今日の給食は，麦ごはん，含め煮，野菜炒め，牛乳でした。

　給食の煮物には，うま煮，五目煮，おでんなどいろいろな種類があります。今日の含め煮は，大きな釜でゆっくりと味を煮含めて作りました。薄めの味付ですが，鶏肉・うずら卵・凍り豆腐・じゃがいも・こんにゃく・にんじんなど，たくさんの材料を煮込んでとてもおいしくできあがりました。

　６年生が本校の平和資料館や被爆樹木について学習し，１年生に伝える「説明活動」を行いました。この日のために，原稿に頼らず説明できるように，何度も何度も練習してきた６年生。１年生に分かりやすく説明するために，明瞭な声でゆっくりと話すことを心がけてきました。

　いよいよ，今日「説明活動」の本番を迎えました。どのグループも練習の成果を発揮して，１年生を優しく案内しながら説明することができていました。

　説明する様子を見守る担任が，
「あんなに一生懸命な子どもの姿を見ると，泣きそうになります。」
と言っていました。確かに，６年生の姿は，胸にぐっとくるものがありました。

　この６年生の「説明活動」の様子が，本日１８時１５分からのＲＣＣ「イマナマ！」の番組内で取り上げられます。

　「立場が人を育てる」
今日も，６年生の姿を見て，この言葉を実感しました。

　「説明活動」のために，１年生の手を引いて歩く６年生。１年生に語り掛ける６年生の言葉の何と優しいこと。表情の穏やかなこと。

　今日は，平和の大切さを１年生に伝える役割を果たすだけでなく，６年生の優しさを１年生に伝えることができたと思います。

　４年生は，国語科の時間に，「気持ちが伝わる手紙を書こう」の学習をしました。手紙の型を習い，それに沿って実際に手紙を書きました。

　手紙が完成したので，みんなで学校の近くのポストに投函しに行きました。

　写真は，
「思いが届きますように！」
とつぶやきながら投函している子どもたちの様子です。

　今日の給食は，パン，コーンシチュー，レバーのケチャップソースかけ，温野菜でした。

　２枚目の写真は，レバーを揚げている様子です。３枚目の写真は，コーンシチューに入れるじゃがいもを切っている様子です。

　本校では，例年，本川地区女性連合会，中区役所地域起こし推進課，竹屋公民館主催の本川エコ・フラワー教室に３年生が参加させていただきます。

　本年度は，感染症拡大防止のため，例年のように多くの方と一緒に活動することは叶いませんでした。子どもたちだけで花の植え替えをしようと計画していたところ，本川地区女性連合会の皆様がお手伝いに来てくださいました。感染症拡大防止にご協力くださり，人数を絞るご配慮もいただきました。

　子どもたちには，地域の方に教えていただく貴重な機会になりました。終わった後，子どもたちからは次のような声がありました。

「花を植えて，学校が明るくなりました。」
「最後に水やりをしたら，マリーゴールドがキラキラ輝いて見えました。」
「平和だから花を植えることができるので，もっと平和にしていきたいと思いました。」

　本川地区女性連合会の方からは，
「本川小学校の子どもたちには，花を植えるという優しい心をもって，平和な本川小学校にしてほしいと思っています。」
というお言葉をいただきました。

　本川地区女性連合会の皆様，今日は本当にありがとうございました。

　

　今朝は音楽朝会を行いました。「折鶴のとぶ日」という曲にちなんで，佐々木禎子さんのことについて話を聞きました。そして，曲を聴きました。

　１枚目の写真は，放送室で担当の教員が放送している様子です。２枚目の写真は，子どもたちに示した画面です。３枚目の写真は，テレビ放送で佐々木禎子さんについて話を聴く３年生の子どもたちの様子です。

　４年生の音楽の時間の様子です。４年生は，「音の動き方を生かして旋律をつくろう」という学習をしました。その学習の中で，一人一人が旋律をつくりました。

　今日は，「つくった旋律を演奏しよう」という学習でした。音楽室で初めてオルガンを使いました。そして自分のつくった旋律を演奏しました。

　初めてのオルガン。約束を守って上手に扱っていました。

　５年生の算数科「小数の倍」の授業の様子です。この単元では，倍の意味を図や式を用いて考える力を養い，整数と小数の倍の意味を統合的にとらえたり，これまでの倍の学習を生活や学習に活用しようとしたりする態度を養うことを目標としています。

　この時間も数直線を使って数量の関係をとらえていました。５年生の授業に向かう真剣な表情や態度がとてもよいです。

　１年生の図画工作科「ぺったんコロコロ」の様子です。材料に絵の具をつけて画用紙に押し付けます。今日のめあては，「形の写し方を工夫して，楽しい模様をつくろう」です。

　いろいろな形の材料や色を使って，形を重ねたり並べたりしながら楽しんでいました。
「こんな模様もできるんだ！すごいな！」
と感心しながら子どもたちの作品を見て回りました。

　今日は，４年生のもう一つのクラスに行って，昨日と同様に「本川音頭」について話をしました。昨日と今日の２日間，子どもたちの前に立つことができて嬉しく思いました。子どもと一緒に同じ時間を過ごすと，元気が出ます。

「平和のことを話すと，本川の子どもたちは，真剣に考えようとします。」これは，以前に本校の教員が私に言った言葉です。昨日と今日，この言葉を実感しました。


　真っ直ぐな目でこちらを見つめ，伝えようとしていることを心で受け止めようとしてくれます。そして吸収してくれます。こんな子どもたちに，ヒロシマのことをもっと語っていきたいと思いました。

　今日の給食は，麦ごはん，赤魚の唐揚げ，いり卯の花，米麺汁，牛乳でした。

　今日は地場産物の日です。米麺汁に入っている米麺やえのきたけや小松菜は，広島県で多く作られています。米麺は，米を精米したあと，細かい粉にし，水を加えてこね，蒸して細く切って作ります。つるつるした口あたりや，もちもちした食感が特徴です。あっさりした味なので，和風，洋風，中華風，どの料理にもよく合います。今日はかつお節と昆布でだしをとった，和風の汁物にしました。

　２枚目と３枚目の写真は，給食室の様子です。米麺をほぐしている様子と，大きな鍋で調理している様子です。

　絵本のくにのテレビ放送による読み聞かせがありました。今日の絵本は，新美南吉の「にひきのかえる」です。新美南吉は，本校の卒業生である鈴木三重吉が主宰した「赤い鳥」に多くの童話を発表したことで知られています。子どもたちの大好きな「ごんぎつね」の作者でもあります。

　「にひきのかえる」は，こんなお話です。けんかを始めた２匹の蛙が「春になったら勝負をつける。」と言って冬眠に入ります。春が巡ってきて，２匹は，けんかをするどころか，お互いをほめ合います。この本を選んでくださった絵本のくにの皆さんの子どもたちへのメッセージを感じます。

　写真は，あおぞら学級の子どもたちの様子です。

　６年生の社会科の授業の様子です。弥生のむらや人々の様子を教科書や資料集を使って調べ，ノートにまとめています。

　米づくりが始まったころ，むらはどのような様子だったか，人々はどのような生活をしていたのか，写真やイラスト，地図などを見ながら考えていきます。

　みんな真剣にノートにまとめています。

　３年生が図画工作の時間に取り組んできた「くるくるランド」の作品がそろそろ完成しそうです。

　この作品は，設計図をかくことからスタートしました。そして，その設計図を基に，時間をかけて作りました。

　くるっと回すと，場面が変わります。それぞれ工夫して楽しい作品を仕上げていました。

　あおぞら学級の前を歩いていると，壁に書写の作品が掲示してありました。あおぞら学級には６年生が２人いますが，その作品があまりに素晴らしくて，思わず写真を撮りました。

　この作品は，「湖」という漢字の３つの部分の組み立て方を理解し，正しく整えて書くことを目標としています。それぞれの部分の幅や高さ，点画の形がどのように変わるのか，手本をよく見て書いていきます。２人ともポイントを意識しながら書いたことが作品から伝わってきます。

　５年生が家庭科の時間に，二つ穴ボタンを付けていました。最初に映像で付け方を学びました。そして，改めて付け方を確認した後，実際に練習用の布に縫い付けていきます。玉結びからスタートして，ボタンを縫い付け，玉止めで終わります。みんな真剣な表情です。裁縫道具を使って，できることがどんどん増えている５年生です。

　２年生が器械・器具を使っての運動遊びをしていました。マットを使ってブリッジをしたり，平均台や跳び箱を利用して山とびをしたりしていました。楽しみながら，マット遊びに必要な感覚を身に付けることををねらっています。

　この時期，体育館も暑くなります。熱中症対策を講じながら授業をしています。３枚目の写真のように，体育館に水筒を持って行き，水分補給ができるようにしています。

　今日の給食は，広島カレー，三色ソテー，牛乳でした。

　広島カレーは，広島市の給食で考え出された手作りカレーです。お店で売っているカレールウを使わず，給食室で小麦粉とサラダ油とカレー粉を炒めてカレールウを手作りしています。お店で売っているルウより，脂肪と塩分を減らすことができます。かくし味に，広島県特産のかきから作られるオイスターソースとお好みソースが入っています。

　本校の４年生の平和学習の一つに，「受け継ごう　伝えよう　本川音頭」があります。地域で踊られる「本川音頭」を知り，受け継いでいこうとする心情を育てることをねらいとしています。例年であれば，本川音頭保存会の方にご来校いただき，お話をしていただいたり，実際に踊りを教えていただいたりするのですが，コロナ渦にあり，それも叶いません。

　そこで，今日は，私がこれまでに地域の方々からいただいた資料やお聞きした話を基にして，４年生の教室で子どもたちに伝えました。
　
　原子爆弾が投下される前の本川地区のこと，投下された後の本川地区のこと，多くの尊い命がなくなったこと，盆踊りに込められた地域の方々の思い，４年生の役割などを話しました。

　子どもたちを前にしながら，「語り継ぐ」ということは，大人の大切な役割であると思いました。