最新更新日:2024/09/27 | |
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平和のつどい明日,ヒロシマは,8月6日を迎えます。子どもたちには,これまでの平和学習に加え,今日の平和のつどいの内容も心にとめ,戦争の悲惨さや平和の大切さについて考えてほしいと思います。 平和のつどいまず,原爆ドームに向かい,黙祷を捧げました。そして,私から,子どもたちに校内放送にて次のような話をしました。 【校長の話】 昨日の朝,私は,本川小学校の平和資料館の窓から外を眺めました。窓からはまぶしく光る夏の空と登校してきた皆さんの姿が見えました。そして,路面電車のガタゴトという音と一緒に賑やかな蝉の鳴き声が聞こえてきました。そのとき思いました。75年前の8月6日8時15分までは,きっとこの窓の外に同じような日常の光景が広がっていただろうと。 昭和20年8月6日8時15分,本川小学校からわずか350mしか離れていない場所で原子爆弾がさく裂しました。そのとき,校舎は鉄筋の部分だけを残し全部焼けてしまいました。そして約400名の子どもたちの大切な命が一瞬のうちに奪われました。今,本川小学校に通う皆さんとほぼ同じ人数です。多くの子どもたちが,炎と熱で地獄のようになった状況の中で,全身に大けがや大やけどを負い,家族を恋しがり,泣き叫びながら,死んでいったことを想像すると,とても悲しく,胸が張り裂ける思いがします。 6年生が平和学習のとき,次のような文章を書きました。 「私たちは,今までに,この本川小学校という場所で,どこよりも平和ついてたくさんのお話を聞かせていただきました。実際に戦争にあったわけではないけど,戦争を『昔のこと』で終わらせるのではなく,私たちが実際に被爆された方々の思いを知り,もし自分だったらと寄り添い,その思いを考え,未来へつないでいかなくてはならないと思いました。」 と。 この後,皆さんは「夏服の少女たち」というビデオを見ますが,6年生の文章にもあるように,どうか「もし自分だったら」と考えながら見てほしいと思います。そして,今の自分に何ができるかをしっかりと考えてほしいと思います。 夕方には,本川小学校で,原爆投下の犠牲となられた方々の魂を慰める慰霊祭が行われます。皆さんの住む本川の地域は,今日,平和への祈りの1日となります。皆さんも戦争と平和についてしっかり考えていきましょう。明日は平和記念日で,本川小学校はお休みです。平和記念式典の様子をテレビで見たり,家族の人と戦争や平和について話し合ったりして,8月6日を大切に過ごしましょう。 被爆校舎からきっと,あの日の朝8時15分までは,今日と同じような光景がこの窓の外に広がっていたことでしょう。 ヒロシマはもうすぐ8月6日を迎えます。 夏休みまであともう一息登場人物になりきってあおぞら学級 灯ろう灯ろうには,「けんかをしない。」「みんなが笑顔になるようにする。」「みんなとなかよくする。」など,平和のために自分にできることを考え書いていました。 お楽しみ会「みんなこの本を見て作ったらいいよ。」 と言ったのは4年生でした。頼りになる存在に育っていることを嬉しく思いました。 エーデルワイス〇マスクを着用したまま,運指のみの練習を十分にします。 〇児童と児童の間を可能な限り離します。 〇吹く方向を揃え,短時間で演奏します。 〇窓を開け,換気を行います。 〇演奏後は,すぐにマスクを着用します。 活動が制限された中での学習ですが,澄んだ音色で「エーデルワイス」を演奏していました。 電流のはたらき慰霊祭に向けて平和資料館には,修学旅行の下見のために,学校関係の皆様の訪問が続きました。 文字の組み立て方に気を付けて書こうおおきなかぶ子どもたちの表情を見ると,「おおきなかぶ」の物語の世界にぐいぐいと引き込まれていることが分かります。きっと頭の中に,その子どもなりの想像が広がっていることでしょう。こんなふうに,国語科の授業で,初めての物語文に出会うときの子どもたちの表情を見ると,わくわくしてきます。 「うんとこしょ,どっこいしょ」 みんなで大きなかぶを引っぱる場面になると,教科書から顔を上げてにっこり笑って私を見る子どもがいました。この瞬間,物語の世界を共有することができた気がして嬉しくなりました。 英語この単元では,勉強したい教科やなりたい職業について,短い話を聞いて,その概要を理解したり伝え合ったりすることができるようになることをねらっています。 写真は,音声から教科を聞き取っている場面です。 5年生 小物作りに挑戦!安全マップづくり夏休みは,学校を離れて過ごします。この学習を生かして,安全に過ごしてほしいと思います。 3年生 平和学習今日,本校の平和資料館に行くと,3年生の子どもたちの姿がありました。地下室では,原子爆弾によって広島の街がどのようになったのかについて知るために,展示してあるパノラマをじっくり見ていました。分かったことや見つけたことを友達や担任に伝えていました。また,1階の展示室では,新設された居森清子さんのパネルを中心に,写真や溶けたガラスを丁寧に見て回っていました。 これまでに,プリントなどを使って学習を深めてきていたので,子どもたちは平和への意識をもって見学することができていました。子どもたちの関心の高さは,今日の表情に表れていました。 この授業の後,担任が私に話した言葉が心に残りました。 「やはり,本物の力はすごいと思いました。」 本校の平和資料館という本物が子どもたちに訴える力,その力を心で感じ取る子どもたち。そして,そんな子どもたちの様子を見て,本川小学校平和資料館の価値や役割を改めて実感する担任。本校の平和学習の意義を深く実感することができる授業でした。 学校協力者会議学校からは,学校経営方針や年間行事計画についてお伝えしました。委員の皆様からは,それぞれのお立場からの情報を提供していただき,有意義な会となりました。 平和資料館を見学して〇熱で溶けたものや模型がありました。平和資料館の先生もいました。ニワウルシのお母さんもいました。また来て,平和の気持ちを知りたくなりました。 〇原子爆弾は,鉄を溶かしてしまうのでびっくりしました。千羽鶴の一つ一つに大切な願いがあることが分かりました。 〇熱で鉄が溶けるなんて思いもしなかったけれど,それだけ原子爆弾の威力が強いことを知ってびっくりしました。 〇人々が倒れているのが悲しかったです。原子爆弾はもうやめてほしいです。ニワウルシも倒れていて悲しかったです。 本日の登校について昨日,大雨警報が発表されたため,下校時刻には,教員による見守りを行いました。現在も,大雨警報が発表されています。「非常災害時の対応について」のとおり,本日は,通常どおりの登校となります。安全に気を付けて登校するよう,お子様に声を掛けてくださいますようお願いいたします。 本物そっくり! |
広島市立本川小学校
住所:広島県広島市中区本川町一丁目5-39 TEL:082-232-3431 |