６月４日〜１０日は，歯と口の健康週間です。６月４日を前に，４年生の教室では，学級活動で，歯と口の健康について取り上げていました。子どもたちは，ポスターを基にして，日頃の歯磨きの様子について振り返ったり，歯磨きの大切さについて考えたりしました。

　自分の歯や口の健康状況に関心をもたせ，どのように過ごしたら健康を保持することができるか考えさせるとともに，実践を促します。ご家庭でも話題にしていただけると，子どもたちの意識がさらに高まると思います。

　

　西校舎の「わくわくホール」を通りかかると，５年生の４人がかごに入った探検バッグを黙々と整頓しています。その姿があまりにも健気だったので，しばらく様子を見ていました。気持ちのよい働きぶりです。お陰で，次の人が気持ちよく使えるようになりました。

　もしかすると，私が通りかからなければ，誰にも気付かれなかったかも知れません。誰にもほめられなかったかも知れません。それでもこの子たちは，この仕事を進んでやっただろうと思います。ほめられることが目的ではなく，整頓してきれいにすることが目的だったからです。

　この子たちは，私が本川小学校に赴任した年に入学してきました。あどけない１年生だった子どもたちが，今では，こうして人目につかない仕事にも進んで取り組む高学年になりました。その成長ぶりを嬉しく思います。

　６年生の国語科「話の内容をとらえて，自分の考えをまとめよう」の授業の様子です。単元のまとめの学習でした。この単元で，何を学習してきたのか自分たちの学習を振り返っていました。

　話を聞くときにどんなことに気を付けたらよいか振り返る場面では，
「賛成や反対の理由を聞く。」
「『なぜなら』などのキーワードに注意して聞く。」　
「自分の考えと似ているところや違うところに気を付けて聞く。」
「条件に沿って話しているか確かめながら聞く。」
などを挙げていました。

　聞く力と話す力はつながっています。よい聞き方ができると，よい話し方ができるようになります。国語の学習が他の教科の学習にもつながっていくことを願っています。
　

　１年生の図画工作の授業です。紙を折って立てた形から思いついた物を作っていきます。紙を縦に折ったり横に折ったりして，立たせ方を工夫します。形や切り方を工夫しないと，完成したときに立たなくなってしまうので，頭の中で完成したときの形を思い描き，どこを切ったらよいか考えながら取り組んでいました。

　まずは，練習。失敗しても大丈夫。次はどのように切ったら紙が立つのか，失敗から学んで次に生かしていきます。試行錯誤が大切です。魚，バス，山など楽しい形ができていました。

　あおぞらＢ組の様子です。あおぞらＢ組は，３年生と６年生の子どもたちがいます。６年生の児童は交流学級での授業で別の教室に行っているため，この時間は，３年生が学習していました。担任が間に座り，学習の様子を見ています。

　午後からも集中してそれぞれの学習に取り組んでいました。真面目に取り組むところ，何に対しても一生懸命なところがよいところです。そして，何よりも礼儀正しく挨拶をするところが素晴らしいところです。

　今日の給食は，麦ごはん，鮭のレモン揚げ，大豆の磯煮，味噌汁，牛乳でした。

　鮭のレモン揚げは，鮭にでん粉を付けて，油で揚げ，レモン果汁の入ったたれを絡めています。噛むとレモンの風味が口いっぱいに広がります。

　本校では，今年度に入って残菜の量が減っています。子どもたちには，食事により，命をいただいているということ，給食ができるまでには多くの人に携わっていただいていることなどを意識してほしいと思っています。これからもしっかり食べてほしいです。

　新体力テストのソフトボール投げは，運動場にラインを引いて行います。本校では，ラインの準備が整っている６月２日（水）と６月３日（木）に全学年がソフトボール投げを実施することとしています。

　午後からは２クラス合同で４年生が実施していました。体の使い方やボールを投げる方向などのポイントを意識して投げていました。ボール拾いも自分たちで行っていました。

　２年生が生活科の時間に，平和の森で生きものを捕まえていました。この学習の目標は，「生きものを採取したり育てたりする意欲をもち，自分で生きものを見付けることができるようにすること」です。

　網や虫かごを持って，平和の森を探検していました。２年生の子どもたちは，平和の森が大好きで昨日も来ていたので，どこにどんな生きものがいるか詳しく知っています。子どもたちの瞳がきらきら輝いています。

　命ある生きものを慈しみ，大切にしながら学習を進めていきます。

　２年生は，先日植えた野菜に毎日水やりをして大切に世話をしています。西校舎の前に鉢を並べ，登校したら教室に上がる前に水やりができるようにしています。

　今日は，生活科の時間に観察をしていました。
「ほら，見て，花が咲いてるよ。」
「黄色い花がこっちにもあるよ。」
　子どもたちが嬉しそうに教えてくれます。

　ミニトマトかピーマンの好きな方を選んで育てていますが，友達の鉢の様子も見ることができるので，２種類の野菜について，同じところや違うところを比べることもできます。収穫できるまでは，もう少しかかりますが，きっと毎日新しい発見をしながら育てていくことでしょう。

　今朝，いつものように正門で子どもたちを迎えていると，ある兄弟が二人で一緒に登校してきました。今日は，熱中症に罹らないようにとお母さんが水筒を準備してくださったのだと教えてくれました。きっとお母さんが
「熱中症に気を付けてね。」
とお話ししてくださったのでしょう。二人とも嬉しそうです。保護者の方がお子様を送り出されるときのちょっとしたひと言で，その日１日を頑張る元気が湧いてくるのだなと思いました。

「よかったね。これで，今日は安心だね。じゃあ，アサガオが熱中症にならないように，水をたっぷりあげておいてね。」
と伝えました。

　二人が教室に向かった後のアサガオも何だか嬉しそうでした。

　３年生の国語の時間の様子です。先日から，授業の中で国語辞典を使用しています。国語辞典の仕組みを知り，使い慣れることで，分からない言葉を自分で調べることができるようになります。今日は，じゆう（自由）とじゅう（十）はどちらが先に載っているか調べていました。

　本川小学校では，平和を発信する子どもたちの語彙を豊かにし，表現力を高めていきたいと考えています。国語辞典の活用は，語彙を豊かにすることにつながります。そのために辞典を引く経験を多くし，辞典を使うことを習慣化させていきたいと思います。

　運動場では，１年生が新体力テストのソフトボール投げに挑戦しているところでした。まずは，教室で，ソフトボール投げの方法について説明を聞きました。投げる場所，待つ場所，ボールを拾いに行く方法などよく聞いて，運動場ではスムーズに動くことができていました。

　直径２ｍの円内から投球します。２回投げてよい方の記録をとることになっています。１年生の子どもたちは，力いっぱい投げて頑張りました。

　６年生は，体育の授業で１日をスタートしていました。体育館で授業の様子を観察したときには，新体力テストの長座体前屈に挑戦しました。

　まずは，準備運動で体をほぐしました。その後，担任の手本を見て，テストの方法を学びました。長座体前屈は，腕をまっすぐにして，ゆっくりと体を曲げて箱を両手で押します。そして，前屈した距離を測ります。グループで協力して記録をとりました。

　朝から体を動かすと，１日を元気に過ごすことができそうです。

　今日の給食は，麦ごはん，豆腐と牛肉の四川風炒め，中華サラダ，牛乳でした。
　
　今日は地場産物の日です。豆腐と牛肉の四川風炒めに入っているチンゲンサイと，中華サラダに入っている鶏卵やきゅうりは，広島県で多くとれます。夏が旬のきゅうりは，95％が水分なので，手軽に水分補給ができます。また，カリウムなどのミネラルも含まれています。よく汗をかく夏にしっかり食べたい野菜ですね。

　１年生の様子です。平仮名の「そ」を練習しています。「そ」は，文字を習い始めたばかりの１年生にとっては，なかなか形がとりにくい字です。丁寧になぞり書きをしながら，ゆっくりと書いていきました。

　１年生では，このようにして，形を整えて書くことができるように１文字ずつ学習していきます。

　この歳になっても，ふと自分が小学校時代にお世話になった先生を思い出すことがあります。何気ない学校生活の一コマがその先生との思い出となって懐かしく蘇ってきます。そして，心が温かくなります。

　昼休憩に２階から運動場の様子を見ていました。今日もあちこちで先生の後を嬉しそうに追いかける子どもの姿があります。この子たちが大人になったとき，こうして運動場で先生と一緒に遊んだ思い出が心の支えとなればよいなとしみじみと思います。

　平和の森にビオトープがあります。夕方，日が陰り始めるとビオトープに住んでいるカエルが鳴き始めます。一瞬，この本川小学校が広島市の中心部にあることを忘れてしまうほどです。田舎で育った私は，このカエルの鳴き声を聞くと，心が落ち着きます。

　今日は，このビオトープに２年生が集まっていました。どうやら，おたまじゃくしを見付けて喜んでいるようです。
「あ，おたまじゃくし！」
「ここにもおる！」
「全部で４匹じゃ！」
「もっとおる！」
　子どもたちの姿も会話も微笑ましく思います。
　
　広島市の中心部で，子どもたちが緑を感じ，生き物を身近に見付けることができる環境をありがたく思います。

　あおぞら学級から電子オルガンで「こいのぼり」の曲を弾いている音が聞こえてきます。先週よりさらに上手になっていて驚きました。指を確認して一つ一つの音を確かめながら弾いています。指で押さえると音が出る喜び，その音が連続して曲になる喜び，自分で最後まで弾くことができる喜び，担任から褒められる喜び・・・学ぶことの喜びがこの時間に凝縮されているように感じました。できるようになったことが嬉しくて，これからも何度も弾いて，さらに上手になることでしょう。

　５年生になってスタートした家庭科の授業。５年生の教室では，「裁縫道具の名前をおぼえよう」という目標で学習を進めていました。裁ちばさみ，糸切りばさみ，縫い針，まち針，針さしなど，実物と結び付けて名前を確認しました。その後，裁ちばさみを使ってフェルトを切り，自分の顔をつくっていました。家庭科の学習が子どもたちのこれからの日常生活に生きるものとなるよう，役立つものとなるように進めていきたいと思います。

　６年生の図画工作科の作品です。紙粘土を使って作りました。色も形も本物そっくりです。さすが６年生です。寿司，オムライス，餃子，焼売・・・どれもおいしそうです。完成した作品を見て歩くと，
「わあ，すごい！」
と思わず声が出てしまいます。こんな作品を作ることができるのは，きっと日頃から食べ物に関心をもっているからなのでしょうね。