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最新更新日:2025/06/17 |
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学校長より
前期も終盤にさしかかっています。
生徒たちは前期の期末試験に向けてがんばる時です。 さて、前期の終了を迎えるこの時期に 学校長の思いを「平成28年度 前期終了を迎えて」と題して 保護者の皆様へお伝えします。 平成28年度、子どもたちに、『上級学校等、卒業後のステージを 保障するとともに継続可能な力をつけること』を目的として取組を 進めているところですが、月日が経つのは早いもので 夏休みも終わり、前期の終了時期を迎えております。 あらためまして、保護者の皆様には平素より本校教育の推進にあたり 多大なご支援、ご協力を賜り、深く感謝申し上げます。 本校では、この半年間、「開かれた学校」を示す一つとして 本校ホームページを活用しております。 お陰様で、アクセス数(約5万回)も飛躍的に増加し 総計11万回に達する状況です。 保護者の皆様には、子どもたちの学校での様子や部活動等での活躍 そして本校教育の取組等の一端を目にしていただける 良い機会になっていることと推察いたします。 引き続き、より多くの皆様にご覧いただきたいと願っております。 さて、ご承知のとおり、教育界では、今日「深い学び」 「アクティブラーニング」といった言葉で示されておりますように 基礎的知識を基盤として、子どもたちが積極的に 『思考・判断・表現する力』を身につけることが期待されております。 こうした中、学校生活の大半は授業であり 1日6時間の授業にいかに集中して臨むか、習得しようと 前向きな姿勢をもって臨むかが大事になります。 しかしながら本校の生徒については、学習に対する気力や 積極的な姿勢、そして基礎的学力の習得において 十分に身についた子どもたちばかりとは言えない状況があります。 平成18年、長崎県では、当該県の学力向上推進協議会が 「子どもの学びの習慣化」をテーマとして、次のことを示して 学習習慣・生活習慣の確立には、家庭との連携が大切であることや 次のような指摘がありました。 1 家庭で毎日決まった時間に学習をする習慣をつけることが大切である。 2 食事や睡眠時間など基本的な生活習慣の確立が大切である。 3 テレビやゲームに費やす時間が多いのは問題である。 4 携帯電話やパソコンの利用の仕方や利用時間が多いのは問題である。 5 家庭での読書習慣は大切である。 6 学力だけの問題ではなく、子どもに人間力をつけていくことが大切である。 7 体験から学ぶことは、人間力をつける上で大切なことである。 8 親子でふれあう時間が大切である。 9 学校と家庭の役割を明確にして連携を密にすることが大切である。 【家庭学習時間のめやす】 小学生1日平均 中学生1日平均 低学年 30分〜1時間 1学年 2時間〜2時間半 中学年 1時間〜1時間半 2学年 2時間〜2時間半 高学年 1時間半〜2時間 3学年 2時間半〜3時間 【啓発のポイント】 ○「学ぶ」習慣の定着のために、根気強くしつけていく ○家庭学習は、その時間の長さだけでなく 内容、やり方によって効果が異なる ○学習する時刻、時間、場所の設定 ○学習に集中できる環境づくり (テレビを見ながらなど、「ながら勉強」をしない) 義務教育が終了しても、子どもたちは引き続く成長過程にあります。 その後も「学び」が継続していくことと思いますので、それぞれの 発達段階で身につけるべきことをしっかり習得し、気力、前向きな 気持ちをもって、これからも学習に臨めるように、保護者の皆様には 各ご家庭でご指導いただけましたら幸いでございます。 学校におきましても、あらゆる機会を通じて子どもたちの 学びを支援して参ります。 今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。 ![]() ![]()
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広島市立三和中学校
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