最新更新日:2024/09/20 | |
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組体操の一歩目その第一歩が「ラジオ体操」。 背筋を伸ばし,手足の指先まで意識して,正しい姿勢で体幹を整える。その基礎・基本として練習を進めています。日頃はセルフコントロールが難しい子どもたちも,10月19日のゴール目指して適度な緊張感をもった練習に取り組んでいます。 運動会に向けて
運動会の取り組みが始まりました。本校の運動会は似島学園との共催です。
高等養護部の皆さんは作業訓練の一環として,日頃に増してグラウンドを中心に校内外の環境整備に取り組んでくださっています。たくさんお出でになるお客様のことも考え,草刈りや木の剪定,大きな排水溝の清掃まで,幅広く活動中です。 写真の作業は,グラウンドに入れる砂をふるいにかけ,小さな石を除去し,細かい砂粒にしているところです。男子は草抜きにも取り組んでいます。 放課後何日かかけて児童・生徒全員で,自身の活動する足下から丹念に固めていく。本校の半ば伝統的な作業工程です。昨年度から一部の競技種目を除いて,靴を履いて種目に臨むようになりましたが,「運動会を創る」という視点から,今年度も高等養護部の皆さんと一緒に心血を注いだ準備に取り組んでいます。 給食の机以前紹介した給食机の2年生用を設置することができました。低学年は揃って姿勢良く食べています。机の高さを変えただけなのですが,足もきちんと床に付いて,多くの子は背筋もすうっと伸びました。器をもつ手もよく上がるようになりました。 環境を整えることの効果は大きいものです。一度に全部揃えることはできないのですが,中学年にも導入できれば,と考えています。 生きものの色日頃,掲示物をつくったり書作品をつくったりするときに,美しい色,気もちのよい色を心がけているのですが,自然の色には絶対に敵わないと改めて悟りました。 それにしてもどうしてこうも全身から美しい色が出せるのでしょう。どういう経緯で人を立ち止まらせる魅力ある色になれるのでしょう。これから成虫となって美しく羽ばたく準備の色なのか,彼の生命力そのものの色なのか。自然の色というものはそういうものなのかもしれません。ふっと,東京書籍6年の教材だった「ばらの谷」(高山貴久子・著)を思い出しました。 無心に努力して,懸命に生きて,誰から見ても美しく輝いて見えるような内面を磨きたい。そういう気もちにさせてくれた朝の芋虫でした。 レジリエンスを高める私たち教職員は夏季休業中に様々な形で校務や研修に取り組み,9月からの教育活動に備えてきました。 8月末には,毎年複数回講話をしていただいている 特別支援教育士・スーパーバイザー 渡部 徹 先生に,今回も貴重なご講話と,ASSESSによる本校児童・生徒の具体的な分析や指導上のアドバイスをいただきました。 渡部先生は,長年愛媛県の小学校教育にご尽力なさり,校長退職後も特別支援教育のエキスパートとして,愛媛県内だけでなく広く県外の学校や団体にまで指導・助言を請われ,忙しく飛び回っていらっしゃいます。 その中でも寸暇を惜しんで,常に教育の最新動向,特別支援教育に関する情報を探り,精力的に研究されています。講話だけでも年2回はお話をうかがう機会がありますが,先生のお蔭でそのたびに新鮮な学びと出会うことができます。 今回は,学習指導要領の改訂に伴って学校教育が目指すべきこと,子どもの言葉の獲得を視点に,家庭教育・学校教育が子どもの言語能力の発達にどのように寄与するか,あるいはすべきかについて教えていただきました。また,レジリエンス(精神的回復力,立ち直る力,弾力性)の重要性と,その力を伸ばすための指導・支援のあり方について丁寧に解説してくださいました。 「他人とうまく折り合う」ことと「自分とうまく折り合う」ことを連関させる。現実と向き合い,失敗したときや思い通りにならなかったときに感情をコントロールして,ストレスに対処していく。そういったスキルを育成する視点を生徒指導の取組の中に組み込んでいかなければならないと考えました。 渡部先生,次回も楽しみにしています。よろしくお願いいたします。 |
広島市立似島学園小・中学校
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