最新更新日:2024/09/17 | |
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学校給食週間 5日目です。今日の給食は,現在の給食。 郷土食「広島県」の献立です。 ごはん 牛乳 呉の肉じゃが がじつあえ みかん です。 肉じゃがに「呉の」とあえてついています。 給食日誌でも「『呉の』とつくということは,他もあるんですか?」という質問が書いてありました。 いつもの肉じゃがとどこが違うのかというと… まず,炒める油です。 ごま油で炒めています。 そして,材料。 いつも入っているはずのにんじんがありません。 呉の肉じゃがは,にんじんを使わないのが特徴ということでした。 がじつあえは,味付けしてあるあなごとほうれんそう,にんじんをしょうゆ,さとう,食酢で味付けをし,白いりごまを混ぜたものです。 お正月によく食べられていた料理なので,「がじつ(賀日)あえ」という名前がついたそうです。 瀬戸内でとれるあなごと野菜を組合わせて,考えられた料理なのでしょう。 では,本日の生徒からの感想です。(⇒は時光のコメントです。) 【呉の肉じゃが】 ○肉じゃがのじゃがいもがやわらかくて,おいしかったです。昔〜今の給食が食べられてよかった―!! ○肉じゃが,もうすこしいろいろ入れてほしい。 ⇒いつもの給食は,にんじんあり,さつまあげありの肉じゃがなので,少し物足りなく感じたようです。 ○肉じゃがが人気でした! ○呉の肉じゃがと普通の肉じゃがの違いは,にんじんがあるかないかですか?美味しかったですが,色が寂しかったです。 ⇒本校の生徒は,彩りについてよく見ています。「ちょっと色が少ないかな…」と思ったときは,給食日誌に「彩りが…。」と書かれています。 【がじつあえ】 ○野菜とあなごが合っておいしかった。 ⇒本校では,肉じゃががいつも大人気なので,肉じゃがへのコメントが多く,がじつあえのコメントは,このひとつでした。職員室では,うっすらと利いている食酢の酸味が良いという意見がありました。 【その他】 ○体が温まってよかった。 ⇒寒い季節は,温かいものが一番のごちそうですね。 本日で,本校の学校給食週間は終了です。 思い出の給食にご協力くださった保護者の皆様,独自献立にご協力いただきました皆様,お世話になりました。 ありがとうございました。 学校給食週間 4日目です。広島でアジア大会が開催されるにあたり,学校給食にアジアの国の料理が多く取り入れられるようになりました。 この流れで学校給食で「世界の料理」が取り入れられるようになり,アジアだけでなく,広島市と姉妹友好都市提携をしている国の料理などが実施されるようになりました。 今日の献立は… ごはん 牛乳 鶏肉のオイスターソース炒め 肉団子とはるさめのタイ風スープ です。 タイ王国の料理でした。 オイスターソースやナンプラー等,普段あまり使わないような調味料を使う料理のため,「子どもたちに受け入れられるかな…。」と心配していました。 2年前に実施したトムヤムクンのことが脳裏をよぎりました…。 見た目は甘酢あえのようなのに,食べてみると,異国情緒ただよう味…それも辛めで,濃いめの味…。 量は少ないが,ひとつ食べたら,ごはん3口はいけそうな味…。 ふ…不安。 給食の片付けの時間。 たくさん聞いた言葉は,「小おかず,美味しかったっ!でもすごく量が少なかった!」というものがほとんどでした。 やはり濃いめの味が好きなのね…。 からっぽのボールを見つめつつ,嬉しさ半分,薄味に慣れてほしいのにな…という気持ち半分の複雑な心境になりました。 (濃いめのものを出しておいて,こんなことを言うのもなんですが…調味料は半分控えての,濃さでした。) さて,本日の生徒の感想です。(⇒は時光のコメントです。) 【鶏肉のオイスターソース炒め】 ○小おかずがごはんとよく合って,おいしかった。 ○小おかずが少なかった…おいしかったのに…。 ○小おかずの量が少なかったのですが,高カロリーのためですか? ⇒汁物に肉団子が入っているため,いつもより肉の使用を抑えてみました。 【肉団子とはるさめのタイ風スープ】 ○大おかずの肉団子がとってもおいしかった! 【その他】 ○給食が一気に現在に近づきました!タイ王国のごはんってこんなにおいしいんですね。 その他,「やっぱりごはんがいいね!久しぶりにごはんを食べた気がする。」といっていた生徒もいました。 明日は,現在の給食として,郷土食「広島県」です。 瀬野川中学校オリジナル給食から広島市の統一献立に戻ります。 学校給食週間 3日目です。献立は… 小型パン チョコレートスプレッド ミートスパゲッティ(ソフト麺) フルーツ白玉 昭和40〜50年代の給食を再現しています。 そして,大事件が…。 写真をよーくご覧ください。 お盆の手前側です。 スプーンが写っています。 昭和40〜50年代。給食では先割れスプーンを使用していました。 その頃をイメージして,スプーンにした…というわけではなく,本来は箸を入れるべきところ,スプーンを出してしまいました。 今のスプーンはもちろん先割れではありません。 そして,給食時間及び片付けの時間には,「食べにくかったー。」「なんでスプーンだったんですか?昔の給食だからですか?」の言葉のシャワーを浴びました。 また,給食の感想には,ソフト麺はどこへやら,「すごく食べにくかった。」の声が多数書かれておりました。 せっかくのソフト麺だったのに,大失敗。 生徒の皆さん,先生方,本当にすみませんでした。 さて,給食時間。 初めて食べるであろう1年生の2つのクラスに行ってみました。 (スプーンの件は置いておいて)意外なことに上手に混ぜています。 あるクラスは,担任の先生が少し遅れたそうで「分けて入れるのを伝えられませんでした。」とのことでしたが,一度に入れたにしては,上手に混ぜています。 こちらがびっくりしてしまいました。 次のクラスに行くと,白い部分が残っている生徒を発見!(右の写真です。) しめしめ…と思いきや「ぼくは,混ぜるのではなく,つけて食べる派です。」とのこと。 あえて白い部分が残るようにしていたのでした。 これまた,びっくりでした。 でも思い出してみると,私が小学生の頃にも同級生に,つけ麺のようにして食べている子がいたな…等と回想しつつ,職員室に戻りました。 では,本日の生徒の感想です。(⇒は時光のコメントです。) 【ミートスパゲッティ】 ・スプーンで食べるのが難しかったです。(多数) ⇒本当にごめんなさい。 ・麺がやわらかかった。 ⇒ソフト麺の特徴ですね。いつものスパゲッティとやはり違いますね。 ・ソフト麺,混ぜるのが大変でした。 ・スパゲッティの味が薄かった。 ⇒ミートソースはいつもの分量なので,これもソフト麺だからかもしれません。 ・混ざりにくかったけど,おいしかったです。 【フルーツ白玉】 ・白玉餅がもちもちでおいしかった。 ・白玉餅が固かった。 ⇒冷やすと少し固くなります。 ・白玉餅に味がない。 ⇒果物と一緒に食べると,いいかもね。 【その他】 ・量が多かった。満腹! 月曜日からの献立がいまいち満足感がないという感想が続いていましたが,本日は満腹だそうです。 良かったです。 昨日も書きましたが,保護者の方からの思い出の給食でダントツに名前が挙がっていたのが「ソフト麺のミートソース」でした。(過去3年間,必ず挙がっていました) 今日はまとめとして,保護者の方の思い出をご紹介します。 3年保護者 M・Wさんから ソフト麺は半分すつソースの入った食器に入れて上手に混ぜながら食べ,残りのめんとソースの配分に気をつけないと味のない麺だけが残ってしまう。残念…。 1年保護者 匿名希望さんから うどんのような袋スパゲッティ(ミートソース)にびっくりでした。 まぜる時,ソースが服に飛び散るが,混ぜるのも楽しくおいしかったです。中華そばも袋に入ったのがあったような…なかったかなぁ? 1年保護者 匿名希望さんから 毎日がパン食だったので,ソフト麺が楽しみでした。カレーやミートソースの中へソフト麺を入れて食べていました。 1年保護者 M・Sさんから ソフト麺の日はとってもうれしかった記憶があります。 1年保護者 匿名希望さんから ソフト麺は袋の上から4つに分割して,少しずつ入れて食べていた。おいしかった。 保護者の皆様,ありがとうございました! 学校給食週間 2日目です生徒とこんな会話をしました。 生徒「先生。今日のは本物なん?」 時光「本物よ〜。」 生徒「今,とれんって言われよるし,すごい高いんでしょ?どうして本物が出せたん?」 時光「私ががんばったから〜!(笑)」 自画自賛ですみません…。 さて,本日の献立は何でしょう? パン マーマレード 牛乳 くじらのオーロラソースかけ カレーシチュー 昭和30年代をイメージした献立です。 冒頭の会話は,くじらが出たことによる会話でした。 実際,去年使った物資を手に入れることができず,角切りのくじら肉ではなく,写真のように,薄切りの肉で粉がついているくじらを今年は使用しました。 業者さんいはく,「それじゃないと調達できません。」ということでした。 また,去年はマーマレードではなく,バターを使用しましたが,こちらも今の状況では入手不可能とのことでした。 昔は普通に食べられていたのに,今はなかなか手に入らないという物がありますね。 さて,本校では学校給食週間に際し,保護者の皆様から給食の思い出を募集しました。 くじらとカレーシチューについての思い出をいただきましたので,ご紹介します。 (⇒は時光のコメントです。) 【くじら】 3年の保護者の方からいただいた思い出です。 くじら肉のおいしさが忘れられず,いつか食べたいと思います。子どもたちは,くじらを食べたことがないので,食べさせてみたい程,おいしかったです。 ⇒思い出の料理はくじらの竜田揚げと書いてありました。 実は,給食室でも自分が食べた当時のくじら料理。竜田揚げとオーロラソースかけ,どっちが出ていたかで話題になりました。 【カレーシチュー】 1年 給食大好きっ子だった人さんからの思い出です。 ・ミートソーススパゲッティもカレーシチューも当時の大人気メニューで,おかわり欲しさに,1〜2分で平らげて,2回,3回と行列を作って,鍋がからになるまでおかわりしていたことを思い出します。 ⇒給食室からすると,とても嬉しい光景です。2回,3回というのがすごいですね。 保護者の皆様,思い出のご提供,ありがとうございました。 さて,本校の生徒たちの感想は… 【くじらのオーロラソースかけ】 ・めっちゃうまかったー。 ・見た目がレバーっぽくて…味は違いましたが…。 ・初めての鯨!!見た目はレバーっぽいけど,味がすごくおいしかったです。 ・鯨が肉みたいでとてもおいしかった。 ⇒鯨は海にいるので,魚のように思うかもしれませんが,哺乳類なので,肉みたいというよりは肉なのです。食品成分表にも肉として載っていますよ。 【カレーシチュー】 ・シチューもとてもおいしかった。 ・豚肉がやわらかくて,食べやすかった。 ・カレーはカレー,シチューはシチューがいい。 ・カレーシチューって,カレーなのか,シチューなのか,気になります…。 ⇒カレーシチューがお薦め!という調理員さんにこの意見を伝えたところ,「両方が混ざったあの感じ。あれが良いんよ〜!」とのことでした。 【その他】 ・なんだか満足感がない…。 ⇒全体的な量のことだと思われます。 今の給食はお皿の上にひとつの料理という日があまりありません。 昔はひとつの皿にひとつの料理がほとんどでした。 少ない量でも栄養がしっかりとれるように,くじら肉を多用したのでしょうね。 くじらは,手放しでおいしい!と思った生徒が多かったようです。(グリンピースだけ残ってきているクラスが多数ありましたが…。グリンピースはやめて〜!という抗議も直接的にも間接的にも届きましたが…。) 一方,カレーシチューは,おいしいと思いながらも,カレーのような,シチューのような…どっちつかずの料理にためらう感想が多かったです。 明日は昭和40〜50年代の献立です。 保護者の皆様からの思い出で,一番多く挙がっていたあの麺料理が登場します。 学校給食週間スタートです!「食べて振り返る給食の歴史」として,明治22年から現在の給食を一週間で実施します。 本日は,日本で初めて給食が実施された明治22年の献立でした。 牛乳 おむすび さけの塩焼き たくあん漬け みそ汁 です。 すでに恒例行事のごとく,給食室では先週から気合を入れて,土曜・日曜はしっかり体を休めて,おむすび作りに取り組もう!と話をしておりました。 また,ごはんの業者さんにも,「今年もおむすびします!9時半までに配送をお願いします。」と無理なお願いをしたところ,「がんばります!」との返事をいただき,8時45分には,ごはんが納品されていました。 ご協力,ありがとうございました。 朝から調理員さんたちは,いてもたってもいられない様子で,いつもより早めに調理場に出ていました。 目指すは全校分,約960個のおむすび! 数が足りなくならないようにと,おむすび1個あたりの重量を計算し,量りながらむすんでいきました。 あまったものは,ミニミニおにぎりにして,おまけとして入れました。 今年は調理員さんが1人多くおむすびについたので,約2時間20分でおむすびが完成しました。 昨年よりかなり早かったです。 以下,生徒の感想です。(⇒は時光のコメントです。) *おむすびの塩加減がちょうどよかったです。 *おむすびとみそ汁がすごく合う。 *昔から食べ継がれてきた味ですね。 *この献立と牛乳は合わない。 ⇒その通り! 本当は,明治22年の献立は,牛乳もみそ汁もない献立でした。 *おむすびの大きさがいろいろあって,おもしろかったです。 ⇒たぶん,おまけのミニミニおむすびのことだと思います。普通のおむすびにも,大小あったかも…そこは手作りの良さということで…。 その他,今の給食と比較して,質素な内容であるということに気付いてくれたクラスもありました。 職員朝会で取り上げてもらったこともあり,生徒とおむすびについての話をした先生もいたそうです。 某先生「今日,おむすびなんよ。」 某生徒「そうなん?なんで?」 某先生「学校給食週間だから。」 某生徒「そうなんだー。で,おむすびの具は何ですか?」 という会話をされたそうです。 …塩むすびで,精一杯でした…。 も,申し訳ない…。 具は,たくあんをセルフサービスで押し込んでもらえたら良かったかな…と思います。 明日は昭和30年代の給食の再現です。 保護者の皆様からいただいた思い出の給食に挙げてあった「くじら」が登場します。 広島カレーライス…(料理の写真を撮りそびれました。表示できなくて,すみません。) 給食を取りに来た3年生から聞かれた発言… 「先生!牡蠣入っとるん?あたったらどうするん?!」 そうよね。 受験を控えた大事なこの時期に体調を崩すのは嫌よね…。 他にも思った人がいるかもしれませんので,説明を。 広島市の学校給食では,生ものの牡蠣は使用できません。 そのため,広島カレーライスにも生の牡蠣は使用していません。 では,何を使っているかというと… 「スチームカキ」というものです。 読んで字のごとく,蒸した牡蠣です。 しっかり中まで火が通った牡蠣が給食室に納品されていますし,給食室でもしっかりと中まで火が通ったことを確認して,配食をしています。 しっかり火が通っているということは,あたった時につらい症状を起こすウィルス等も死滅しているということですから,受験生の皆さんも,牡蠣にあたったら嫌だという1・2年生のみなさんも,安心して食べることができます。 牡蠣はなんといっても広島県の地場産物ですから,これからも給食で登場する機会が多いと思います。その時も,今回と同じようにスチームカキを使用します。 安心して食べてくださいね。 …しかし,11月にオリジナル給食でカキフライを取り入れたときは,「あたったら,どうするん?!」という発言は聞かれなかったのですが…。 不思議です。 みんなフライならいいのかな? それとも,やっぱりこの時期だからかな? |
広島市立瀬野川中学校
住所:広島県広島市安芸区中野四丁目24-1 TEL:082-893-1265 |