朝夕は、すっかり秋めいてきたものの、日中はまだまだ残暑が厳しい中での授業再開４日目です。学習も本格的に開始しました。高学年の３つのクラスでは、算数科や社会科の学習を進めていましたが、どの子どもたちも真剣そのものです。算数科では、学習課題に対して自ら解決方法を見い出し、習得した力で多くの問題をこなしていました。子どもたち一人ひとりのノートを確認してみると、すべての子どもたちが学習内容を理解していました。学習内容が定着するように、これからも丁寧な指導に努めていきたいと思います。

　空が高くなり、夏雲から秋の雲へとかわりつつあります。校舎の玄関先と校長室にも、秋が運ばれてきました。地域におすまいのご夫婦が今月も花を生けに来てくださったのです。
　今回、生けられているケイトウ、リンドウからは、虫の奏でる音色が聞こえてきそうです。もう一方の水盤に目をやると、去りゆく夏を思わせるようなピンククッションの花が生けられていました。一見すると、ヒガンバナに見えますが、よく見ると厚みがあり丈夫そうな花です。この花は、南アフリカの沿岸に分布する植物のようです。
　しばらくの間、子どもたちの目を楽しませてくれることでしょう。

　本校では毎年、アレルギー対応として学校医の先生のもと、エピペン講習会を行っています。アレルギー反応を起こし、緊急を要するときは冷静に判断して、「呼ぶ・打つ・運ぶ」を迷わず行うことを習いました。「呼ぶ」は、人や救急車を呼ぶこと、「打つ」はエピペンを打つこと、「運ぶ」は病院へ運ぶです。一瞬の正確な判断が必要とされます。チーム体制で対応することの大切さを確認しました。