子どもたちの前には、６つの道具が用意されていました。

　のり・ペン・消しゴム・スポンジ・単3電池・洗濯ばさみ

天秤を使って２つずつ比べていましたが、時間ばかり過ぎていき、なかなか６つの道具の重さを順に並べることができないようです。どうにか簡単にできる方法はないものかと考えた結果。
　
　「ブロック」
　「一円玉」
という声が上がってきました。

もとにするものを定め、そのいくつ分になるか、重さを数で表すことに気づいたようです。これは、「グラム（ｇ）」の学習につながっていきます。
　活動をともなう学習であったため、「なぜ？」「どうして？」「きっと、〜じゃない？」という考えも生まれやすく、一段と興味をもって学んでいる姿が見られました。

　にこにこ学級では、戸坂中学校区クリスマス交流会に向けて、劇の練習を行っていました。今日は、役の確認に始まり、台本の通し読みです。はじめて手にするお話「てぶくろ」の台本を前にして、期待感でいっぱいなのでしょう。あふれんばかりの笑顔です。
　先生から、２つの演技の手本が見せられました。どちらがよいか、理由を付けて話していました。すでに、気持ちは役になりきっているようです。
　８名のメンバーの互いを温かく包み込む雰囲気のなか、練習が繰り返されていきました。

　ホオズキのようにも見え、ハリセンボンのようにも見える果実をつけるフウセントウワタ。成熟して裂けた実からは、綿のような種がたくさん出てきます。子どもたちにも、ぜひ見てほしいと地域の方が生けに来てくださいました。
　校長室の方に生けられた花は、啓翁桜（ケイオウザクラ）と白玉椿です。桜といえば、季節外れの感じもしますが、この時期に花をつける桜のようです。バラの赤と啓翁桜の白のコントラストが美しさを増しています。

　各学年のコーナーもありました。食品販売、おかしつり、くじ引き、工作など。親子で回る人達もいれば、子ども同士で回る姿も見られました。どのコーナーも多くの人でにぎわい、活気に満ちた一日となりました。子どもたちにとっても思い出に残る祭りとなったことでしょう。
　親子まつり当日に至るまで、企画運営に携わってくださったＰＴＡ執行部の方々、そしてお手伝いをしてくださった保護者の方々、どうもありがとうございました。
　地域からも多くの方がお越しくださいました。この場をかりてお礼申し上げます。

　１０月２９日（土）に、親子まつりが開かれました。どのコーナーも大盛況です。にこにこ学級の子どもたちの開いたお店も大にぎわいで、ビーズマグネットを買い求めるお客さんで、長蛇の列となりました。またたく間に商品は売れ切れ、一時間後には完売しました。
　卒業生も多く訪れ、販売のサポートをしてくれました。いつまでもつながりのある温かいものを感じます。

　１０月２９日(土）に、親子祭りがありました。にこにこ学級は恒例のにこにこショップを開きました。１０時４５分から販売開始でしたが、１０分前ぐらいから長蛇の列ができました。こんなことは初めてでした。新作キャラクターをめあてに、お客さんが来たようです。「にこにこショップ開店で〜す！」の声を合図に、お店を始めました。お店係の児童は、練習した通り「いらっしゃいませ。」「レジはあちらです。」「ありがとうございました。」と、丁寧な接客をしていました。レジ係の児童は、お金を受け取り、計算してお釣りを渡すという仕事をあわてずにやっていました。保護者の方の見守りもありましたが、良い学習ができたと思いました。３０分で完売し、みんな嬉しそうでした。

　３年と４年のクラスで道徳の学習を行っていました。以下のことをねらっています。

３年「われた温度計」
素直に反省し、正直な行いをしようとする心を育てる。
４年「どうぞと言われて」
きまりやマナーを大切にしようとする態度を育てる。

　子どもたちは、実体験と重ね合わせながら、じっくりと考えていました。「自分なら〜するのだけど、○○さんは〜なんだな。」と交流のなかで互いの違いにも気付いたことでしょう。多くの友達の考えを聞くなかで、自分をみつめるきっかけとなればと思います。
　道徳の学習においても、自分の考えをもち議論するなかで、自分を振り返る場面を大切にしていきたいと思います。

　４年生のクラスでは、校外学習で調べてきたことの発表会に向けて、中間発表会を行っていました。一人ひとりが情報発信する力を付けることを目指して取り組んでいます。原稿に頼らず、自分の言葉で堂々と伝えていました。そして、聞き手は、それをチェックカードで評価しながら聞いていました。情報が十分に精選され、提示の仕方もグループごとに工夫されていました。
　４年生ともなると、情報を伝える力が飛躍的に進歩するように思われた授業風景でした。

　3年生のクラスでは、小数の大小関係について学習をしていました。

　２．９と３では、どちらが大きいでしょうか。

という課題です。「小数点をかくしたら２９と３だから、２.９の方が大きいですね。」という教師のゆさぶりに対して、「でも・・・」という子どもたちの反応。きちんと、違う理由を説明し始めました。
　グループ交流においても、「○○くんは、〜と考えたんだね。」と相手の考えを理解しようとしたり、「もし〜だとすると、〜だよね。」と、仮定しながら考えたりする場面が見られました。
　学習の最後には学習を振り返って、自分の思いをまとめていました。「ノートの達人」というクラスでのルールも生かされていました。
　「あ〜。」と納得する姿や「楽しかった。」というつぶやきが授業のすべてを物語っていたようです。

　4年生はリズムや楽器の音色を聴き合って、合奏を行っていました。随分、練習を重ねたことが分かります。様々な楽器の音色が重なり、面白さが伝わってきました。学習が一旦終了した後も、休憩時間というのに音色が鳴り止まなかったのは、きっと楽しかったからでしょう。

　大休憩後のクラスの様子です。一歩、教室内に入ると、教室中穏やかな雰囲気で包まれていました。子どもたちは、それぞれに次の学習への切り替えをしています。何人かの子どもたちは教室の一角に設けられたコーナーに行き、なにやら行っているようです。よく見ると、コーナーに設置してあったのは、

「あいさつまいも大作戦！！」
　5人に気持ちのよいあいさつをしたら、１つビー玉が瓶の中に入れられるものです。

「いいこと　みつけ」
　○友達がしてくれてうれしかったこと
　○自分ががんばったこと、できるようになったこと

この２つのものです。その他にも、「みんなで読もう　サンノニ（３−２）秋の読書まつり」など、子どもたちが楽しみながら見つけたり、学習したりする場が設定してありました。
　穏やかな雰囲気を醸し出していたのは、こういった取り組みがあるからでしょう。
　

　東浄小学校の正門脇には、本校のシンボルツリーともいえる大きな桜の木があります。春になると、淡い桜色の花をつけ、満開になった桜の花を見上げては心を和ませることができます。秋ともなると、赤やオレンジに色付く葉にうつろいゆく季節を感じ、四季のあることに喜びを感じます。
　ただ大変なのは、風に吹かれ舞い落ちる葉の多さです。しかし、子どもたちの登校する時間にはきれいに落ち葉が片付いています。
　実は、地域におすまいのご夫婦が、毎朝６時すぎから清掃をしてくださっているのです。段ボールいっぱいになった葉を見ると、本当に頭が下がる思いです。
　いつもありがとうございます。今朝も子どもたちが気持ちよく登校してきました。

　今回、地域の方に生けていただいたのは、ダリア、ヨシ、クロトン、ドラセナです。クロトンとドラセナは観葉植物としても親しまれているものですが、共通していえるのは２つとも、「幸運を呼び込む植物」といわれています。その植物が東浄小学校の玄関に生けてあります。ドラセナの葉は上を向いていて、人を活発にするといわれ、熱帯地域に分布する植物のようですが、なんと江戸時代には日本に伝えられてきたそうです。色合いもきれいで目をひくものがあります。
　「学校へ行こう週間」でお越しになったとき、ご覧になられてはいかがでしょうか。

　2年生のクラスでは、3枚の絵から人物や場面の様子を想像してお話作りをしていました。登場する人物別に付箋の色を変え、人物がした行動や会話、気持ちをメモしていました。グループで交流するなかで、微妙に違う表現に気付いたり、よく分からないことに対して質問したりする場面が見られました。子どもたちにとって、とても楽しい学習活動となり、主体的に取り組むことができました。
　次の時間には、つなぎ言葉（それから、ところが　など）を使って、場面のつながりを意識して書く学習につながります。

　中学校区４校の技術指導員、業務員による共同作業が毎月行われています。今回は東浄小学校のヒマラヤスギの剪定です。いつしか２階の高さほどの高木となり、生い茂っていた樹木は、校舎内を暗くしたり、蜂のすみかとなったりしていました。
　今回の共同作業で、見違えるほどヒマラヤスギもすっきりとなり、校舎内に差し込む光も多くなりました。
　今週は東浄小学校の「学校へ行こう週間」です。最終日の２９日は土曜参観日と親子まつりになっています。明るくなった学校、子どもたちのがんばる姿をご覧にどうぞお越しください。

　土曜参観　　　 ９：３０ 〜１０：１５
　親子まつり　　１０：３０〜１３：３０

1年生のクラスでは、文学的な文章「サラダでげんき」の学習をした後、主人公のりっちゃんに手紙を書いていました。内容は、

○サラダに入れるといいもの
○それを食べるとどうなるのか

この２点をおさえた手紙でした。入れる野菜や理由が一人ひとり違っているのに感心しました。
「かぼちゃを入れるといいですよ。口の中でとろけて、すごくゆったりできて、こころまでゆったりしますよ。」
きっと、大好物の野菜を書いて理由を考えたのでしょう。書いた手紙は友達と交換して読み合い、感想を書き合っていました。
　手紙の内容を見ると、これまでの学習の中で、場面の様子を楽しんで読んできたことがよく分かります。

東浄保育園の年長組さんが、小学校に来てくれました。年長組と一年生の「なかよし会」を行いました。先輩の一年生が、あいさつや司会をして会を進めます。いっしょに手遊びやおにごっこをして交流を深めました。「なかよし会」は2月にも行う予定です。

　１０月２９日（土）の土曜参観日の後に行われる親子まつりで、にこにこ学級による「にこにこショップ」が開かれます。にこにこ学級で作ったアイロンビーズを販売します。
　にこにこ学級のみんなは、当日にむけて何度も練習をしてきました。お客さん役に多くの先生たちも訪れてくれ、商品のすすめ方、会計の仕方も随分慣れてきています。当日の販売が楽しみです。
　
　

　６年のクラスでは、社会科の学習を行っていました。黒板に提示されたのは原爆投下時の広島の様子です。どうしてこうなったのだろうか、これからの学習で考えていこうというものです。つまり、逆向き設計の学習です。
　はじめてこの学習に入る子どもたちは、手元に配られた3枚の絵を見比べながら、戦時下の国民の生活が、戦争一色になり始めていることを感じ取っていました。
　

　今年度2度目の校内全体研究授業が、２年生のクラスで行われました。子どもたちは、図や言葉や式を使って、６×４の答えを導き出していました。学習内容の理解はさることながら、子どもたちの話す態度、聞く態度もしっかり身に付いていました。教師・子どもともにやる気が伝わってくる授業でした。
　授業後に行われた協議会では、「学習のめあてに対する一般化の難しさ」など、踏み込んだ内容について話し合われていました。指導主事の先生からは、授業者のよいところを見つけつつ、本校の課題とするところにも的確に答えていただきました。