今日の献立は,麦ごはん,ひじきの佃煮,さけの塩焼き,みそすいとん,牛乳でした。
今日はごはんの残食率が1.3%と,とても少なかったです。
ごはんのおとも,ひじきの佃煮(これがとてもおいしいのです)があったことや,さけの塩焼きの塩気がしっかりしていたためかな?と分析しました。
しかし,今日,見ていただきたいのは,給食室はがんばった!のすいとんです。
給食のすいとんは小麦粉に上新粉,食塩を混ぜ,ぬるま湯でこねた後に,30分寝かせます。
写真(2枚目)でbefore after を表してみました。
少しわかりにくいのですが,30分置いた方が,きめが細かく,粘りが強い生地になっています。
こうすることで,すいとんのもちもち感が出るのですね。
さて,生地ができあがったら,給食室メンバー一斉動員で,すいとんをゆでていきます。(写真3枚目です。)
食器に生地を取り,スプーンで一口大をすくってはお湯の中に入れていきます。
同じゆで具合になるように,短時間でたくさん仕上げられるように,人数が必要になってくるわけです。
朝のミーティングでお願いしたことは,「大きさに注意して!一年生の顔を思い浮かべて!」ということでした。
もっちもちのすいとんが大きい状態で,一年生のところに届いてしまうと,一年生はいつまでもお口の中にすいとんが,噛んでも,噛んでもすいとんが…ということになってしまいます。
また,作る側としては,たくさんのすいとんをせっせ,せっせと作るので,時間の経過とともに,ついつい形が大きくなっていく…という給食室あるあるがあります。
今日は,釜を囲んで,それぞれが口々に「小さくよ,小さくよ…。」とつぶやきながら,そして「大きくなりよるよ!」と声を掛け合いながら,作りました。
努力のかいあって,校長先生の検食を釜から取るときに,すいとんが沈むためもあるのですが,「すいとんが見つからない…。」と私がつぶやくことになりました。
それくらい他の具材と同化した,ちょうどいい大きさに出来上がりました!