剣に文章のつながりを考えたり、上手に音読することができた友達に拍手をしたりして、意欲的に学ぶことができました。

　３年生の音楽科では、「楽譜を読もう」という学習に取り組んでいました。
　鍵盤ハーモニカの指使い練習では、音を出すことなく、CDの伴奏に合わせて正しい指使いをできたら、児童たちは大喜びでした。
　児童たちは、菅野教諭のアドバイスをよく聞き、興味や関心を持って、楽譜を読むことを学んでいました。

　３年生の図画工作科では、くるくるランドという作品作りに取り組んでいます。
　この日は、作品の土台になる回転軸を画用紙で組み立てていました。
　友達と協力し合って土台を作ったら、好きな絵や背景を作る作業に移ることができました。

　宇品小学校の学校朝会は、たて割り活動を活用して行います。全校児童がAからEの五つのグループに分かれて、５回実施します。　
　朝会では、校長先生から「きく」ことに関して、お話がありました。

　本年度、宇品小学校の児童の皆さんに頑張ってほしいことは、「きく」「あいさつ」「なかよく」「がんばる」です。
　今日は「きく」ことの話をします。
　中学校で習う漢字に「聴く」があり、耳と目と心を働かせて相手の話を聞いて受け止めることを表しています。加えて、似た漢字に「徳」があり、真っ直ぐな心で行くという意味をもつことから、児童の皆さんは真っ直ぐな心で先生や友達の話を聞くことを心がけましょう。
　また、「きくこと」は、相手を大切にすることであり、言葉を大切にすることでもあるので、学校生活の中で「きく」ことをしっかり頑張りましょう。
　
　児童たちは真剣な態度で肯きながら、校長先生のお話を、耳と目と心で聴くことができました。