最新更新日:2024/09/18 | |
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学校朝会まず,校長先生から,平和資料館を見学された方からの手紙の紹介がありました。その手紙の内容は,「これからも本川小学校の児童であることに誇りをもって生活してください。」というものでした。校長先生は,この手紙にある「誇り」という言葉の意味を説明されました。校長先生は,この1年間,学校朝会で「誇り」をテーマにお話をされるそうです。 次に,生徒指導主事の先生から,「本川ブランド」として,気持ちのよいあいさつの仕方について説明がありました。今日は,二つのあいさつの仕方を習いました。 ・立ち止まって,帽子を取って,相手の目を見て,あいさつをすること。 ・授業の始まりは,先に「お願いします。」と言い,その後,礼をすること。 あいさつをすることは相手を大切にすることにもつながります。来週からあいさつ運動が始まります。今日習ったことを意識して取り組んでいきます。 新体力テスト練習週間今週は,新体力テストの練習週間で,体育委員の児童が,反復横跳び,立ち幅跳び,握力の練習コーナーを設けていました。今日は,中学年の児童が自由参加で練習することができる日です。 体育委員の自治的な活動,そして,そこに参加する児童の自主的な態度。思わず笑顔になった私です。教員が急いで私を呼びに来た理由が分かりました。 避難訓練校長先生からは,「平和や命の大切さを学習している本川小学校の皆さんには,自分の命も大切にする人であってほしい。そのために,こうした避難訓練は真剣に取り組んでいかなくてはなりません。」というお話がありました。 15日には,学年別集団下校訓練を行います。今日の訓練を生かして,さらに,緊急時の安全な下校の仕方を身に付けるようにします。 10連休中の来館者数この10連休中は,トータルで468名もの方が平和資料館を見学されました。今後も,土曜日,日曜日,祝日等も開館しますので,是非お越しください。 なお,本校の運動会である10月26日(土)と年末年始にあたる12月28日(土)〜1月4日(土)は閉館しますので,ご理解とご協力をお願いいたします。 折れ線グラフと棒グラフ子どもの存在この撮影のわずか2年前,昭和20年8月6日,本川小学校は,原爆投下により,校舎骨格を残し,全焼しています。そして,10名の教職員と約400名の児童がその尊い命をなくしています。この写真が撮影された昭和22年は,復興が始まったとはいえ,まだまだ困難な時代であったことと思います。 こうしたことを想像しながら,この写真を見ると,子どもの存在は,いつの時代にあっても,未来の希望であり,人々の元気の源であることを感じずにはいられません。 今日も,この写真を見て「何よりも子どもを大切にする」と心に誓いました。10連休が明けて,学校生活の再スタートです。 学区の概要○天満橋から本川橋への通りは,旧山陽道で,本川河岸には,舟着場としてのがんぎがいくつもありました。「十日市」は市場町の名残で,堺町問屋街をはじめ,昔からの商業地域として栄えてきました。 ○昭和20年8月6日の原爆は,本校の東410メートル,高度約600メートルの上空でさく裂し,一瞬にして本川学区も焼土と化しました。本川小学校も爆心地にもっとも近い学校として,大きな被害を受けました。 ○戦後はいち早く復興し,市場,問屋,小店が軒を連ね,戦前以上の繁栄をもたらしました。 ○本川を隔てた平和記念公園は年々緑が深まり,原爆ドームのたたずまいと,朝夕の平和の鐘の音は,平和を願う気持ちを強くさせてくれます。 ○学校敷地内には被爆校舎の一部を保存した「本川小学校平和資料館」があり,今年度より土・日曜日及び祝日も開館することとなりました。 ※写真は,南校舎から原爆ドームを撮影したものです。手前に写っているのが,本川(旧太田川)です。 本川小学校平和資料館本川小学校平和資料館は,広島市が推進する「ピースツーリズム」のルートにもなっています。本日も17:00まで開館しています。お越しの際は,資料館へ一番近い北門よりお入りください。 昨日は,本川小学校平和資料館へ国内外から100名以上のお客様をお迎えしました。どうぞ,それぞれの地域に帰られましたら,資料館で見たもの・感じたことを周りの方々へお伝えいただけたらと思います。 校歌作曲 永井 建子 一 緑の山々 海は白帆 大広島の 真中に占めて 千余の友連れ 意気高らかに そそり立ちたる 我等が学舎 二 見上ぐる空は 鏡と澄みて 陽の輝きは 心にあふる 睦び楽しむ 我等の家と そそり立つるは 本川小学 三 見下ろす太田の 川波静か 音も朗らかに 舟歌流る 行手遥かに 思いを載せて 励む我等の 学舎ぞこれ ※本校の校歌は,昭和3年(1928年)に制定されています。同年には広島市で初めての鉄筋コンクリート校舎(現在,校舎の一部分を平和資料館として保存)が完成しています。歌詞から,この校舎を誇りに思う気持ちが伝わってきます。 パノラマ今日は,東京から来られたご家族が,このパノラマをご覧になっていました。 新しい令和の時代にも,ここ本川小学校平和資料館は平和の大切さを伝え続けていきます。 子どもたちの声が響く場所資料館を見学される方には,痛ましい被爆校舎の様子から,被爆の実相を知っていただくことができます。願わくば,現在,この学校が,子どもたちの元気な声が響く場所となっていることにも思いを馳せていただきたいと思います。本川小学校の「過去」と「現在」を知ることが,平和の大切さを実感していただくことにつながるのではないかと思っています。 本日も平和資料館を開館しています。多くの方のご来館をお待ちしています。 連休中連日開館昨日,本川小学校平和資料館にお越しになった方は,本年度より,土・日曜日及び祝日にも開館することを喜んでくださり, 「今度は,家族と一緒に来ます。」 と言われていました。 本日は,他県の中学校の先生が,修学旅行の下見に来られました。 「修学旅行は,本川小学校平和資料館の見学をメインにしたい。」 と言われていました。 10連休中,毎日開館します。どうぞ,お越しください。本川小学校北門を入口としていますので,よろしくお願いいたします。 令和に会いましょう「次に学校に来るときは,令和になっています。校長先生,令和に会いましょう。」 と言った子がいました。ランドセル姿を見送りながら,子どもたちも歴史の節目にいるのだと思いました。 「令和に会いましょう。」 という響きがしばらく耳から離れませんでした。 さて,今日から始まった10連休。子どもたちは,どのように過ごしているでしょうか。4月の学びが,連休明けの学校生活につながっていくことを願っています。 1年生を迎える会まず,6年生に手をつながれて入場してきた1年生を拍手で迎えました。次に計画委員が本川小学校にちなんだクイズを出しました。 その後,1年生がお礼に「さんぽ」を歌いました。元気いっぱいの声が響きました。その様子を見守る2年生以上の子どもたちは,とても優しい目をしていました。「可愛い!」という声も聞こえてきました。 入学して間もない1年生ですが,できるようになったことがたくさんあります。これからも,優しいお兄さん,お姉さんが,よいお手本となって,1年生にいろいろなことを教えてくれることでしょう。 心のもようを形や色で表そう左の作品は,「悲しい気持ち」(右)と「ハッピーな気持ち」(左)を表現したものです。右の作品は,「ストレスを感じている気持ち」(右)と「プレゼントをもらって嬉しい気持ち」(左)を表現したものです。 均衡をやぶる一滴 世界が広がる瞬間これは,森下典子さんの小説「日日是好日」の一説です。(引用 森下典子『日日是好日』新潮文庫:平成30年)子どもたちに接していると,この表現のような瞬間に出会うことがあります。それは,ある日ある時,何かがきっかけとなり,子どもの世界が広がる瞬間です。 今日は,まさに,そんな1日でした。 広島平和資料館本館のオープニングイベントに6年生の児童が出席し,「ひろしま平和の歌」を歌いました。6年生の子どもたちにとって,このオープニングイベントでの経験は,「均衡をやぶる一滴」となりました。学校に戻って,「こどもピースサミット」に向けて意見文を書いたのですが,平和へのあふれる思いを整理しながら真剣に原稿用紙に向かう姿を見ることができました。 本川小学校では,6年間を通して,系統的な平和学習を積み重ねています。コップの水に例えれば,これまでの5年間をかけて,コップの中に一滴ずつためてきた水がいっぱいになって,表面張力で盛り上がり,今日の経験で,一気に平和への強い思いがあふれ出したと言えるでしょう。 オープニングセレモニー前日セレモニー前日。平和の大切さを世界の人々に発信するため,体育館で最終練習を行いました。本川小で今まで学んできたことを歌に込めて発表するために,声はもちろん,表情や姿勢も意識していくことを確認しました。 本川小の代表として,広島の代表として,心を一つに,世界に平和を発信してきます。 5年生 家庭科の学習スタート真剣な表情や手付きに,学習したことが生かされていることがうかがえました。 家庭科の授業では,衣食住に関する知識や技能を学びながら,家族の一員として,家庭生活に進んで協力しようとする態度を養っていきます。 自然がいっぱい一人の子どもが発見したものを指さすと,周りの子どもたちも,その指の先にあるものを一生懸命見ようとしている姿をとても微笑ましく思いました。見る,触る,聴くなど,子どもたちは,様々な感覚を使って自然と触れ合っていました。 放課後の教室にて「この子が活躍したのに,十分にほめてやれなかったな。明日は一番に声を掛けよう。」 「この子が元気がなかったのはなぜだろうか。明日も様子をよく見てみよう。」 「この子は算数の問題に苦戦していたな。宿題はできただろうか。」 それは,担任としての1日を振り返る時間でもありました。また,こうすることで,子どもたちのことをより愛おしく大切な存在として感じていたように思います。 さて,今日は出張だったため,週明けの子どもたちに出会うことができませんでした。明日,正門の前で登校してくる子どもたちをとびきりの笑顔で迎えたいと思います。 |
広島市立本川小学校
住所:広島県広島市中区本川町一丁目5-39 TEL:082-232-3431 |