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最新更新日:2025/07/03 |
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夏休み前テレビ放送![]() ![]() 生徒指導主事からは,夏休みを迎えるにあたり,ゲームや動画との上手な付き合い方を考えること,「おうち時間割」を作り生活リズムを乱さず過ごすこと,の2つの話がありました。 学校長の話 みなさんは,これから夏休みを迎えます。 先日,自分の夢に向かって努力を積み重ねている水泳選手の池江璃花子さんの話をしました。自分の将来のために,夢を実現する力を身につけるために,勉強をして賢く,優しくなってほしいと伝えました。これは夏休みの期間も同じです。 今年の夏休みは,学校からの宿題は少なくしています。その理由は,夏休みだからこそ,自分にできることに挑戦してほしいと考えているからです。興味があることを調べたり,本を読んだり,想像したものを作ったり,絵に描いたり,家の仕事を手伝ったり,少しでも自分が成長したと感じられるように何かに挑戦してみてください。 8月20日,より賢く,より優しくなったみなさんに会えるのを楽しみにしています。 最後に,4月1日から保健室でみなさんの心と体を守る仕事をしてくださっていた山田愛弓先生が,宇品小学校での仕事が今日で終わりになります。みなさんのことを大切に考えてくださった先生です。私も本当に感謝しています。山田先生ありがとうございました。 平和学習日2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2・3校時は,各教室で,ビデオを視聴し,感想を書いたり交流したりしました。2校時は,1〜3年生が「はとよ ひろしまの空を」を,3校時は,4〜6年生が「ヒロシマに一番電車が走った」を見ました。ビデオを見る子供たちの目はとても真剣で,低学年の子供たちからは,思わず心の声が漏れる場面もありました。 平和学習日1![]() ![]() ![]() ![]() 1校時前半は,テレビ放送がありました。司会は児童朝会委員会が務め,内容は学校長の話と児童運営委員会による朗読劇でした。児童運営委員会の子供たちは,事前に準備・練習を行い,朗読劇をビデオに録画していました。今日は,それが宇品小学校の全クラスのテレビで流されたのですが,平和への思いが伝わってくる,素晴らしい朗読劇でした。 平和学習日 学校長の話
1945年8月6日8時15分 広島に原子爆弾が落とされました。この原子爆弾が落とされると,爆弾が爆発した衝撃で建物は崩れ,多くの人が建物の下敷きになりました。また,爆弾から放たれた熱や放射能のせいで,人々は一瞬にして体が焼かれてしまい,約14万人の人々が亡くなりました。
今,宇品がある広島市の南区に住んでいる人は約14万人います。 原子爆弾は,今,南区で生活している人の数と同じぐらいの数の人の命を一瞬で奪いました。それほど原子爆弾はとても大きな威力で恐ろしい爆弾でした。 この戦争では,日本では約300万人以上の命が奪われ,世界では5000万人以上の命が奪われたと言われています。 明日の8月6日,原爆や戦争で命を奪われた多くの人々に祈りを捧げるとともに,戦争のない平和な世の中をつくることを誓ってほしいと思います。 6年生が平和について書いた作文を読みます。 「未来の平和のために」 6年4組 河村 知桜(かわむら ちおり) 広島には,昔から人々が大切にしてきた笑顔,場所がありました。 昭和20年8月6日午前8時15分,人間が始めた争いのせいで広島に原爆が落とされ,多くの命が奪われ,人々が大切にしてきた笑顔や場所も奪われました。 私は,5年生の時の平和学習で,宇品に住む桑原さんから原爆の話を聞きました。桑原さんは,学校に行く途中で被爆しました。原爆が落とされた時,桑原さんは家がある宇品まで必死で逃げてきたそうです。桑原さんの話は,原爆のことを知らない私でも一生心に残る,とても可哀そうな気持ちと,とても恐ろしい気持ちになりました。 原爆が落とされた広島で,人々から奪われなかったものが一つあります。それは,人々のつながりです。誰もが考えたことさえもなかった苦しみの中で,広島の人々はお互いに思いやり,助け合いながら,広島の街を復興するために努力しました。どんなに苦しくても,悲しくても,手を取り合い励まし合いました。広島の人々がつながりあっていたからこそ,広島を復興させることができました。 今,私たちは新型コロナウイルスという目に見えないウイルスと戦っています。このウイルスで当たり前だと思っていたことができなくなりました。学校に行くこと,授業を受けること,友達との会話ができなくなりました。人々から笑顔がなくなり,不安な気持ちでいっぱいになりました。戦争とは違うけれど,平和ではない世の中になりました。 そこで,私は平和について考えてみました。戦争がないこと,人々の笑顔があること,明るい生活を送れること,相手を思いやるやさしい気持ちがあることが平和だと思いました。 新型コロナウイルスの経験を通して,笑顔で明るく生活するという当たり前のことが,どんなに平和な日々であったのかを,今,実感しています。 新型コロナウイルスと戦っている今,国が違っていたり,言葉が通じなかったりしても,みんなで協力して世界に笑顔を取り戻そうとしています。みんなの心が一つになれば必ず乗り越えられ,みんなが安心して暮らせることができると思います。戦争から広島の人たちが立ち上がったように,未来は平和になると信じています。一人一人が命を大切にして,つながりあって,世界中の人々が笑顔になることを願っています。 河村さんの作文にあるように平和とは,みんなが笑顔で幸せに暮らせることです。平和な世の中は,すぐに作られるものではなく,大人になってから作っていくものでもありません。 家族や友達,地域の人が笑顔になることを考えて,自分にできることに取り組んでみましょう。きっと,たくさんの笑顔がみなさんから広がるはずです。平和な世界をみんなで築いていきましょう。 ![]() ![]() 折り紙クラブの折り鶴![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 明日は,夏休み前の最終登校日で,平和学習日にもなっています。1時間目には,テレビ放送による平和集会があり,その後,平和への願いを込めて,全校児童で折り鶴を折ることになっています。 1年生国語科「たのしいな,ことばあそび」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 6年生国語科「私と本」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 4年生国語科「新聞を作ろう」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今日の5校時,4年1組の子供たちが,出来上がった新聞を見合い,感想を付箋に書き込んでいました。そして,その付箋は,その後,それぞれの新聞のそばに,ずらりと貼られていました。記事の内容や新聞の書き方について,こんな所がよく分かったよ,こんな所が面白かったよ,と具体的なコメントがたくさん書かれていました。新聞を作成した子供たちも,このようにしっかりと反応が返ってくると,作りがいがありますね。 5年生算数科「小数の倍」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() しかし,この0.6875と0.75という数字をどう見るか,子供たちの間で論争となりました。始めは,0.75のハンバーガーの方がより安くなったという意見が多数を占めていましたが,議論を重ねていくうちに,0.6875のおにぎりの方がより安くなったという意見が多くなっていきました。最後は,安くなった割合の方に着目した児童が,それを図で示したことで,多くの子供たちから,「分かった。」の声が上がりました。自分たちで議論しながら,答えに辿り着いた子供たちの姿に感心させられました。 6年生 プログラミング学習![]() ![]() ![]() ![]() 6校時は,コンピュータルームに行き,ソフトを使って,実際に簡単なプログラミングを経験してみたそうです。 2年生算数科「時こくと時間」![]() ![]() ![]() ![]() 5年生音楽科「いろいろな合唱」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 不審者対応研修![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 5年生算数科「合同な図形」![]() ![]() ![]() ![]() 3年生理科「風やゴムの力」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 昨日は,広い音楽室で,ゴムの本数や伸ばす長さを変えてゴム車を走らせ,進んだ距離を記録していきました。ゴムの数は1本と2本,伸ばす長さは,5cm,10cm,15cm,20cmの4通りです。結果は,図にシールを貼ってまとめました。 今日は,8つのグループの結果をもとに,分かったことを話し合っていきました。どのグループの図も,はっきりとした結果が出ていたため,伸ばす長さが長いほど遠くまで進むこと,伸ばす長さが同じなら1本より2本の方がよく進むこと,がすぐに分かったようです。 6年生算数科「比」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 6年生社会科「武士の世の中へ」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2年生算数科「水のかさのたんい」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本日の登校について(7/28)
現在,広島市に大雨警報が発令されておりますが,通常通り行います。気を付けて登校してください。
給食放送 学校長の話・新しい先生の紹介
水泳の選手である池江璃花子選手が,来年,東京オリンピックの開会式が行われる国立競技場でオリンピックに対する思いを伝えておられますので,一部分を読んでみます。
本来なら7月24日,オリンピックの開会式が華やかに行われているはずでした。私もこの大会に出るのが夢でした。オリンピックやパラリンピックは,スポーツをしている選手にとって特別なものです。その大きな目標が目の前から突然消えてしまったことは,選手にとって,言葉にできないほどの喪失感だったと思います。 私も白血病という大きな病気をしたからよく分かります。思っていた世界が一夜にして別世界のように変わる。それはとてもキツイ経験でした。救いになったのは,お医者さんや看護師さんなど,たくさんの医療従事者の方に支えていただいたことです。しかも今はコロナという新たな敵とも戦っている。本当に感謝しかありません。 今から1年後,オリンピックやパラリンピックができる世界になっていたら,どんなに素敵だろうと思います。スポーツは人に勇気や絆をくれるものだと思います。私も闘病中,仲間の選手の頑張りにたくさんの力をもらいました。ただ,世の中がこんな大変な時期に,スポーツの話をすること自体,否定的な声があることもよく分かります。ただ,逆境からはい上がっていく時にはどうしても希望の光が必要です。 希望が遠くに輝いているからこそ,どんなにつらくても前を向いて頑張れる。私の場合,もう一度プールに戻りたい。その一心で辛い治療を乗り越えることができました。世界中のスポーツ選手と,選手たちから勇気をもらっている全ての人のために,1年後の今日,この場所で希望の炎が輝いてほしいと思います。 水泳選手 池江璃花子 オリンピックやパラリンピックを目指している選手,そしてオリンピックやパラリンピックを運営するスタッフの方々は,1年後の開催に向けて毎日一生懸命努力しておられます。 児童のみなさんには,未来があります。自分の夢をもち,その夢を叶えることができます。今,みなさんが勉強しているのは,自分の未来のため,夢を実現するためです。 今日という日は,過ぎてしまえばもう返ってきません。小学校生活は一度きりです。小学校生活をやり直したいと言ってもやり直すことはできません。自分のために,大人になった時の自分の将来のために,毎日勉強やスポーツ,お友達との関係を大切にしてほしいと思います。 1年後,オリンピックとパラリンピックが開かれ,みなさんがより賢く,心優しくなっていることを,私も願っています。 それから,今大切なのは,コロナから自分や友達,家族の健康を守るために,手を洗うこと,教室でマスクをすること,友達との間をあけること,人とぶつからないために廊下を走ったりしないこと,この約束を大切にしてください。 最後に,宇品小学校で,皆さんのために働いてくださる新しい先生を紹介します。皆さんが勉強や生活で困った時に助けてくださる竹谷由紀子先生と,美味しい給食をつくってくださる屋敷雪乃先生です。 嬉しかったこと,困ったことがあれば,お二人の先生はもちろん,宇品小学校の先生方に相談してください。宇品小学校の先生方は,皆さんのことを大切に考えてくださいます。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
広島市立宇品小学校
住所:広島県広島市南区宇品御幸四丁目5-11 TEL:082-251-8304 |