３月１３日（木）に、たくさんの御来賓、保護者の方々をお迎えして、第３２回小学部・中学部卒業証書授与式が、盛大に挙行されました。小学部１６名、中学部３４名の児童生徒が、レッドカーペットの上を堂々と入場し、一人一人壇上に上がって、校長先生から卒業証書を受け取りました。その表情は、りりしく、態度もとても立派でした。呼び掛けでは、在校生が、お祝いに「卒業おめでとう」の歌を贈り、会場は一気にお祝いムードに包まれました。お返しに卒業生が、小学部６年間、中学部３年間の思いを込めて合唱を披露し、これまでの学習の成果を存分に発揮することができました。最後に、卒業生と在校生が一緒に「心から心へ」の歌を歌い、その歌声からはお互いを思い合う優しい気持ちが伝わり、温かい気持ちになりました。卒業生の皆さん、御卒業おめでとうございます。
あたらしい　あしたへ向かって、はばたいてください。

　3月7日、8日に広島みなと公園で開かれた広島みなとフェスタに出店しました。高等部の生徒が作業学習で作った品物を販売しました。
　7日はあいにくの雨で、全体的に客足が鈍っていましたが、職業コースの生徒が朝焼きしたパン（約２００個）は好評で、「また、買いたい。今度はどこで買えますか」という言葉も聞かれたほどでした。
　8日は春らしい暖かな日差しの元、人出が多く、我が校のブースもたくさんの人で賑わい、マドレーヌやクッキーなどのお菓子はもとより、織り、染め、農業、紙工、陶芸、木工、クラフト、それぞれの作業グループが心を込めて作った品々が売れました。いつもの売れ筋商品以外にも今年は、ビーズの飾りや可愛らしいストラップなどが女の子たちに人気でした。買っていただくことは嬉しいこと、販売活動に参加した生徒の顔もみな輝いていました。

　２月２７日（金）中学部お別れ会がありました。卒業する中３の先輩をお祝いする会です。中２の合奏「喜びの歌」をＢＧＭに、中１の拍手の中、入場しました。メッセージカードを受け取ったり、花付けゲームで楽しんだりした後、中３一人一人からのメッセージ。中学部での楽しかった思い出やがんばったことを発表しました。「おめでとう」の気持ちと「ありがとう」の気持ちが伝わる会でした。
　その日の午後は中３によるボランティア清掃を行いました。みんながよく使う更衣室、機能訓練室、プレイルーム、音楽室などを清掃しました。楽しみながら笑顔いっぱいで清掃する姿が印象的でした。清掃すると「学校がきれいになる」「うれしい人がたくさんいる」といいこといっぱいです。ありがとうございました。

２月２６日（木）に、小学部高学年で遊びの指導の一単元として学習しているクラブの発表会を行いました。４年生から６年生までの児童が集まり、興味関心を大切にしながら、好きな活動を自ら選んで参加できるように、縦割りに三つのグループに分かれて活動しています。この日は、これまでの学習の成果を、音楽大好きクラブ、レクリエーションクラブ、スポーツクラブの順に、みんなの前で発表していきました。異年齢集団の中で、学年を超えてかかわり合い、頑張りを認め合うことで、児童一人一人が、喜びや満足感を味わうことができ、素敵な発表会になりました。来年度、仲間入りする３年生も見学に訪れ、先輩がいきいきと楽しそうに発表する様子を、目を輝かせながら、注目して見ていました。

　２月２７日、職業コース２，３年生生徒による今年度最後の区役所パン販売を行いました。９種類１７０個のパンが２０分程度であっという間に売り切れました。たくさんの方が買いに来てくださり、「久しぶりね、待っていたのよ」「パンの種類も増えて楽しみね」「本当に美味しいよ」などと嬉しい言葉をいただきました。
　そして、最後は、特別支援教育課の前で３年生生徒が御礼の言葉とともに、職業コース第１期生として卒業後の進路の報告をさせていただきました。

2月26日に広島車いすダンスくらぶの方々をお招きして車いすダンスを披露していただきました。高等部1年〜3年生重複クラスと2年生１類型クラスの生徒が鑑賞しました。ひかりの広場で心地よい音楽とともに軽やかに踊る車いすと人のコラボレーションに生徒は魅了され、最後はクラブの方々に手を取られ笑顔でダンス体験ができました。クラブのメンバーである小学部5年生の木吉晴哉くんもお母さんと一緒に素敵なダンスを披露してくれました。