最新更新日:2025/07/22
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子どもに自己実現力を

修学旅行 in 大山 その2

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 1日目の夜から少しずつ雪が降り積もり,最終日にスキー体験学習ができることになりました。有難いのはスキー場のスタッフの皆さんのご尽力です。雪がどんなにたくさん降っても,圧雪して固め,スキーコースをつくらないと滑ることはできません。わずかな可能性のために労を惜しまずコースづくりをしていただいたお蔭で,最終日午前中だけではありましたがスキーを体験することができました。
 時間が短く,思ったように滑ったり身体を動かしたりすることができずにストレスが溜まった子もいましたが,それこそが大切な体験だったと思います。未知の活動を実際に体験することで,見るだけ,聞くだけより数百倍よく理解できます。
 今回の修学旅行は,全てが思ったようにいかないこと,思い通りにならないときにどうなるか,どうするかを学ぶ大変に貴重な経験になったように思います。
 お世話になった皆さん,本当にありがとうございました。

修学旅行 in 大山 その1

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 今年の暖冬は子どもたちの修学旅行には微笑まず,スキー体験学習は難しい天候の中でのスタートとなりました。
大山到着後雪は多少積もっていましたが,スキー場は閉鎖。雪合戦をしたり,そり遊びをしたり,雪だるまやかまくらをつくったり。雪に親しむことはできました。
アイスクリームづくり体験や水木しげる記念館,水木しげるロード付近の班別自由行動など,天候に応じて臨機応変な学習活動に取り組みました。子どもたちもそれぞれの活動に一生懸命参加しました。

頑張っている自分を知る

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 今日から中学生(2年生)の修学旅行です。伯耆大山への修学旅行を予定しています。
 目的は,
◯スキー体験を通して,学校生活では得がたい自然体験をするとともに,スキーの技能を高めることにより達成感を味わう。
◯修学旅行の取組を通して,お互いに協力してやり遂げる態度を身に付ける。
◯集団生活を通して,社会性・協調性・規範意識を高め,公共の場でのマナーを学ぶ。
 ところが想定外の暖冬でスキー場に積雪がありません。ギリギリまで判断を待ちましたが,スキーを実施するのは難しい状況です。
 直前の結団式では団長である教頭から,不測の事態に備え,臨機応変に対応することが大切,みなさんの日頃培った力が試されます,という話がありました。非常に大切な内容で,子どもたちも押し黙って真剣に聞いていたように思います。
 しかし,人間にとって当たり前のことほど取り組むのは難しい。場合によっては苦痛や辛抱を伴うものです。結団式に限らず,入学式や卒業式,全校朝会や授業で長い話や約束事を我慢するのは,一部の子どもたちにとっては特に大変なエネルギーを必要とすることだと思います。ましてや予定していた活動ができないことへのストレスは大きいことでしょう。
 裏返しに考えれば,その時こそ人間は「頑張って」「努力して」「辛抱して」いるのだということです。急に予定が変わって困る,話が長くて辛い,姿勢良くじっとしているのが苦しい,そう感じ,考えている自分は,頑張っている瞬間にいるのだと思ってほしい。自分自身をふりかえってほしい。
 修学旅行で公共の場に交じり,天候次第の活動に取り組むのですから,思うに任せないことの方が多いでしょう。いつもの学校生活,いつもの学びの場と同じ。友人関係もまた同じ。人生そのものです。
 頑張っている自分の姿を見つめる。頑張っている友だちの姿に気付く。

 雪のことは天に任せます。
 子どもたちのことは自身が自身を見つめる力に任せたい。

 行ってらっしゃい。
 天候にかかわらず素敵な3日間になることを期待しています。

一年の計

 明けましておめでとうございます。
 新しい年の初めに子どもたちにした話を紹介します。

 あけましておめでとうございます。
 どんなお正月を過ごしましたか。「お正月」の歌を知っていますか。「お正月には 凧上げて こまを回して 遊びましょう」「お正月には もちついて おいばねついて 遊びましょう」お正月の遊びや様子が歌われています。
この遊びを家族や友だちで楽しんだ人,おせち料理などのご馳走やお餅をたくさん食べた人,お年玉や年賀状をもらった人,おじいさんやおばあさんの家に行った人,除夜の鐘をついた人,神社に初詣に行った人,旅行をした人……。
 そして,今年の目標や約束事を考えた人もたくさんいるでしょう。
「一年の計は元旦にあり」
と言います。一年の最初の日に計画を立て,見通しをもって生活しましょう,ということです。
 日本に住む私たちにとって,お正月は特別な日なのです。

 でもよく考えてみてください。初日の出のお日様と今日のお日様はどこが違うのでしょうか。1月1日の朝も,今朝も同じように寒い冬の朝です。3月3日だろうが,5月5日だろうが,12月31日だろうが,時間という意味では同じ1日,同じ時間です。ちっとも特別なことはありません。

 その日が特別な日になるかどうか。実は,それはみなさん一人ひとりが,その心で決めるものです。みなさん一人ひとりが意味のある日,価値のある日にできるかどうかです。
 元旦は日本に住むみんなが「特別な日」と感じ,考えてお祝いするから大特別(おおとくべつ)なのです。日本中のみんなが新しい年を迎えた新鮮な気もちで,これまでの自分に区切りを付け,前向きな姿勢になる。そのような特別な雰囲気のある日だからこそ,一人ひとりが目標や約束事を考え,それをやり遂げようと強く決心する「きっかけの日」にすることができるのです。
 私は心が弱いので,約束を先に延ばしたり,今すぐしなければならないことでも,後でやろう,ちょっと後回し,と考えたりしてしまうなど,心をコントロールできないことがあります。お正月などの特別な雰囲気があるときは,そんな弱い心の私でも強い決心をするきっかけのときにすることができるのです。

 今日は学校の元旦です。折角の新年最初の日です。みなさんも今までできなかったこと,苦手だったこと,後回しにしていたことに取り組み始める「特別な日」にしませんか。
 後で担任の先生やホームの先生に,その決心を話せるといいですね。

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広島市立似島学園小・中学校
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