最新更新日:2025/06/16
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本校は、校訓「やさしく つよく まじめに」のもと、「心豊かでたくましく、平和を求める子どもの育成」を基調とする教育活動を推進しています。明治6年(1873年)に創立した歴史と伝統のある学校です。卒業生には、児童文学史に燦然と輝く鈴木三重吉氏がいます。

保健室から

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 長期間にわたる感染予防。子どもたちと共に,保護者の皆様のご協力なくしては,できないことばかりでした。ご協力に感謝しています。お忙しい中,お子様への言葉かけや感染予防の説明にご苦労されていることも多いと思います。9月は,更に,流行拡大を防止するためのお願いをすることとなります。
 ご心配なことがありましたらご連絡ください。共に乗り越えていけたらと思います。― 養護教諭より ―

夏休み明けの教室

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 2年生の教室には,夏休みの作品が展示されていました。そして,子どもたちは,夏休み前までに学習していた内容の復習プリントに取り組んでいました。

 今日と明日は,3時間授業で,給食は食べずに下校します。9月1日(水)からは,給食が始まり,本格的な学校生活に入ります。

 生活のリズムを早く取り戻し,また,いろいろなことにチャレンジしてほしいと思います。

初めての夏休み終了

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 今日は,大きい封筒の中に宿題などの提出物を入れて持ってきました。提出するために封筒の中を大事そうにのぞき込む子どもたちの様子を見ていると,この封筒の中に夏休みの思い出も一緒に入っているように思えてきました。

 保護者の皆様,夏休み中も宿題の答え合わせなど,ご協力をいただき,ありがとうございました。

宿題提出

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 4年生の教室では,子どもたちが夏休みの宿題を提出していました。たくさんの宿題がありましたが,頑張ってやり遂げたようです。友達と成果を見合う姿や自分の提出物を見直す姿がありました。

 机上にやり終えた宿題を出し,順に提出する様子は,まさに夏休み明けならではの風景です。

交通安全指導

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 今日は,地域の皆様によるあいさつ運動の日でした。また,中央警察署や交通安全推進隊の皆様が交通安全及び犯罪被害防止のための街頭指導を行ってくださいました。

 多くの皆様に手厚く見守りをしていただき,子どもたちは,夏休み明けの第1日目を安全に登校してくることができました。

 中央警察署の方から,本校の子どもたちは,自然なあいさつがよく身に付いていると褒めていただきました。

学校再開

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 夏休みを終え,今日から学校を再開しました。今朝の学校朝会では,テレビ放送で次のような話をしました。

【校長の話】
 今朝のお話は,皆さんへの報告からスタートします。8月5日の本川地区原爆死没者慰霊祭のことです。全校登校日の夕方,平和資料館の前で,慰霊祭が行われました。慰霊祭では,原爆により本川小学校やこの地域で亡くなられた多くの方に黙祷を捧げました。また,出席された方々が,折り鶴や花を捧げたり,悲しみの気持ちや平和を祈る気持ちを込めて挨拶をされたりしました。地域の作業所の皆さんによる楽器の演奏もありました。
 いつもなら,本川小学校の代表として4年生と計画委員会の人が出席します。4年生は,平和への願いを込めて歌を歌います。また,計画委員の人は,平和集会で折った鶴を慰霊碑の前に捧げ,平和を誓います。しかし,感染症予防のため,昨年に引き続き,出席することができませんでした。そこで,校長先生と教頭先生が皆さんの代表となって折り鶴を持って出席してきました。皆さんの折り鶴は,今,平和資料館の中にあります。この折り鶴は,平和を祈る気持ちを亡くなった方々や資料館を見学しに来られた方に伝える役割を果たしています。
 また,慰霊祭では,4年生の皆さんの灯ろうを並べて,平和を願う気持ちを伝えました。今年は,地域の方も灯ろうを作ってくださいました。今,この灯ろうは,平和資料館の中にあります。この灯ろうは,本川小学校の平和への思いを発信する役割を果たしています。
 爆心地に最も近い本川小学校は,これからも平和学習を大切にしていきます。平和学習は特別な学習ではありません。例えば,友達を大切にする,花を大切に育てる,時間やものを大切に使う・・・こうしたことも立派な平和学習なのですよ。それは,新型コロナウイルス感染拡大で,誰もが不安な気持ちで生活している今こそ,大切にしていきたいことなのです。
 夏休みの間も広島市は,感染が拡大し,皆さんも不安な気持ちでいたことと思います。私は,日本赤十字社さんの作られた「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!」という資料を読みました。新型コロナウイルス感染症は,3つの顔を持っていて,この3つの顔がつながっていくことで,もっと感染が拡大してしまうのだと書かれていました。
 1つ目の顔は,新型コロナウイルス感染症の病気そのものだそうです。2つ目の顔は,不安と恐れだそうです。3つ目の顔は,罹ってしまった人や感染拡大が広がっている地域などに対する間違えた考え方だそうです。
 今,誰がいつ罹るか分からないほど,感染が拡大しています。明らかに言えるのは,罹ってしまった人や感染が拡大している地域が悪いのではなく,悪いのは新型コロナウイルスそのものなのだということです。この資料から,正しい情報を知り,正しく対応すること,また,感染症が拡大しないように頑張っている人に感謝の気持ちや励ましの気持ちをもつことが大切だということを学びました。感染症が拡大しないように頑張っている人には,どんな人がいるか考えてみてください。資料には,こんなふうに書かれていましたよ。
・小さな子どものいる家庭
・高齢者
・治療を受けている人とその家族
・自宅待機している人
・医療従事者
・日常生活を送って社会を支えている人 
 小さな子どものいる家庭。これは,皆さんの家庭も当てはまります。校長先生は,保護者の方に,いつも感謝しています。感染症拡大防止のために,学校から保護者の方にたくさんのお願いをしていますが,いつも気持ちよく協力してくださいます。
 治療を受けている人とその家族が挙げられている意味は,分かりますね。この方々に対して,心ない言葉を掛けたり間違えた思いをもったりするのではなく,「頑張ってください」と励ましの気持ちがもてるようにしたいものです。繰り返しますが,悪いのは罹ってしまった人ではなく,悪いのは,ウイルスだからです。
 私には,感染症が拡大しないように頑張っている人の中に,加えたい人たちがいます。それは,「本川小学校の子どもたち」つまり皆さんです。平和学習を重ねてきた皆さんならきっと,新型コロナウイルス感染症について正しく理解し,正しく判断し,予防対策を続け,周りの方に思いやりと感謝の心をもって生活していくことができると信じています。
 校訓の「やさしく つよく まじめに」は,ここでも生きてきます。「やさしい心」をもって,周りの人に接しましょう。「つよい心」をもって噂に惑わされないようにしましょう。そして,「まじめな心」で感染症防止対策を続けていきましょう。

※引用 日本赤十字社「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!〜負のスパイラルを断ち切るために〜

学校清掃

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 本川小学校では,例年,8月最後の土曜日に,子どもたち,保護者,地域の皆様,体育施設ご利用の皆様にご協力いただいて,清掃を行い,夏休み明けの学校生活に備えています。

 今年度も皆様にご協力をお願いしていましたが,広島市の感染症拡大状況を鑑み,教職員のみで行うこととしました。

 朝から,教職員で,運動場の側溝の砂上げや,花壇・平和の森・なわとび広場などの草取りをしました。8月30日(月)から学校生活がスタートしますが,気持ちよく子どもたちを迎えることができそうです。

 参加を予定してくださっていた皆様には,今回の対応にご理解をいただき,ありがとうございました。また,教職員のみで清掃を行うことに対して,労いのお言葉をくださった皆様,ありがとうございました。無事に終わりましたので,ご安心ください。

食物アレルギー研修

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 学校生活がスタートする前に,校内で食物アレルギー研修会を行いました。アレルギーをもつ子どもたちが安心して過ごすことができるよう,給食時の誤食を防ぎ,万一,アレルギー症状を発症しても,適切に対応していくことがねらいです。養護教諭が講師となり,日々の対応を確実に行うことやチームで迅速に対応することを確認しました。

 最後には,エピペンの使用法を学び,実際に体験してみました。また,緊急時に誰がどのように動いたらよいかについても確認し合いました。

 この研修も,教職員が密になることを避けるため,3つの教室に分散し,オンライン研修を行いました。

新しいごみ箱

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 この度,全教室のごみ箱を新しくしました。感染症対策にもなる非接触型の蓋付きのごみ箱です。

 夏休みを終え,30日(月)から学校生活を再開します。子どもたちが健康に過ごすことができるように,様々なところに目を配っていきたいと思います。

学校清掃についてのお知らせ

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 保護者の皆様,地域の皆様,いつもお世話になり,ありがとうございます。8月28日(土)に予定していた学校清掃についてお知らせします。
 7月16日付のお便りで,学校清掃へのご協力をお願いしていたところですが,新型コロナウイルス感染拡大状況を踏まえ,今回は教職員のみで行うことといたしました。
 参加を予定してくださっていた皆様には,ご迷惑をお掛けしますが,ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。

※写真は,正門前の花壇に咲いたヒマワリです。

臨時休館中

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 本川小学校平和資料館は,9月12日(日)まで臨時休館いたします。

 せっかくお越しいただいたのに,入っていただくことができず,大変心苦しく思っております。
「せめて,門の外から資料館の写真だけでも・・・。」
という言葉をお聞きすると,本川小学校を求めて来ていただいたことを強く感じます。1日も早く通常どおり見学していただくことができるようにと願います。

 臨時休館中も職員は勤務しております。今後のご予約やお問い合わせに応じることができますので,必要に応じてご連絡をください。

本川小学校平和資料館
TEL 082-231-8020
FAX 082-231-8020

大雨

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 記録的な大雨が続き,予断を許さない状況が続いています。校舎から見える本川は,写真のように濁って,いつもとは違う様相を見せています。

 どうか子どもたちが無事に過ごしていますようにと祈ります。

一斉閉庁のお知らせ

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 広島市は,「学校における働き方改革」を進めることを目的として,一斉閉庁を実施しています。本校では,次のとおり学校閉庁日を設けることとしました。閉庁日には,学校を閉庁し,教職員は出勤しません。取組みの趣旨をご理解いただき,ご協力いただきますようお願い申し上げます。

一斉閉庁日
 8月12日(木)・13日(金)・16日(月)
※8月14日(土)・15日(日)は,通常の閉庁日です。

 一斉閉庁日に緊急に学校へ連絡する必要が生じた場合は,広島市教育委員会事務局総務部総務課へご連絡ください。
【緊急時の連絡先】
電話:082−504−2463

折り返し地点

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 児童の皆さんへ

 ちょうど,夏休みが半分過ぎ,折り返し地点となりました。元気に過ごしていることと思います。

 夏休み前半を振り返り,夏休み前に立てた目標が達成できるよう,後半の過ごし方を考えましょう。暑さはまだ続きそうです。熱中症にかからないよう気を付けてくださいね。また,「新型コロナウイルス感染防止のための早期集中対策」が実施されていますので,引き続き感染防止にも取り組んでいきましょう。

 本川小学校の先生たちは,8月30日に元気な皆さんに会えることを楽しみにしています。

長崎原爆の日によせて

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 8月9日,長崎原爆の日によせて,謹んで御霊のご冥福をお祈り申し上げます。

 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典の様子をテレビで視聴しました。長崎市立城山小学校の児童の皆さんが「子らの み魂よ」を合唱しておられました。

 長崎市立城山小学校は,爆心地に最も近い学校であり,本校と同じ立場にある学校です。昨年は,児童の皆さんに本校にお越しいただき,お互いの平和学習の内容を交流する予定でしたが,新型コロナウイルス感染拡大防止のため,叶いませんでした。今年こそは,実現できることを願います。

臨時休館のお知らせ

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 広島県において「新型コロナウイルス感染防止のための早期集中対策」が実施されており,広島市が集中対策重点区域に定められていることから,本日8月7日(土)より9月12日(日)まで,本川小学校平和資料館を臨時休館いたします。

 既にご予約をいただいている場合に限り,入館していただくことができます。ただし,ボランティアガイドによるご案内は控えさせていただきます。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 臨時休館中も,職員は常駐しております。お問い合わせやご予約には応じることができますので,必要に応じてご連絡をください。

本川小学校平和資料館 
082-231-8020(午前9時〜午後5時)

慰霊の場

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 水やりをしようと,外に出ると,正門前に一人の女性が立っておられました。暑い中,どうされたかなと思い,声をお掛けすると,
「平和資料館には入れますか?」
とたずねられました。
 
 北門からお入りいただくようご案内すると,
「よかった。私は,昔,ここに入学した者です。せめて,年一回は慰霊に来させていただこうと思って,今日,入ることができるとよいなと願いながら,歩いてきたのです。」
とおっしゃいました。

「ありがとうございます。暑い中,よくお越しくださいました。」
そうお伝えしながら,平和資料館の役割を改めて感じた私です。資料館は,見学していただく方に,戦争の悲惨さと平和の大切さを感じていただくだけでなく,このように本校にゆかりのある方にとっては,思い出の場所であると同時に,ここで亡くなられた大切な方を慰霊する場所でもあるのだと思います。8月6日,原爆の日に,一人の女性から学ばせていただいたことでした。

 本日,平和資料館は17時(受付16時40分)まで開館しております。

追悼の辞

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追悼の辞 

 第26回本川地区原爆死没者慰霊祭が開催されるにあたり,本川小学校を代表して,謹んで追悼の言葉を申し上げます。

 原爆が投下される数年前の本校の記念写真を見ると,当時の可愛い子どもたちに出逢うことができます。セピア色の写真には,茶目っ気たっぷりの笑顔を向ける子,恥ずかしそうにはにかむ子,かしこまって真っ直ぐカメラを見つめる子など,その人となりが伝わる表情が写っています。時代が違っても,子どもらしいあどけない表情は,今の本川小学校の子どもたちと同じで,見ているだけで微笑ましくなります。しかし,この写真の子どもの多くが,わずか数年後の昭和20年8月6日,地獄と化した状況の中で命を落としてしまうことを誰が想像したでしょうか。未来ある子どもたちが,熱さや痛みに苦しみ,泣き叫びながら,家族に看取られることもなく,無残な最期を迎えたことを思うと,万感胸に迫るものがあります。本川小学校には,罪のない子どもたちが経験した悲惨な事実を語り続け,命の重みと平和の大切さを継承していく使命があります。

 「子どもたちに二度と戦争の憂き目を見せないようにひたすら念願するのみです。」

 これは,隣の広瀬小学校で被爆し,昭和21年から本校に勤務された尾形静子先生の手記の一文です。深い傷を負いながらも,教壇に立ち続けられた尾形先生。手記からは,子どもと共に生きることに誇りと生きがいを感じておられたことが伝わってきます。昨年度,多くの人々のご尽力により,尾形先生を紹介するパネルと手記のレプリカがこの平和資料館に展示されました。尾形先生に関するこうした資料は,被爆の実相を知る貴重な手がかりとなるだけでなく,平和教育に携わる私たち本川小学校教職員への道しるべの役割を果たしているように思います。本川小学校は,今後も,新しい時代を担っていく子どもたちに,平和な世界を築くための行動力を培い,周りの人々を大切にする心を育むことを教育活動の基盤といたします。

 本校の子どもたちの明るく屈託のない笑顔を見るとき,また張りのある澄んだ声を聴くとき,76年前に未来を閉ざされてしまった子どもたちが,今を生きる子どもたちと共に笑い,共に声を響かせてくれているような錯覚に陥ることがあります。本校では,今年も子どもたち一人一人が平和への願いを込めて灯ろうを作りました。例年のように,その灯ろうに火を灯すことができれば,亡くなった子どもたちも喜ぶことでしょう。しかし,本年度も感染予防のため,こうした時間をもつことは叶いませんでした。そこで、本川小学校を代表して4年生がつくった灯ろうを会場の後方に並べさせていただきました。今年度は,地域の「こもれび俳句会」の皆様が,灯ろうの取組みに賛同し,俳句を添えて並べてくださいました。本川小学校は,灯ろうをとおして,地域の皆様とともに鎮魂の祈りを捧げます。
 
 結びに,原子爆弾の犠牲となられた数多くの御霊が安らかなることを心からお祈り申し上げるとともに,今後も,地域の皆様と手を携え,平和教育の充実とその発信のため,不断の努力を重ねることをお誓いし,追悼の言葉とさせていただきます。

 令和3年8月5日
 広島市立本川小学校校長 岡田 由佳

8月6日

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 8時15分。本校の慰霊碑の前で,黙祷を捧げました。遠くに鐘の音が聞こえ,降り注いでいた蝉しぐれが一瞬静まったように感じました。

 本校で被爆し亡くなられた川崎政信校長先生をはじめとする10名の先生方,そして,約400名の子どもたちに思いを寄せました。心からご冥福をお祈りいたします。本川小学校は,あの日の悲しい事実を決して忘れません。

慰霊祭に向けて

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 子どもたちの下校後,教職員で学校敷地内の清掃を行いました。今日は,夕刻より,本川小学校にある慰霊碑の前で地域の原爆死没者慰霊祭が行われます。原爆が投下されたことにより,約400名の子どもたちの尊い命を失った本校では,例年であれば,教職員も出席させていただくのですが,感染拡大防止の観点から規模を縮小して行われるため,出席が叶いませんでした。そこで,教職員は,場を清めることで慰霊の気持ちを表すことにしました。心を込めて丁寧に掃き清めていきました。
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広島市立本川小学校
住所:広島県広島市中区本川町一丁目5-39
TEL:082-232-3431