あいにくの雨で，キャンプファイヤーはキャンドルサービスに変更になりました。
第一部のようすです。
真っ暗な中，ろうそくの火が運び込まれ，燭台に灯されました。

今日はたくさん歩いておなかもすきました。
夕食が待ち遠しかったです。

いよいよ龍源寺間歩に到着しました。
入り口は思っていたより小さかったです。
中に入ると，のみを使って手で掘ったあとが残っていました。
２４時間掘っても３０ｃｍしか進めなかったそうです。
江戸時代には世界の銀の産出量の３分の１がとれていたことにびっくりしました。

「間歩」というのは，今の呼び方では「坑道」だそうです。
道のすぐ横にも小さな「間歩」がたくさんあります。
石見銀山全体では６００以上も見つかっているそうです。

いよいよ龍源寺間歩を目指します。
雨の中でも，毛利家ゆかりの神社など，ガイドさんが説明してくださいました。

熊谷家住宅の台所以外も見学をしました。
ワークシートを使いながら，分からないところはどんどん質問をしました。
石見銀山一を誇った商家の生活の様子が見えてきたでしょうか。

ご飯の最後に珍しいお茶をいただきました。
「なんぞかんぞ茶」というそうです。
ドクダミ，クマザサ，エビスグサ，クワ，ビワの葉を使った野草茶です。
後味がすうーっとしておいしかったです。
ひいおばあちゃんが入れてくれたお茶の味に似ていると感想をもった人もいました。

食べ終わった後は，みんなで協力して後片付けです。
かまどで作ったご飯はおいしかったけど，炊飯器やガスコンロ，ＩＨも無い時代には，ご飯を１回作るのも大変だったことが分かりました。

みそ汁もできあがり，みんなでおいしくいただきました。
羽釜で炊いたご飯はひと味違います。
お魚は，オキギスです。

お米の炊け具合を確認します。
立ち上る湯気と一緒に「おぉ〜。」という歓声も上がります。
ぴかぴか光るご飯が炊けていました。
すぐに，２本のしゃもじを使っておひつに移しました。

薪の入れ方を教わったので，火もうまくつけることができました。
煙たいけどがんばれ！

かまどを使うには薪が必要です。
薪割りもしました。
パカッと割れると気持ちいいですね。

羽釜を井戸まで運びます。１升だきの羽釜は２人じゃないと運べない重さです。
上から押すようにしてお米を研ぎます。釜が大きいので，お米を研ぐのも大変です。
お米の研ぎ汁は，汚れを落とす力があるので，洗い物に使うそうです。

２つの班に分かれて「ご飯」と「みそ汁」を担当します。
ご飯グループは，お米を量る「升」の勉強です。
小さい升は「１合」，一番大きな升は「１升」，１０合が１升でした。

熊谷家の台所です。
自分の家のキッチンとはずいぶん様子がちがいます。
これから，この台所を使って，ごはんとみそ汁をつくります。

あいにくの雨になりましたが，バスで世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」に来ました。
江戸時代の様な大森の町を歩いて，重要文化財「熊谷家住宅」に行きました。

「夜の町をかこう」
クレヨンと水彩絵の具を使って作品をつくります。
黒のクレヨンで紙面を細かく区切り，その中に水彩絵の具で色をつけていきます。

生命の不思議さについて考える授業です。
生き物と機械の違いを考えることで，生命の不思議さに迫ります。

食堂で朝食をとりました。
朝からなかなかのボリュームです。
地元の三瓶牛乳がおいしいです。

朝起きると，身辺整理や洗顔をします。
健康観察で検温もします。
その後，朝食前に掃除をしました。