最新更新日:2024/09/25 | |
本日:2
昨日:209 総数:158000 |
たこあげなかよし宣言の取組(5年生)○命を大切にします ○友達のことを考えられる人になります ○困ったこと,心配ごとは相談します 「なかよし宣言」への意識を高めるために各クラスで取組を考え,先日,5年生は学年遊びを行いました。遊びの内容や日程は子供たちが計画し,1組対2組でドッジボールをすることになりました。学年全員で遊ぶ機会はほとんどないので,普段あまりかかわりのない友達ともかかわることができました。学年遊びを通して,学年のつながりがより深まったのではないかと思います。 版画に挑戦!図画工作科「たのしくうつして」で版画に挑戦しました。 最後の仕上がりまでをイメージしていくつかの作業を計画して実行していく学習活動です。 最後に版をはがすと前もってつけていた色と形が出てきます。 「うわーきれい!」「なかなかいい出来栄えだ!」 子供の目が生き生きとする瞬間でした。 なわとびに挑戦!「できるようになったよ!見てみて!」 冬休みに練習を継続してできるようになった技をアピールしてくれます。 子供たちの挑戦はこの冬まだまだ続きます 伝統工芸体験体験授業をしていただきました。 えんぴつに金ぱくをはったり,かんなで木をけずったり・・・ 普段できない体験に子ども達は大喜びでした! いもほり「Society 5.0」を主体的に生き抜く教育活動の推進
令和2年(2020年)がスタートしました。メディアでは,東京オリンピック・パラリンピックの開催についての話題が大きく取り上げられますが,本年は小学校において,新学習指導要領が実施される重要な年でもあります。段原小学校は,挑戦する学校・創造する学校を基本として,新しい学び文化の確立を目指します。そして,心身ともにたくましく,思いやりをもち,主体的に学習する子供の育成を通して,段原小学校で学んでよかったと実感していただけるような教育活動を展開していきます。
学校でどのような子供を育てるのかという目標は,この子供たちが将来どのような社会を生きていくのかとの社会的要請に規定されます。現代社会は,先行き不透明で未来予測が困難な時代と言われています。このような状況の中で,5年後の社会を予測することさえ容易ではありませんが,近年「Society(ソサエティ) 5.0」という未来社会の姿が,教育現場にも徐々に浸透してきています。 内閣府によると,「Society 5.0」とは「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより,経済発展と社会的課題の解決を両立する,人間中心の社会(Society)」と定義されています。狩猟社会(Society 1.0),農耕社会(Society 2.0),工業社会(Society 3.0),情報社会(Society 4.0)に続く,「超スマート社会」を意味するもので,第5期科学技術基本計画(2016)において,わが国が目指すべき未来社会の姿として提唱されています。そこでは,IoT(Internet of Things),つまり,自動車や家電など,あらゆる人とモノとがインターネットを通じてつながり,自動認識,自動制御,遠隔操作できるようになることによって,様々な知識や情報が共有され,今までにない新たな価値を生み出すことになります。また,人工知能(AI)により,必要な情報が必要な時に提供されるようになり,ロボットや自動走行車,ドローンなどで,少子高齢化,地方の過疎化などのあらゆる格差を克服していくことが標榜されています。 このような社会の動向に伴い,令和2年施行の新学習指導要領においては,これからの社会で求められる学力の要素が「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「主体的に学習に取り組む態度」の枠組みで示されています。そこでは,何を知っているか・何ができるかだけでなく,それをどのように使うか,自らが問いを発して答えを創りだしていく資質・能力としての「主体性」や「創造力」が強く求められているといえます。 この「主体性」をどのように育てるかについては,自明なものではありませんが,最近の論調からいくつかの要件に収斂することができます。第1は,意味や意義を問うことです。日常の事柄に対して,「なぜか」という本質的な問いをもつことです。自問自答することによって,「何を目指し,どのようにすべきか」を自覚するようになります。第2は,自分で決めることです。自分の性格,能力,適性などを踏まえて,自分で選択・決定していくのです。まわりに同調するばかりでなく,自分らしさを発揮する経験も必要になります。第3は,見守り支えることです。子供が自分でできるように,大人が適切な指導性を発揮することです。細かく言ってやらせる過干渉や,子供任せの自由放任に偏ることなく,大人が責任をもって行動できる場面をつくり,うまく関わりながら導く必要があります。第4は,他者からの肯定的な評価です。事柄の意義を理解し,自分で決めて行動した結果に対して,まわりが認めることです。全体ではうまくいかなくても部分で捉えてほめたり,失敗しても努力や進歩を肯定的に評価したりすることが大切です。場合によっては,大きな失敗に対しても「よく思い切ってやった」とほめる度量があっていいのではないでしょうか。 「Society 5.0」の概念は,新学習指導要領のみならず,SDGs(持続可能な開発目標)・ESD(持続可能な開発のための教育)と関連付けられるものであると考えます。段原小学校においても,学習や生活の中で「自己決定の場面」「肯定的な評価の場面」「互いに共感する場面」を大切にする意図的・計画的な指導によって,予測される近未来「Society 5.0」を生き抜く資質と能力を育んでいきます。 学校朝会学校朝会では、校長先生より、新年の目標を立て、「続けること」「丁寧にすること」を意識して取り組んでいきましょうという話をしていただきました。子供たちは、新年最初の朝会を、とても引き締まった態度で臨むことができました。 |
広島市立段原小学校
住所:広島県広島市南区的場町二丁目4-19 TEL:082-261-4245 |