最新更新日:2025/07/22
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子どもに自己実現力を

学校再開 全校朝会 校長先生の話 6月1日(月)

学校再開に向けて,校長先生から次のような話がありました。

 4月の途中から5月末まで,日本全国のほとんど全ての小中学校が「学校休業」となりました。新型コロナウイルス感染症防止のためです。このウイルスは,多くの人にり患し,今もなお多くの人が苦しんでいます。
 日本では1万6千人を超え,亡くなった方は5月末時点で886人になります。芸能人の志村けんさんや力士(相撲をとる人)さんも若くして,この世を去りました。
 広島市では,ここ数日現在,感染者は発生していませんが,一昨日,北九州市の小学生が5人り患しました。
 今日から学校再開するといっても,できる予防をしっかりする必要があります。校長先生としては,次の4つを心にとめてほしいと思います。
 1点目は,「学校生活リズムをとりもどそう」です。学校の生活リズムです。授業時間が来たら落ち着いて席に座ったりするなど,日常の学校生活に慣れていくことです。
 2つ目は,「前向きな気持ちになろう」です。体を動かす活動があれば,しっかり動かし,絵を描くときは楽しみながら静かに描いたり,学級の係活動では進んで行う,そういった前向きな気持ちと態度です。
 3つ目は,「みんなの約束やマナーを大切にしよう」です。コロナ対応の取り組みだけではありません。学校のルールがあることで,様々な活動ができます。例えば,上靴で歩かなければならないところを外靴で歩いたりしてはいけません。そういった約束のことです。さらにコロナ対策として,三密を避けることが大切になります。密閉,密集,密接です。「密閉」については,教室の窓を適切に開け,換気をすることです。空気の流れがないと,悪いウイルスが居留まることになります。次に,「密集」とは,みんなが集まるところをできるかぎり避けること。2mの間隔を取りましょう。「密接」とは,人と人の身体接触をできるかぎり避けましょう。うれしくてハイタッチすることや鬼ごっこをしてタッチすることをやめなければなりません。
 4つ目ですが,「あたたかい つながりを つくろう」です。学校は安心できる場所でなくてはなりません。現在のこうした状況から,ストレスや不安がつのり,人の悪口を言ったり,意地悪をしたりすることで解消してはいけません。まずは,わかりやすく言うと,小学校では「ふわふわことば」を使いましょう。中学校では,「相手を思いやる言葉」を使っていきましょう。人が失敗しても「どんまい」,「だいじょうぶ」そんな言葉が出るといいですね。
 しかし,私たちは未熟です。つらい時や不安な時は,周りにいる大人に相談してください。少しはましになるかもしれません。
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