最新更新日:2024/09/20 | |
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いろいろなはこから比治山オリエンテーリング比治山オリエンテーリング1〜6年生のたてわり班で,他学年と交流を図りながら協力し,クイズやゲームに挑戦しました。 子供たちは歩き疲れたといいながらも,自然の中でのびのびとした笑顔を見せてくれました。 比治山オリエンテーリング爽やかな秋晴れのもと、全校で比治山に出発しました。縦割りグループで1年生から6年生までが、協力して活動します。 後期始まる式後は、教室に帰るまで大変静かに落ち着いて行動することができました。 オタフクソース工場見学子供たちは,おたふくソース工場での話をしっかり聞いたり,工場内を食い入るように見たりして,学びある社会科見学になりました。 出来上がったばかりの熱いオタフクソースをもらった子供たちは,とてもうれしそうでした。 前期終業式「自他の命を大切にする子供の育成」に向けて
本校は,本年度広島市教育委員会から生徒指導研究推進校の指定を受け,いじめの未然防止と早期発見及び適切な対応の実践研究を進めています。特に「命の大切さ」に焦点を当て,「SOSの出し方」「心の回復力(レジリエンス)」に関する教育活動の促進を通して,「自他の命を大切にする子供の育成」を目指しています。
この取組の背景には,平成30年度3月末に文部科学省から,「いじめ防止の推進に関する調査結果に基づく勧告を踏まえた対応について」が全国の学校に通知され,いじめ防止対策を一層推進する旨が伝えられたことがあります。また,広島市の中学校生徒が平成29年7月,自ら命を絶ったとみられる事案では,学校が被害生徒へのいじめを正確に認知できなかったことが,広島市いじめ防止対策推進審議会による調査で明らかになったとの答申が大きく影響しています。この広島市いじめ防止対策推進審議会答申によって,真に実効性のあるいじめ防止の取組が提言されました。 いじめについては,平成25年度「いじめ防止対策推進法」の施行によって,「他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為」により「対象児童生徒が心身の苦痛を感じているもの」と定義が改められました。つまり,子供が自分の心身を傷つけられたと自覚したならばそれはいじめであり,普通はこの程度なら平気であるという見方・考え方は成り立ちません。学校におけるいじめ実態把握も,「発生件数」から「認知件数」となりました。本校におけるいじめ認知件数は,昨年度53件(すべて解決済み)であり,子供が心身の苦痛を感じた案件については,いじめではないか,いじめかもしれないと考え,決して見逃すことがないよう取り組んでいます。このような状況を深く受け止め,いじめの未然防止及び早期発見・早期対応に努め,更なる指導の徹底を図っていきたいと考えます。 そこで,いじめはどの子供にも,どの学校でも起こり得るものであることを十分に認識したうえで,次の点に重点を置いて一層取り組んで参りますので,今後とも御支援と御協力のほどお願いいたします。また,家庭において子供が発するどんな小さなサインでも,御遠慮なく担任・学校までお知らせください。 1 教職員が子供の思いに寄り添い,柔軟かつ効果的に対応する日常的なかかわりを通して,子供が自分の悩み事や周りで気になることがあれば,先生に相談してみようと思うような信頼関係を一層築いていく。一人一人の児童が自分はまわりから大切にされていると実感することにより,段原小学校が「いじめは重大な人権侵害であり,いじめを絶対に許さない学校」であることへの安心感をもつようにする。 2 いじめを未然に防止するために,一人一人の子供が,自らの存在感を実感でき,安心し快適に過ごすことのできる支持的な風土の醸成された学級・学校づくりを促進する。きめ細やかな観察,定期・随時のアンケートや教育相談等によって,子供の実態を的確に把握するとともに,道徳や学級活動,本校独自の「段原小なかよし宣言」をもとにした児童会による主体的な取組によって,子供同士の良好な人間関係を育てる。 3 いじめの早期発見及び適切な対応のために,日ごろの観察の中で子供の小さなサインに気付くようにする,また定期的なアンケートや教育相談により,子供のSOSを積極的に認知できるようにする。認知したいじめの対応に当たっては,疑いの段階も含め学校いじめ防止委員会を開催し,必要に応じて教育委員会や心理・福祉分野等の様々な関係機関と連携しながら,組織的に事実確認や対応方針を検討する。 4 教職員間のいじめに関する情報共有の徹底,学校いじめ防止委員会を中心とした対応,定期・随時の教育相談の実施,様々な分野の専門家との連携,校内研修の実施,地域・保護者との連携等,組織的・協働的な学校体制づくりを推進する。いじめを積極的に認知し,いじめを見逃さないようにするために,「教育相談・支援主任」を校内に位置付ける。 5 本校の本年度教育活動の重点である「学習の主体性」「コミュニケーション能力」「自他の命の尊重」「適応力・回復力(レジリエンス)」の育成を関連付ける要件として,学習や生活の指導において「自己決定の場を大切にする」「肯定的な評価を行う」「共感的な人間関係を構築する」に焦点を当てた取組を推進する。 児童館に行ったよ!児童館の職員からの説明で,ルールは安全のためにあること。職員は子供たちの喜ぶ顔が見たくて働いてくれていること。などを知り,大切なことを学びました。 ヌマジに行こうよなかよし遊び昼休憩に集まって赤白に分かれてじゃんけんをします。負けたら相手の色に帽子を変えます。大変な盛り上がりで,子供たちは大満足でした。最後にみんなでなかよし宣言をして終わりました。 修学旅行地域ボランティアの方へインタビュー夜回りというのは,夜に人通りが少なく危ない場所や交通事故の起こりやすい場所を巡回して歩き,安全を見守るお仕事だということ。いつでもみんなが安心して家まで帰れるよう心がけているということや,この町がいいなとみんなが思えるようにがんばっているということ。これからも3年生には,友達みんなで仲良く元気に遊んでほしいということなど,たくさんのお話をしていただきました。 子供たちは真剣にメモを取り,時間いっぱいまで質問をしました。 野外活動3日目子供たちは,野外活動の心得である「自主的に行動し責任を果たす」「気持ちの良いあいさつをする」「団体行動のきまりを守る」「みんなで力を合わせて楽しく」」「施設や自然を大切に」を意識しながら活動することを目標に三日間頑張りました。学んだこと,成長したこと,うまくいかなかったこと…。野外活動の経験を今後の学校生活に生かしていきたいと思います。 野外活動2日目野外炊飯では,火おこしや調理などうまくいかなかったこともあったようですが,完成した牛皿やサラダはとてもおいしく,子供たちも大満足でした。 その後のディスクゴルフでは,フリスビーをコントロールしながらゴールを目指しました。おいしいごはんの後,仲間と過ごす時間はとても楽しかったようです。 待ちに待ったキャンプファイヤーは,3部構成で行いました。1部では,みんなの呼び声で火を灯しました。2部では,ゲームやダンスで盛り上がりました。それぞれのクラスが練習してきたスタンツは大成功をおさめ,楽しい時間となりました。3部では,小さくなった火を囲み,トーチに火を灯して,誓いの言葉を言いました。最後は,ファイヤーロードを通ってバンガローへと戻りました。みんなで盛り上がったキャンプファイヤー。野外活動で一番の思い出になったようです。 野外活動1日目似島臨海少年自然の家に到着し,まずは,午後からの海洋学習に向けての事前学習をしました。整列や乗船,下船の仕方などを確認し,練習しました。午後になり,いよいよ実践です。堀口の浜までローボートを運び,班ごとに海に出ます。初めて海に出たときには,パドルの動きをそろえることや舵のとり方など苦戦することがたくさんありました。思ったようにボートが動かないもどかしさを感じたようです。しかし,2回目は,「キャッチ,オー!キャッチ,オー!」と仲間同士で声をかけ合い,息を合わせることで,ボートの操作が上達しました。協力することの大切さを学び,仲間との友情を深めることができました。 夜には,星空観察を行いました。少し雲が出ていましたが,夏の大三角を確認することができました。教頭先生から,星の光が地球に届くまでの時間や流れ星についての話を聞いて,宇宙の広さを知ることができました。 言い伝えられているお話を知ろう友達の発表を聞いて,伝承のお話のおもしろさに気付き,関心を広げる子供たちがたくさんいました。 栄養の木を育てよう子供たちは、「給食の時には好き嫌いせずに食べるように頑張る!」と言って,より一層はりきって給食を食べています。苦手な食べ物も少しずつ挑戦して克服できるようにしていきたいと思います。 虫捕り身近な生きものを捕って,育てて,観察しようという内容です。 子供たちは,「虫たちを飼うには,いた場所をよく見て,その場所と同じような場所を作ってあげよう」と考えました。 校庭に出て,草むらからバッタ,ダンゴムシなどを見つけ出し,捕まえて,大事そうに教室に持ち帰りました。 気持ち悪いといっていた子供も,かごに入ってじっとしている虫に親しみがわいて来たようでした。 虫捕りを日常的にできる環境とはいえない地域なので,貴重な体験でした。 「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて
昨日の大雨による臨時休校については,御協力をいただき,誠にありがとうございました。始業日ではありましたが,避難行動を促す警戒レベル3が発令されていたことを鑑み,登下校の安全を考慮して,このような措置をとりました。結果的には,線上降水帯にかからず天候はいくらか回復しましたが,最悪の場合を想定した危機管理に基づく判断として,御理解くださいますようお願いいたします。
さて,前期後半の始業に向けて,プログラミング学習,特別支援教育,生徒指導,不審者対応等の校内研修とともに,平成31年度全国学力・学習状況調査(6年生)の結果をもとに,日々の授業を改善することを目的とした校内研修を行いました。この傾向と対策の詳細については,後日お知らせします。 学力調査の意義は,標準化されたテストによって,現在の学力の獲得状況を把握し,日々の授業の改善に役立てることです。したがって,国・県・市との単純な比較をして,一喜一憂するものではありません。令和2年の新学習指導要領を見据えながら,(1)子供が見通しをもって粘り強く取り組み,自らの学習活動を振り返って次につなげる主体的な学び,(2)他者との協働や外界との情報との相互作用を通じて,自らの考えを深める対話的な学び,(3)習得・活用・探究というプロセスの中で,問題発見・解決を念頭に置いた深い学びを日常的な授業で具現化するよう,不断の授業改善に努めていきます。 この「主体的・対話的で深い学び」を実現するには,次の2点を踏まえて子供の「努力する」を引き出すことが重要であると考えます。 ひとつは,子供たちが目標を達成した自分の姿をイメージするとともに,達成のための具体的な行動目標を明確にすることです。ただ漠然とした目標を掲げて,「がんばる」というかけ声を繰り返すだけでは,子供の主体的な学びにつながりません。たとえば,「算数をがんばる」→「単元テストをすべて70点以上にする」→「家で1時間以上復習する」のように,「目標を設定する」→「何がどうなったら目標を達成できたといえるのかを明確にする」→「そのために自分は何をどうしなければならないのかを具体化する」を明らかにすることが大切です。これは,目標の逆向き設計ともいわれています。子供自身が自己決定・意思決定するとともに,高すぎない目標,低すぎない目標で,努力すれば手の届く到達可能な目標に設定することが重要になります。 次に,子供たちが「集中する・継続する」ことです。これは,「集中する」ことと「継続する」ことのどちらか一方だけではなく,双方が高い次元で結びつくことです。ノートの字を丁寧に書く,先生の話を正確に聴く,主語と述語をはっきりさせて話すなど,学習活動のひとつひとつを丁寧に行うのです。しかも,このような集中した学習活動が,決して一過性に終わらないように,根気強く続けて行うことが大切になります。和裁においても100枚縫えという教えがあるように,100日集中して継続できれば,少なくとも自分に何らかの向上・進歩が実感できるものと思われます。「努力する」ということは,「集中する・継続する」という土台を伴わなければ,決して成立するものではありません。 客観的・具体的な目標設定と,集中と継続に基づいた努力ができれば,子供は努力によって楽しさを味わい,やがて「努力する」こと自体が楽しくなってきます。段原小学校においては,「努力する」ことを,小学校期の学力形成における基礎・基本と捉え,すべての子供の「主体的・対話的で深い学び」を通して,確かな学力の向上を実現していきます。 |
広島市立段原小学校
住所:広島県広島市南区的場町二丁目4-19 TEL:082-261-4245 |