１１月１０日（金），晴れ。９時過ぎに本川小学校を出発して，校外学習に出かけました。午前は，グリコ乳業，午後は，広島市水産振興センターを見学しました。
　どちらの見学地も，
「見て学ぶ」
「聞いて学ぶ」
「質問して学ぶ」
など，いろいろなスタイルで学ぶことができました。

　来週末に行われる平和学習発表会に向けて，体育館での練習が始まりました。
　自分たちが調べたヒロシマとナガサキ…。平和への思いを，発表を観に来ていただいた方だけでなく，世界中に伝わるように言葉一言一言の意味を考えて練習しています。呼びかけだけでなく歌においても，歌詞の言葉を心に留めて歌声を響かせています。

　１年の学級でも，平和学習発表会に向けての学習が進んでいます。今日は，
★ステージに映し出されるプレゼンテーションの下絵
を創っていました。
　これまでの学習を思い出しながら，グループで考えを出し合う姿が見られ，ともに学び合う・ともに創り上げる児童に成長してきていることが分かりました。

　黄葉が輝くイチョウ。盛りをむかえるとともに，散り始めました。
　来週には，イチョウのまわりは黄色のじゅうたんを広げたようになるのでしょう。

　週末に向けて寒さがいっそう増してきました。寒い朝を迎えましたが，本校の児童は，８時半から「本川タイム」で体を動かしています。
　この時期は，長なわに取り組んでいます。
　かぶりなわをまず跳ぶことに挑戦する１年生。
　２年生以上は，連続回数に挑戦。

　しっかり体を動かした後は，集中して１時間の学習です！

　

　２年の学級では，図画工作の時間に，画用紙を切って帽子を作る活動を進めていました。
　はさみで画用紙を切る様子を見ると，画用紙を動かして曲線を切る，という基本ができていることに気づきました。この時間で，習得する（習熟する）技能を確かにしている授業でした。
　また，子どもの表情がとても明るいことに，楽しんで学習していることも伝わりました。
　放課後，その学級の廊下には，子ども達の作品が…。力作ばかりです。

　過日，All Souls Church 平和巡礼団２５名の来校があり，本校６年生児童との音楽を通しての交流がありました。
　その折りに，本校児童全員に向けて，プレゼントがありました。ファイルと鉛筆です。
ファイルの表表紙には
　PEACE 　 KINDNESS 　 UNITY 　 LOVE 　JOY 　HOPE
と記されています。裏表紙には，日本語で，
　平和　親切　統一　愛　喜　希望
とも。

　この言葉に込められた思いを確かにもちつつ，大切に使っていこうと思います。

　２５日には「平和学習発表会」が予定されています。各学年は，これまでの平和学習で学んできたことを，この会で発表します。
　会では，全校で，「ぼくたちのがっこう」を合唱します。この曲の歌詞には，
・４００名余りの児童が原爆で尊い命を失った８月６日
・平和を願い，平和の大切さを学んできた本校の歩み
などが込められています。
　今朝の音楽朝会では，平和学習発表会に向けて「ぼくたちのがっこう」を歌いました。

　不審者対応の訓練を行いました。
　今回の訓練は，「不審者が西校舎に侵入し，大声を上げている」という想定のもとに行われました。不審者侵入の放送があるとともに，各教室は施錠。そして，教室の隅に移動しました。一方，西校舎に駆けつけた教職員は不審者への対応をしました。
　まとめとして，今回の訓練の様子を見ていただいた十日市交番の警察官の方々から講評を受けました。

　１１月１３日（月），校外学習でマリーナホップとサイゼリヤへ行ってきました。
本通りからバスに乗りました。バスの中では，マナーを守って静かに座り，一人ずつ料金を支払うことができました。
　マリーナホップでは就航する宮島行きのフェリーや，新しくできた水族館で，いろいろな魚を見てきました。
　サイゼリヤでは自分が食べたいものを注文し，写真で見たものと同じ料理が運ばれてきてとても嬉しそうでした。たくさん歩いたことも忘れるくらい，元気な笑顔で美味しくいただきました。公共の場でのマナーを守って行動することもできました。

　１１月２５日（土）の平和学習発表会に向けて，５・６年生合同で「ぼくたちの学校」の練習を行いました。音楽の本山先生の指導をすぐに吸収し，授業の最後には，きれいでのびのある声を響かせることができました。
本番まで残り一週間あまり。練習を重ね，更なる成長を目指します。

　今日は「たてわり遊び（ロング昼休憩）」のある日です。平素よりも長い昼休憩ですので，子どもたちは思い切り遊ぶことができます。また，年間を通して活動している「たてわりグループ」による，創意工夫のある時間でもあります。
　なわとび
　氷おに
　おにごっこ
　うんてい
　…
さまざまな遊びをする姿を見ることができました。

　そして，終了の音楽。
　「もう終わり？…」
という言葉も。
　１年生が６年生と並んで帰る姿がとても印象的でした。

　All Souls Church 平和巡礼団２５名の来校があり，本校児童との音楽を通しての交流がありました。
　ワシントンの All Souls Church（オールソウルズ教会）には，本校児童の絵画や習字が残っています。この絵画等は，戦後すぐにアメリカＧＨＱから本校に送られてきた文房具のお礼としてかいたものです。その絵画等が２００６年（平成１８年）に発見され，それ以降，本校との交流があります。
　今回の交流では，本校児童のリコーダーの合奏，巡礼団の皆さんの合唱などがありました。交流後には，巡礼団の皆さんには，平和資料館を見学していただきました。

　１１月２日（木）に本川小学校平和資料館のボランティアガイドである岩田さんの話を聞きました。岩田さんは「いわたくんちのおばあちゃん」という本に登場する方です。
　まずは，原爆が落ちる前の本川小学校・広島のまちについて紹介していただきました。原爆が落ちる前の校舎を見て子どもたちは
「ホテルみたい！」
と驚いていました。しかし，原爆が落ちると一変。ぼろぼろになった校舎を見て子どもたちもその威力の大きさに，怖さを感じていました。
　その後は，資料館に移動し，「いわたくんちのおばあちゃん」に登場するちづ子さんについての話を聞きました。原爆が落ちる前は，いつも通りの生活があったこと。原爆が落ちて家族がみんな亡くなり一人ぼっちになったこと。今でもその恐怖が残っていること。
　岩田さんから語られる一つ一つの言葉に子どもたちは，聞き入っていました。その後に書いた感想の中には
「原爆が落ちる前は私たちと変わらない生活があったのだと分かった。」
「ちづ子さんはとても悲しかったと思う。」
「もう二度と原爆が落ちてほしくない。」
というような言葉が多く書いてありました。
　今日，感じた原爆の恐ろしさ，平和の大切さを平和学習発表会で伝えたいと思います。

　朝夕の冷え込みで，正門のケヤキは速さを増して落葉しています。ほうき状の美しい樹形の冬木立となるのも間近のようです。
　一方グラウンドでは，プラタナスの枯葉は舞い，散る音も聞こえて来るかのようです。イチョウは緑葉なく，黄色一色となりました。
　
　冬の到来です。

　６年の図画工作科の学習では，いま，校内の風景を描く活動を展開しています。画用紙に向いて黙々と描く姿が，グラウンドやロータリーなどで見られました。
　時折，対象物に近づき，パレットの色と対象物の色を比べたり，画用紙の作品と対象物を見比べたりする姿も見られ，その集中度は確かです。

　学校へ行こう週間には，力作が掲示されることと思います。

　朝はぐっと冷え込みましたが，大休憩になると気温が上がってきました。休憩始まりのチャイムとともに，グラウンドには子どもたちの元気のよい姿が。
　学級みんなで遊ぶ姿。
　じゃんけんをして鬼ごっこをする姿。
　……
　一年生の黄色の帽子とともに，赤いカープの帽子も多く見られます。

　本校には５本のイチョウが植えてあります。３本が雄，２本が雌。それぞれの木は，今を盛りに黄葉をつけています。そして，少し散り始めている木も。
　秋は深まり，冬の訪れです。

　７０名近い来年度就学予定児の来校があり，就学時検診を行いました。子どもたちは保護者の皆様に手を引かれ，各検診場所で学校医・学校歯科医の先生方に検診していただきました。
　静かに診察を受けるなど，とても立派な態度でした。虫歯など異状がある場合は早めに治療し，入学式をむかえてほしいと思います。

　今週に入り，修学旅行や海外からの訪問団などの，平和資料館の見学が続いています。
今日は，高槻市，枚方市，大津市など，関西方面の小学校の修学旅行団の見学がありました。
　どの団体も，事前に本川小学校における原爆の実相を学んでからの見学ですので，多くのことを感じ取っていただけるようです。
　年間２万人の見学がある本校の平和資料館です。これからも修学旅行のみならず，多くの方々に見学いただきたく存じます。