この冬一番の冷え込みの朝。子供たち念願の氷ができていました。「わー、氷。つるつるになってる」「見て、見て」「見せて、見せて」友達やお家の方と一緒に、登園時間は氷の話でもちきりでした。「明日も氷作ろうねー」「今度はプリンの容器に入れようかな？」「同じ所に置いたらいいんじゃない？」自然とのふれあいの中で、感じたり、気付いたり、不思議に思ったりする経験を大事にしたいと思います。

　年長組が、大きな模造紙に、鬼の絵を描いて色を塗りました。「顔は赤にしたい」「腕と足は太くして、金棒を描きたい」等、一人一人がイメージした鬼を楽しんで描いていました。途中、年少組が見に来て、「わぁ、大きい鬼！」とびっくりしていました。年長組も友達の鬼と自分の鬼を見比べて違いを感じたり、素敵なところを見つけたりして、互いに思いを伝え合っていました。片付けている最中の子供の一言…「この間の鬼さん、見に来てくれたらいいのにね」…また来てくれるかな？

みんなで力を合わせて、無事に鬼を退治できました。福の神様がやって来て「春を告げる水仙の花」と「一年の健康と幸せを願う豆」をもらいました。水仙の花に顔を近づけ「春の匂いだねー」とにっこり。会食では豆を食べて「元気が出たー」と顔を見合わせ嬉しそう。明日は立春。子供たちが元気に成長する姿を見ると、嬉しい春が待ち遠しい気持ちです。

今日は節分、豆まき会。先週、幼稚園には鬼の大きな手形がついた手紙が届きました。子供たちは、鬼を退治するために強くてかっこいいお面を作り、準備万端。今日の当番の子供たちは自分のおなかの中にいる「おねぼう鬼」を退治する！と張り切って発表してくれました。