最新更新日:2024/09/18 | |
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Broome Senior High School との交流 1お迎えの式において,次のように挨拶しました。 「本日は,ようこそ本川小学校へお越しくださいました。私たちは,今日の日を楽しみにしていました。皆さんを心から歓迎します。 さて,1945年,今から74年前の8月6日,広島に原子爆弾が投下されました。爆心地からわずか350メートルしか離れていない本川小学校では,凄まじい爆風と熱線により,校舎は壊れ,全焼しました。そして,400人ほどの子どもたちは,全身に大けがや大やけどを負い,その尊い命を一瞬にして奪われてしまいました。皆さんと同じかけがえのない命と未来への希望をもった子どもたちでした。本川小学校は,こんな悲しい歴史をもつ学校です。 だからこそ,この学校で学ぶ子どもたちは,二度と同じ悲しみを繰り返さないために,世界に向けて平和の大切さを発信する責任があります。この6年生の子どもたちは,その責任を自覚し,1年生の頃から様々な平和学習を繰り返してきました。今日,こうしてオーストラリアから皆さんに来ていただき,一緒に過ごすことは,この6年生の子どもたちにとってもとても嬉しいことです。今日が皆さんと一緒に世界平和に向けて第一歩を踏み出す1日になれば,それが,この子どもたちの最高の幸せです。 この後,一緒に本校に残っている被爆遺物を巡って説明を聞いたり,日本文化を体験したりしていただきます。どうか,ご自身の目と耳と手と心で,様々なことを感じ取っていただきたいと思います。そして,感じたことをオーストラリアに帰って,ご家族やお友達など大切な人に教えていただきたいと思います。こうして,本川小学校からオーストラリアへ平和への思いが伝わっていくことを心から願います。 最後になりましたが,Broome Senior High School の先生方,今年度も平和への深い関心をもたれ,本川小学校へ生徒を引率してお越しくださり,ありがとうございます。このように,国をこえて,子ども同士が直に触れ合う機会は大切なことだと考えます。世界平和の実現に寄与する子どもを両国で育てるために,今後とも連携してまいりましょう。どうぞよろしくお願いいたします。 ※写真は,Broome Senior High School の生徒を生活科室にお迎えし,歓迎の言葉を述べている児童の様子です。 平和教育とは絵本「いわたくんちのおばあちゃん」は,本川の学区内のご家族をモチーフとしたお話です。絵本を読み進めていくうちに,担任の目からは,思わず,涙があふれ出しました。担任は,その先が涙で読めなくなり,子どもたちに「ごめんね。」と言い,しばらく間を置きました。子どもたちは,黙ってじっと待ちました。担任の涙の意味をしっかり受け止めていました。その後,担任は再び続きを読み始めました。 ハンカチで目を押さえて読み聞かせを聞いている子もいます。頬に流れる涙を手で拭いながら,じっと担任を見つめている子もいます。今にもこぼれそうな涙をこらえながら,目を大きく見開いて絵本を見ている子もいます。 この様子を見て,わたしは,これこそが平和教育なのだと思いました。それは,人間的な情と思いやりのある教育ということです。心と心が通い合う教育ということです。この子どもたちにとって,忘れられない時間になったことと思います。そして,この後,6年生まで続く平和学習の礎を築く時間となったことと思います。 本川タイム今朝も「本川タイム」からスタートしました。ラジオ体操の後,リズム縄とびをしました。自分の前に伸びた影を見ながらの「本川タイム」となりました。 平和の森の清掃「平和の森」にもビオトープにも,大切な命が育っています。この場所を清掃することは,命を大切に育てていくことにつながります。草を抜いたり枯れ葉を集めたりして,見違えるほどきれいにしてくれました。ここで育っている被爆樹木も喜んでいることと思います。 また来週からも,この場所が子どもたちのよい学習の場となります。 1年B組の教室で担任は,子どもたちに,詩の世界を想像させるために,「動作化」を取り入れていました。子どもたちは,木になった自分にすずめがたくさんとまっている様子を動作化して想像してみました。 手を広げて木になった子どもたちは,叙述に「うれしくて」「くすぐったくて」「わらっちゃう」とあるように,最後に笑っていました。「ぼく」が木になりたい気持ちを音読で表現する学習につながりました。 研究協議会授業中の子どもたちの具体的な様子を想起しながら,全員で授業の様子を振り返っていきました。 最後に校長と教頭から指導助言を行い,今後の授業づくりについて,全員で共通認識をもって協議会を終えました。本日の研究を明日からの授業に生かしていきます。 校内研究会また,子どもたちが理由や根拠を付けて自分の考えを表現することができるようにするために,「違いに気付いたり比較したりする学び方」や「関係付ける学び方」を大切にしています。 今日は,6年A組の理科「土地のつくりと変化」の研究授業を行いました。子どもたちは,「地層はどのようにしてできるのか」について,既に学習した内容やミニ実験を基にして考えていきました。 6年生新たな挑戦子どもたちは,本校の平和資料館や被爆樹木などについて説明します。世界に平和を発信する機会をいただき,子どもたちも張り切っています。6年生にとっては,本校での平和学習の集大成とも言える活動となります。 今日は,お迎えの式で聴いていただく合奏の練習をしていました。曲名は「情熱大陸」です。一生懸命な3人の指導者とそれに応えようとする子どもたちの姿を見ていると,胸が熱くなりました。そして,4月からの取組みを思い出しました。広島平和記念資料館本館オープニングイベントのこと,「青い目の人形」の贈呈式のこと,ピースサミットのこと,長崎市長・広島市長を平和資料館へご案内したことなど。その度に驚くほどの成長を見せてくれました。そして,今回,新たなことに挑戦しようとしています。また,多くのことを学んでくれることと期待しています。 宝物を紹介しようこの時間は,話す内容について,「始め」「中」「終わり」の組み立てで,スピーチ原稿を考えていました。 1枚目の写真は,授業の板書です。丁寧な板書が子どもたちの学習を深める役割を果たしています。 2枚目の写真は,子どもが書いたスピーチ原稿です。構成のしっかりした原稿を考えました。何より,原稿の丁寧な文字に感心しました。 英語の時間英語指導アシスタントは,子どもたちが使えそうな語や表現を意図的に用いて質問します。子どもたちは,その質問に答えることで,知っている語や表現の深化を図ったり,新たな学びに触れたりし,即興性のある会話を楽しむことができます。英語が「分かった!」「伝わった!」という子どもたちの喜びを感じ取ることができる場面でした。 熱中症予防本日は,昼休憩に運動場にて,たてわり班遊びを予定していましたが,暑さ指数(WBGT)が高かったため中止し,子どもたちを屋内で過ごさせました。 この暑さが和らいで,子どもたちが外でしっかりと体を動かすことができればよいと思います。 広がる広がる担任が笑顔で, 「子どもたちの作品には,それぞれお話があって,楽しいですよ。たくさん話してくれます。」 と教えてくれました。 なるほど。子どもたちは,こちらから聞かなくても,自分から作品の説明をしてくれます。世界がどんどん広がります。 夏のしらべ6年生が俳句を作っていました。自分の表現したいことにぴったりと合う言葉を探し,効果的に組み合わせ,夏を表現していました。 教師も笑顔 子どもも笑顔そして,子どもたちの歌声は,伸びやかでとても澄んでいます。授業の楽しさが歌声にも表れています。 3年B組の教室で学級は,子どもたちにとって,学校生活の基盤となるものです。学級集団の質を高めたり,子ども同士のよりよい人現関係を形成したりするためにも,今日のような話合い活動はとても大切です。 話合いの様子を見ていると,友達の意見を大切にする姿や支え合う姿が多く見られました。司会進行に協力しようとする姿も見られました。そして,司会の仕方もとても上手でした。 お月見2年A組の教室では,栗や白玉もちが均等になるように,給食当番の子どもが上手につぎ分けていました。 地域で育つ本川地区には,原爆投下の際,学校も含めて壊滅的な被害を受け,その後,学校と一体となって復興してきた歴史があります。困難な時代に,子どもたちの声が響く本川小学校は地域の希望であったことと思います。こうした歴史が先代の方々から脈々と受け継がれており,だからこそ,今も地域の皆様,保護者の皆様が,学校や子どもたちに対する深い思いをもってくださっているのだと感じています。 地域の中で,本川小学校の子どもたちは,大切に育てていただいています。今日参加した子どもたちも,最高の笑顔でした。ありがとうございました。心から感謝します。 地域の運動会「じゃんけんリレー」「玉入れ」「スプーンリレー」「パン食い競争」「風船割り競争」など,幼児も参加できるプログラムでした。 フレンドシップふれあい運動会でのご挨拶皆さんおはようございます。本川小学校校長の岡田でございます。 まずは,本川地区の関係諸団体の皆様のお力により,「第5回フレンドシップふれあい運動会」がこのように盛大に行われますことをお喜び申し上げます。また,本日ご参加の皆様には,日ごろから本校の教育活動にご理解とご協力をいただき,心より感謝申し上げます。 私は,この本川の地域が大好きです。それは,都会では難しいと言われる地域のつながりや町ぐるみの子育てを実現しようとされている地域の皆様のお姿を拝見することができるからです。お陰様で,本川小学校の子どもたちは,地域の中で,明るく素直で優しい子どもに育てていただいています。 今日も多くの子どもたちが参加しています。一人でも多くの子どもの名前と顔を覚えていただき,また明日から地域の中で,しっかりと声を掛けていただきましたら,それが子どもたちの心の安定につながると思います。よろしくお願いいたします。 さて,本川小学校の児童の皆さん,おはようございます。校長先生は,本川小学校の子どもたちには,地域の行事に積極的に参加する子どもであってほしいなと思っています。地域の行事に参加すると,地域の人が自分たちのことを大切にしてくださっていることを感じることができるからです。今日は,こんなにたくさんの人が参加しているので,とても嬉しく思います。この後の運動会では,自分の家の人だけでなく,よその家の方や地域の方とたくさん触れ合ってほしいと思います。 最後になりましたが,皆様,暑い中ですので,体調には十分に留意されまして,楽しい充実した運動会になりますようお祈り申し上げ,私からのご挨拶とさせていただきます。 第5回フレンドシップふれあい運動会の開催朝早くから,関係者の方々が準備をされています。子どもたちもたくさん参加することになっています。開会が楽しみです。 |
広島市立本川小学校
住所:広島県広島市中区本川町一丁目5-39 TEL:082-232-3431 |