最新更新日:2024/12/20 | |
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たこあげなかよし宣言の取組(5年生)○命を大切にします ○友達のことを考えられる人になります ○困ったこと,心配ごとは相談します 「なかよし宣言」への意識を高めるために各クラスで取組を考え,先日,5年生は学年遊びを行いました。遊びの内容や日程は子供たちが計画し,1組対2組でドッジボールをすることになりました。学年全員で遊ぶ機会はほとんどないので,普段あまりかかわりのない友達ともかかわることができました。学年遊びを通して,学年のつながりがより深まったのではないかと思います。 版画に挑戦!図画工作科「たのしくうつして」で版画に挑戦しました。 最後の仕上がりまでをイメージしていくつかの作業を計画して実行していく学習活動です。 最後に版をはがすと前もってつけていた色と形が出てきます。 「うわーきれい!」「なかなかいい出来栄えだ!」 子供の目が生き生きとする瞬間でした。 なわとびに挑戦!「できるようになったよ!見てみて!」 冬休みに練習を継続してできるようになった技をアピールしてくれます。 子供たちの挑戦はこの冬まだまだ続きます 伝統工芸体験体験授業をしていただきました。 えんぴつに金ぱくをはったり,かんなで木をけずったり・・・ 普段できない体験に子ども達は大喜びでした! いもほり「Society 5.0」を主体的に生き抜く教育活動の推進
令和2年(2020年)がスタートしました。メディアでは,東京オリンピック・パラリンピックの開催についての話題が大きく取り上げられますが,本年は小学校において,新学習指導要領が実施される重要な年でもあります。段原小学校は,挑戦する学校・創造する学校を基本として,新しい学び文化の確立を目指します。そして,心身ともにたくましく,思いやりをもち,主体的に学習する子供の育成を通して,段原小学校で学んでよかったと実感していただけるような教育活動を展開していきます。
学校でどのような子供を育てるのかという目標は,この子供たちが将来どのような社会を生きていくのかとの社会的要請に規定されます。現代社会は,先行き不透明で未来予測が困難な時代と言われています。このような状況の中で,5年後の社会を予測することさえ容易ではありませんが,近年「Society(ソサエティ) 5.0」という未来社会の姿が,教育現場にも徐々に浸透してきています。 内閣府によると,「Society 5.0」とは「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより,経済発展と社会的課題の解決を両立する,人間中心の社会(Society)」と定義されています。狩猟社会(Society 1.0),農耕社会(Society 2.0),工業社会(Society 3.0),情報社会(Society 4.0)に続く,「超スマート社会」を意味するもので,第5期科学技術基本計画(2016)において,わが国が目指すべき未来社会の姿として提唱されています。そこでは,IoT(Internet of Things),つまり,自動車や家電など,あらゆる人とモノとがインターネットを通じてつながり,自動認識,自動制御,遠隔操作できるようになることによって,様々な知識や情報が共有され,今までにない新たな価値を生み出すことになります。また,人工知能(AI)により,必要な情報が必要な時に提供されるようになり,ロボットや自動走行車,ドローンなどで,少子高齢化,地方の過疎化などのあらゆる格差を克服していくことが標榜されています。 このような社会の動向に伴い,令和2年施行の新学習指導要領においては,これからの社会で求められる学力の要素が「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「主体的に学習に取り組む態度」の枠組みで示されています。そこでは,何を知っているか・何ができるかだけでなく,それをどのように使うか,自らが問いを発して答えを創りだしていく資質・能力としての「主体性」や「創造力」が強く求められているといえます。 この「主体性」をどのように育てるかについては,自明なものではありませんが,最近の論調からいくつかの要件に収斂することができます。第1は,意味や意義を問うことです。日常の事柄に対して,「なぜか」という本質的な問いをもつことです。自問自答することによって,「何を目指し,どのようにすべきか」を自覚するようになります。第2は,自分で決めることです。自分の性格,能力,適性などを踏まえて,自分で選択・決定していくのです。まわりに同調するばかりでなく,自分らしさを発揮する経験も必要になります。第3は,見守り支えることです。子供が自分でできるように,大人が適切な指導性を発揮することです。細かく言ってやらせる過干渉や,子供任せの自由放任に偏ることなく,大人が責任をもって行動できる場面をつくり,うまく関わりながら導く必要があります。第4は,他者からの肯定的な評価です。事柄の意義を理解し,自分で決めて行動した結果に対して,まわりが認めることです。全体ではうまくいかなくても部分で捉えてほめたり,失敗しても努力や進歩を肯定的に評価したりすることが大切です。場合によっては,大きな失敗に対しても「よく思い切ってやった」とほめる度量があっていいのではないでしょうか。 「Society 5.0」の概念は,新学習指導要領のみならず,SDGs(持続可能な開発目標)・ESD(持続可能な開発のための教育)と関連付けられるものであると考えます。段原小学校においても,学習や生活の中で「自己決定の場面」「肯定的な評価の場面」「互いに共感する場面」を大切にする意図的・計画的な指導によって,予測される近未来「Society 5.0」を生き抜く資質と能力を育んでいきます。 学校朝会学校朝会では、校長先生より、新年の目標を立て、「続けること」「丁寧にすること」を意識して取り組んでいきましょうという話をしていただきました。子供たちは、新年最初の朝会を、とても引き締まった態度で臨むことができました。 球根植え今年最後の学校朝会
今年最後の学校朝会を行いました。
明日より冬休みです。子供たちは、ピアノ演奏の音色を聴きながら、落ち着いて体育館に集合することができました。 校長先生からの話は、あいさつについてでした。立ち止まってお辞儀とともに礼をする子が、とても増えてきています。今回は、更にすばらしいあいさつの方法として「先言後礼」を紹介されました。先言後礼とは、「おはようございます」と言いながら同時に礼をするのではなく、「おはようございます」と言ってから、その後で礼をするといった一連の動作のことです。より気持ちのこもったあいさつのできる段原っ子が増えることを期待します。 やきいも先週の自立活動でのいもほりで収穫したさつまいもで,やきいもをしました。うちわを順番に渡して協力して火をおこしました。ほくほくの美味しいさつまいができ,満面の笑みで頬張りました。 段原再開発
地域の方から,再開発前の段原の様子を教えていただきました。
たくさんの写真をみせていただき,今の場所と比較してくださったので,変化の様子がよく分かりました。 自分達が住んでいる町のことをもっと知る必要があると感じました。 食協食育授業食協の方々には,6月の田植え体験から始まり,11月の稲刈り体験,今回の食育授業と大変お世話になりました。ありがとうございました。 やきいもやきいも子供たちは土から掘り起こしたその大きさに大喜び。 続いてやきいも大会で収穫の喜びを味わいました。 広島BOX 交流事業1時限目は,「県立広島産業会館について」「広島県の製造業について」学びました。また,広島は鉄製品の製造が発展についても学びました。広島BOX見学では,たくさんの広島名物を目にし,広島の食品のすばらしさを感じることができました。 2時限目は食品工業技術センターについて学びました。センターでは主に,微生物を利用する技術,食品を加工する技術,食品を長持ちさせる技術について研究していることが分かりました。 3時限目は三島食品の方と一緒にふりかけを使った実験を行いました。 1日を通して,広島のよさや歴史について,学習を深めることができました。 広島ガスのサイエンスショー
広島ガスの方に出前授業に来ていただきました。
冷熱実験というテーマでたくさんの実験を見せてもらいました。 液体窒素を使って凍らせた時の変化は驚きでした。 PTCでリトミック最初は子供たちだけで講師の楽しい声かけに応じて体を動かしました。 その後保護者も交えてジェンカなどのダンスを大きな輪になって踊りました。 最後にはアーチをくぐって笑顔いっぱいのPTCを終えました。 個の学びと共生の学び
12月10日は世界人権デー,「すべての人間は,生まれながらにして自由であり,かつ,尊厳と権利とについて平等である」で始まる「世界人権宣言」が1948(昭和23)年12月10日,パリで行われた第3回国連総会で採択された日です。今日の国内外の問題を見ても,71年前に唱えられたこの文言が,今もまだ私たちに突きつけられた問いのように思われます。
本校においては,児童企画委員会によって立案された「段原小なかよし宣言」があります。この宣言は,「命を大切にします」「友達のことを考えられる人になります」「困ったことや悩みごとは相談します」という子供たちの誓いで構成されています。いじめや不登校といった問題の解決のみならず,持続可能な社会の担い手を育てる上でも,相手の立場を尊重し,自他の命を大切にする「段原小なかよし宣言」を活用し,人権教育を推進していきます。 さて,人権教育については,国際的な潮流である「インクルーシブ教育」を促進し,共生社会の実現に向けて学校教育の在り方が課題となっています。「共生社会」とは,誰もが積極的に参加・貢献できる社会であり,相互の人格と個性を尊重し支え合い,人々の多様な在り方を認め合える社会です。「インクルーシブ(inclusive)」は「あらゆる人々を受け入れた」という意味であり,「インクルーシブ教育」とは,「共生社会を実現するために,多様な背景をもつ子供がともに学ぶ仕組みや環境」と捉えられます。この教育システムを築く上では,主体性,自律心,判断力,責任感などの人間性を育むとともに,他者,社会,自然との関係性を認識し,かかわり・つながりを尊重できる個人を育む必要があります。 また,この「インクルーシブ教育」を具現化する学習スタイルとして,「協同学習」が教育現場において,一世を風靡しているといっても過言ではありません。「協同学習」とは,小集団を活用した教育方法であり,学習課題の解決に向けて子供が一緒に取り組むことによって,自分の学習と互いの学習を最大限に高めようとするものです。子供を小集団に分け,その集団内の相互依存関係をもとに,協同的な学びを生起させるひとつの技法です。この「協同学習」については,学力の向上,対人関係スキルの獲得,自尊心の改善,多様性の理解などの成果が認められる一方で,他者に依存するあまり自立した個人が育ちにくいとの課題も言われています。この集団の機能を活用した学習スタイルをより一層効果的にするためには,構成員が様々な意見を本音で交流し合い,全員が目標に向けて努力できる質の高い集団であることが前提となります。 人とのかかわり・つながりは,相手と正面から向き合い,愛情をもって働きかけ,真に相手を生かすことによって初めて成り立ちます。しかし,現代の風潮は,何よりも自分のことが最優先され,他者や社会を意識した個人が育ちにくい傾向にあり,この問題状況は,人と人とがつながり合う関係を困難なものにしています。このような様相を克服し,人と人とがかかわり合い・つながり合い,絆を結び合うためには,個の学びと共生の学びを結びつけていく必要があります。自分の夢や志の実現に向けて行動していく自分の存在が,他者や社会からも広く認められるように,自己実現の追求をしていかなければなりません。そこでは,夢や志の実現に向かう自分の在り方を,他人や社会,自然の枠組みの中で考えていくとともに,その過程において直面する課題に対して,自分で克服する力をつけることが重要になります。 「自己目的」は,人間を堕落させるともいわれます。自己の目的の追求が,社会とのつながりを不問にした,単なる独りよがりの利己的な考え方に終始するようでは,人間として自分を高めていくことになりません。今の自分の行為・行動は,人に迷惑をかけていないか,地域や社会の発展につながっているかを子供が自問自答しながら,自らの夢や志を実現していくための行動を選択・決定していくことが大切です。子供たちが,これから出会うたくさんの人や物事との関係の中で,かけがえのない絆を築きながら,自分の夢や目標を実現していくために,個の学びと共生の学びの双方を,高い次元で結び付ける教育活動を進めていきたいと考えます。 昔からのあそびの会けんだまでは,正しい持ち方やコツを教わりました。こままわしでは,ひもを上手に巻いて,勢いよくこまを投げるのに苦戦している様子でしたが,できた時は大喜びで,何度も繰り返し練習していました。 児童はこの会を通して,昔からのあそびには何があるのか,どのようにあそぶのか知ることができたと思います。 食協稲刈り体験 |
広島市立段原小学校
住所:広島県広島市南区的場町二丁目4-19 TEL:082-261-4245 |