全校生徒1200名。「人間力を高める」教育活動を行っています。

全校朝会 2

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表彰状の授与の後、校長先生からは
「四知  天と地とあなた自身は知っている」というお話がありました。

 その内容は
 後漢の学者である楊震に推されて役人となった
王密が
「夜なので、誰にも気づかれません」
といって楊震への賄賂を送ろうとしたところ
楊震は
「天知る、地知る、子知る、我知る。何をか知る無しと謂わんや」
と答え、きっぱりと断った。

このようなできごとによって広まった言葉が
「天知る、地知る、子知る、我知る」である。

これは
「誰も知らないと言っても、天も地も、君も私も
その不正を知っているのだから、不正は必ず発覚する」
という意味の言葉である。

いけないことをしても「ばれなければいいんだ」と
考える人もいる。
窃盗、ゴミのポイ捨て、人に対する非難や仲間はずれ
他の人の迷惑を考えない私語などは
事の大小に関わらず、決して正しいことではない。
つまり「不正」である。

今日の朝会の集合でも
豊かな心をもった人は最初から静かであったし
少なくとも
生徒会の司会者が「静かに!」と呼びかけたら
気がついて改めることができた人もいた。

それができていない人との違いは何か。

不正を不正と知らないのであれば論外であるが
それが正しくないことだと知っているのであれば
やはり、自らの行動は正しいものにし
それを見た他の人に
「あなたのまねをしたい」「あなたのようになりたい」
と思われる行動をすることが大切である。
ということでした。

このお話を参考にして

他の誰かに注意を受けたらできるということならば
その注意をうけることなく
正しい行いを自らの判断で行うことができる
豊かな心を持った「大人」に近づくための努力を
普段の生活から積み重ねていきましょう。

 『天と地と、あなた自身は知っている』のですから

全校朝会

今日の朝、全校朝会があり、表彰状の授与も行われました。


 ただ、残念なことに
これまであたりまえにできていた「時間を守って、静かな集合」
については十分なものではありませんでした。

 こんなときこそ、一人ひとりが心と身体の「姿勢」を正し
自ら考え、判断して、行動する必要があるのでしょう。

 学校はみんながつくるものなのですから。


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7/6 掃除・暮会なし
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