全校生徒1176名、「人間力を高める」祇園中学校

今年度最後の給食

おいしい給食を楽しみにしている生徒がたくさんいます。

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高い志

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 生徒数が増加したため、これまでは全生徒が入ると
ステージに向かって並ぶことができなかった体育館でしたが
3年生が巣立った後の今日は、ステージに向いてゆったりと並んで
朝会と表彰式を行うことができました。

 校長先生からは
「 今、別れを告げるべきもの 」というお話がありました。
その内容は

 3月は別れの季節である。
最上級生が去り、もうすぐ先生との別れもやってくるが
その後には新しい出会いも待っている。
 別れはさみしいものだが、その出会いを大切にして
自分自身を成長させる人であってほしい。

 今年入学した1年生が、校長室の掃除を
普段からよくがんばってくれている。
 最近も私が雑巾がけをしていたら
「代わります」「私がやります」と言ってくれた。
そうした心遣いが本当にうれしかった。

 先日も地域の会議で「年代物の校舎なのに
なぜこんなにもキレイなのか」と言われたので
「日頃から生徒達が一生懸命掃除をがんばってくれるから」
であると、自信を持って答えることができた。

 このように、数多くの良いできごとがある一方で
この会議の中では残念なことや、ご心配をいただいて
いることのお話もいただいた。
 例えば「歩道や道ばたに座り込んでいる」ことや
「畑や庭など、人の敷地内を通る」こと
そして「通学路ではない危険箇所を通っている」
といった姿が見られることがそれに当たる。

 校長室でお客さまと話をしている時にも
突然「大きな声や足音」が聞こえてくることがある。
このように善悪の見極めが甘く
状況判断ができない幼い行動が続くようでは
周囲に迷惑をかけるだけではなく、自分自身の成長も望めない。


 幕末と言われる時代に活躍した橋本左内は
若干15歳の時(今の中学2年生に当たる時期)に
自分の志を著して「稚心を去る」という考えを残した。

 これは、現代社会でもありがちな
「子どもがウソをついてごまかしたり
親を利用するといったことがおこる原因は
『自己の修業を怠り、父母への依頼心を持つなどは幼稚な心』
があるからとする考え方」のことである。

つまり「稚心」とは
楽しいことには熱中するものの
本当に必要とされるがしんどいことは怠けてしまい
楽な方へと流されるという
「子供じみた心」のことである。

 確かに時代背景は大きく異なっているが
現代の日本は、子供じみた大人が多いのである。
 子供じみているというのは
「社会の基本的なルールを守ることができない」
「人の話をキチンと聞くことができない」
「つらいことからすぐに逃げようとする」ことである。

 学年を締めくくる、この時期だからこそ
時間をとって、今一度自分のことをを見つめ直すと良い。

日々の生活に甘えがないか

そして高いハードルを避けて
楽な道ばかりを選ぼうとしていないか
ということを。

「稚心」に別れを告げ
その全てを捨て去れた後の自分と
その先に見えてくるすばらしい未来を思い描きながら。

              というものでした。

 今年度最後となった、この全校朝会でのお話を参考に


 これまでの日々の生活を顧みて「稚心」を捨て去り
少しずつ前進していく自分の姿を楽しみにしながら
自分らしい生き方につながる決意となるもの
すなわち「志」をたてましょう。

 それは
今から伸びゆく子どもである生徒だけではなく
それを育む大人も考えるべきことだと思っています。

 これからどんな人として生きていくことになるのか。

それは誰もが自分で決めることができるのですから。
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大掃除 4

 協力する気持ちも育まれます。
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大掃除 3

 祇園流ですから、先生も生徒も協力して行います。
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大掃除 2

 掃除は自分の心もピカピカにしてくれます。
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大掃除

 お互いに、来年度を気持ちよく迎えるために
一生懸命キレイにしましょう。
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部活動8

後片付けと
ミーティング

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部活動7

後片付け開始

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部活動6

バレー部

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部活動5

野球部
サッカー部

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部活動4

ソフトテニス部
バドミントン部

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部活動3

バスケ部

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部活動2

陸上部

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部活動

吹奏楽部

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信じる

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 グラウンドにも、靴箱にも、教室にも
祇園中学校のどこを見ても、もう3年生の姿はありません。
 これまでもそうだったように
それらのすべては次の世代に引き継がれていくのです。
 69回もの卒業式を重ねてきた祇園中学校には
すばらしい先輩がたくさんいます。
この3年生も、またいつか成長した姿をみせてくれることでしょう。

 卒業はひとつの人生の節目とも言えます。
別れはさみしさを伴いますが、こうしたできごとの後には
とても大切でステキな、自分の人生を変えてくれる
「新しい出会い」が待っているものなのです。
 振り返ってばかりでは
目の前にある出会いに気づかずに通り過ぎてしまうかもしれません。

 これからは後ろばかりを振り返るのではなく
祇園中学校の卒業生としての「誇り」を胸に
「自信」を持って前向きな生活をしていきましょう。

 半年前の朝会で
校長先生がこんなお話をされています。

 人が一生を生きていく中に「節目」といわれる大切な時期がある。
その節目で「目標」や「夢」を持つことは実に大切なことである。
人はそれがあるからこそ、努力できるのだから。
 
 夢を叶えるために目標を立て
その夢を叶えたいから、苦しい計画にも耐えることができる。

 人はその計画が順調に進んでいるときは
何に対しても積極的に取り組もうと思えるのだが
順調でないときには、うまくいっていた過去を思い出して
「あのころは、よかったなぁ…」などと考えてしまうものである。

 その「あのころ」とは、一体いつのことなのだろうか…。

 順調な時期でも、きっと辛いことや苦しいことがあり
それを乗り越えようとしてがんばってきたはずである。

 人は
「過去に戻ることはできないが
自分の未来を変えられる可能性を、誰もが必ず持っている」のである。

 一生懸命がんばったのに、結果が出ないときもある。
そんなときは自分の目標の立て方を再考するとよい。

 努力が空回りすることのないように
現状を冷静に考え、自分の力を正確に把握して
今の自分にとって、少し高いところに目標を設定すると良い。

 また、本番から今の時点までを逆算して計画することも
大切である。
試験まで180日あるとして、1日3時間の学習時間を
計画すると、540時間をどのように割り振るか…と
考えることになる。

 「悩んでいる」間に、やるべきことはたくさんある。

 懸命に努力して、結果がついてくることはすばらしいことだが
たとえ結果が出なかったとしても、「一生懸命努力した過程」は
長い人生の中で、必ず活かされるものなのである。

 それでも苦しいときには、一体何を信じればよいのか。

それは

「今、懸命に努力している自分」である。

 自分の力を信じて努力した先に、必ず光が見えてくるのだ。

というものでした。 


 明日は公立高等学校選抜2の発表があります。
詳しいことが、今年度最後の進路通信
(ここからも読むことができます →進路通信 最終号 )にも書いてあるので
説明と注意事項を熟読し、明日以降の行動に役立てて下さい。

 先生たちは
これからも3年生のみんなが
自らの可能性を広げる努力を続けていってくれることを信じています。

旅立ちのとき4

子どもたちを見つめる先生方も満面の笑顔です。

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笑顔がはじける3年生たちです。

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友達との楽しい時間です。

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旅立ちのとき

式も終わり、名残惜しい時間が続きます。


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卒業式

素晴らしい1日に
なりますように

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今週の予定
3/18 代替休業日
3/20 新入生物品購入
3/22 選抜3
広島市立祇園中学校
住所:広島県広島市安佐南区祇園五丁目39-1
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