今朝,「話す力」の公式について改めて話をしました。

【話す力＝（分かりやすい）内容＋（意識して出す）声＋（ふさわしい）態度×相手への思いやり】です。

これは,来週の心の参観日に来てくださる北九州市の小学校教諭菊池省三先生が考えたものです。とても分かりやすい公式です。人と人がコミュニケーションをはかる上で大切な「話す力」の向上につながると思っています。

今日は,発表の中でみんなに視線を配れるように発表している人がいました。公式の中の「姿勢」や「相手への思いやり」だなぁと思いました。みんなで意見を出し合い「視線くばり力」と名付けました（今日も新しい価値語が生まれました。クラスの宝が増えました）

係活動もがんばっています。
「本のおすすめ係」さんは,芥川龍之介さんの名作「杜子春・くもの糸」を紹介するポスターを作りました。すきま時間を使い,いつも読みたくなるようなポスターを作っています。「本のおすすめ係」さんのおかげで,朝読書の時間を中心に読書の幅が広がっています。

また「クイズ係」さんも,がんばっています。今回は,国語辞典からことわざをクイズとして出題してくれました。意味を言ってことわざを答える形式です。「余計な事は言わない方がいいという意味のことわざは？」ー「言わぬが花」という感じです。

今回すごいなぁと思ったのは,まず出題側も答える側も,国語辞典を使っている所です。国語辞典との距離が近くなってきている感じです。

また,今日クイズで出題されたことわざを早速「ほめ言葉のシャワー」で使っている人がいたことです。
「ラベリング力」が少しずつ積み重なって来ています。

こうした係活動がクラスのみんなの力を上げていっています。一生懸命さも本当にうれしいです。

大きな行事の続いた５年生。じっくりと学習に取り組んでいます。

算数科でも理科でも,「きらりと光る」ノートをたくさん紹介しました。子どもたちのノートを見てまわりながら,写真を撮っていきました。そして大型テレビに写し,良い所を次々に発表していきました。

算数科の「小数の倍」の学習では,「わり算の筆算をきちんと計算スペースをとってしている（うっかりミスが防げる,見直しがしやすい）とか「大切なポイントを色分けしている」とか「行間の開け方がいい（書き込みがしやすい）」などが出ました。

理科の「メダカの成長」の学習では,「メダカの口を本物そっくりにかいている」とか「尾ひれの血管までていねいにかいている」,「ナンバリングを使ってまとめている」などが出ました。

こうした学習などを通して,思考力・判断力・表現力をつけていきたいと思っています。

昨日,掃除後に教室に帰るなり,さりげなくチョークを色ごとに整えていた人がいました。午後は家庭科の学習があったので,今朝一緒にこの行動にふさわしい価値語を考えました。
いくつかの意見の中から,「さりげない思いやりある行動」なので,「忍者思いやり力」に決まりました。

さて,その話の直後の事です。お休みしている人のプリントをていねいに机の中に入れていた人たちがいました。早速「忍者思いやり力」を発揮していました。

ちなみに黒板左に書いてある「一を聞いて（見て,感じて）十を知る（力）」は,昨日のＨＰに載せた給食の時のことです。

友達の良い行動（お玉についたおかずをきれいにスプーンでこそぎ落としていたこと）を見て,食管のへりに付いていたご飯をきれいにしていた人に贈った言葉です。

一つ一つ子どもたちの宝を価値語として残していきたいと思っています。

　４年生は帰りの会を使って「ほめ言葉のシャワー」に取り組んでいます。その日の日直さんの良いところを観察し，一人ひとりが自分の言葉で伝えていきます。この日の朝のホワイトボードには「しっかりと観察しましょう。」と書いてありました。（ホワイトボードには朝の始まりにふさわしい言葉を担当の人が前日に書き，準備しています。子ども達に人気の係です。）
　始めたばかりの時は何を伝えたら良いのか迷っていた子ども達でしたが，２巡目に入り今では，
「○○さんは鉄棒の達人だと思います。」や「○○さんは，思いやり力がついていると思います。」など，具体的な言葉を使えるようになってきました。
　１巡目を終えて書いた成長ノートには，「１日，その人を観察してこの人はどんな人なのかが分かりました。」「ちょっとてれたけど，いろいろなことを言ってくれて，みんなよく観察してくれているんだなと思いました。」「自分の心があたたかくなりました。」など沢山の嬉しい言葉が並んでいました。
　周りの友達に心を向けられること，嬉しい気持ちを共に味わえることがすてきだと思っています。
　

　入学後、初めてのＰＴＣがありました。今年の１年生は平和の願いをこめて、親子でピースキャンドルを作ることにしました。
　ひろしま点灯虫の会の鈴木さんに来ていただいて、作り方を教えていたきました。とかしたロウを牛乳パックに入れて口を閉じ、５つずつ数えながら回転させていきました。１０分後に水で冷やしパックをはがすと、きれいなロウの四角柱ができていました。その側面に平和をイメージして、人や動物や花など生き物が楽しくしている様子を描いていきました。その後で中にろうそくを立てて、部屋を真っ暗にして点灯しました。
　部屋の明かりを消した瞬間、自分たちの作ったキャンドルが明るく輝き、きれいな絵が浮かび上がったので、子どもからも大人からも歓声が上がっていました。そのままキャンドルを見つめながら「折り鶴」の歌をみんなで歌いました。
　作ったピースキャンドルは学校で保管し、８月６日に原爆ドームの周りをこのキャンドルで灯すイベントに参加します。今日は１クラス２８の明かりでしたが、８月６日には約６０００もの明かりがともるそうなので、都合のつく方はぜひ来てみてください。

６年生からの提案で,昼休憩に,５年生対６年生でサッカーをする事になりました。

５年生はほぼ全員,６年生は新谷先生を含めて９人でしました。

人数差のかなりある戦いでしたが,そこはさすが６年生。一人一人が何人分もの動きをしていました。

今回は希望者でのゲームだったので,試合に出ない人は応援係として活躍しました。

小さな学校です。こうして学年に関係なく遊ぶことで,大切な力を育む事ができると思います。

給食の時間に,キラリと光る行動がありました。おかずをつぎ終わった時の事です。小おかずの担当の人が,お玉に付いたおかずをスプーンできれいにこそぎ落としていたのです。

それでは終わりませんでした。ご飯係の人が,食管のへりに付いたご飯を隅にきれいに寄せ始めました。友達の良い行動を心に感じての事だと思いました。

一見小さな事のように見えるかもしれませんが,とても大きな力だとおもいました。

まず,「生き物の命」を大切にしているという事です。「いただいている」という感性を感じました。「作ってくださった方々への感謝の気持ち」にもつながると思いました。

次に,「ボトムアップの行動」だという事です。誰かに言われてやるのではなく,自分たちで考えて行動している事が尊いです。

また,クイズ係さんが国語辞典を使いながら,問題の検討をしていました。休憩時間は,委員会活動もある５年生。給食後の「すきま時間」を使っている所も,よく考えているなぁと思いました。

どの係も,みんなが楽しい学校生活を送れるように活動しています。こちらも大きな力です。

　これまで６年生にすべてお世話になっていた給食当番ですが、今日から給食室へ返す仕事を１年生がすることにしました。班ごとに持っていくものを割り当てて、２人ずつで持ちました。初めてなので、６年生が返し方をやさしく教えてくれました。１年生は人数が多いので、食器やおぼんのかごは、とても重いのですが頑張って運びました。明日もメンバーを交代してやってみます。１年生もだんだんとできることが増え、７月からは配膳も自分たちでやる予定です。

朝教室に入ると,子どもたちが,この土日の間に準備してきた輪飾りや絵やカードを見せてくれました。
子どもたちの一生懸命さと保護者の皆様のご協力を感じました。本当にありがとうございました。

いよいよ４時間目です。林卓人選手,森崎浩司選手,ミキッチ選手,コーチの方やスタッフの方々に来ていただきました。

デモプレイを見せていただいたり,ミニゲームをしたりしました。サンフレッチェの方々は,皆さんとても明るく,子どもたちが喜ぶように盛り上げてくださいました。

一生忘れない経験になったのではないかと思います。


たくさんの方々のお力に感謝申しあげます。

　今日は梅雨の間の晴天に恵まれたので、生活科で作った「ぽけっとずかん」を持って、校舎裏の学年園の周りに生き物探しに行きました。季節は春から夏に移り変わりつつあるので、「はる」と「なつ」のページから見つけられるものを探しました。シロツメクサやモンシロチョウ、ダンゴムシやハルジオンなどたくさんのものを見つけることができました。今日はまだ「はる」のページから見つけたものが多かったですが、これからしだいに「なつ」のページの生き物も見られるようになっていくことでしょう。

　「サンフレッチェ広島ホームタウンふれあい事業」でサンフレッチェの方と交流しました。
　給食時間には，林卓人選手と森崎浩司選手が５年生の教室に来てくださいました。
給食を食べながら，お二人の選手にクイズを出したり質問を出したりしました。
　最後に「プロへの道で，特にがんばった時期ときっかけ」を聞きました。林選手は，高校時代に言われた屈辱的な言葉をばねにして努力されてきたとのことでした。また，森崎選手は，プロになるまでは順調だったものの，なってからたいへんなこともあったとのことでした。しかしあきらめずに努力してきたからこそ，今があるともおっしゃっていました。
　子どもたちの心にずしりと残る言葉をいただきました。
　子どもたちにとっても私にとっても夢のような時間でした。
関係の方々すべてにお礼を申しあげます。ありがとうございました。
（交流の模様は，夕方のＴＳＳで放送されるとのことでした）

６月９日（月）サンフレッチェの選手、森崎浩司選手、ミキッチ選手、林卓人選手とコーチの方々（コーチの中に服部公太さんもいらっしゃいました。）に来ていただき、子どもたちにふれあいを通して、スポーツの楽しさを教えていただいたり、プロの素晴らしい技などを見せていただいたりしました。子どもたちにとって、プロの選手と一緒に活動できたことはとてもうれしかったようです。また、給食も一緒に食べることができました。６年生の教室には、服部公太さんとミキッチ選手、通訳の方の３名が来られました。最初は緊張しているのか、質問もなく、静かに給食を食べるだけでしたが、次第に打ち解けてきて、後半は、質問をするなど、良い交流ができていました。子どもたちにとって忘れられない１日となったようです。

６月９日（月）ジャザサイズの指導者の方に来ていただき、全校児童で、体を動かすことの楽しさを教えてもらいました。最初は恥ずかしがって、なかなか体を動かせなかった子も次第に楽しい雰囲気にのまれ、大きく体を動かしてジャザサイズを楽しむことができていました。写真は体の動きだした後半の写真です。

５月３０日の出来事
今日は、朝から山田農園に行って、サツマイモ畑のうねづくりをしてきました。農園の方の説明をよく聞き、鍬を上手に使ってうねづくりを進めていきました。うねづくりを初めてやる子が多く、最初は動きがぎこちなかったのですが、コツをつかむとあれよあれよと見事なうねが出来上がりました。鍬の数が人数分無いため、交代で行っていったのですが、鍬を使わない子も、小さなスコップを使ってうねの形を整えていくなど、手を休めることなく、みんなで協力して作業を進めることができました。

６時間目は,９日（月）に来てくださるサンフレッチェ広島の方々をお迎えする準備をしました。

保護者の方々のご協力のおかげもあり,ユニホームやタオル,サンチェくんの人形などで教室を飾りました。歓迎の言葉を書いている人たちもいました。

９日は,２時間目にジャザサイズ,４時間目と給食時間にサンフレッチェ広島の方々との交流会を予定しています。プロの方々から多くを学ぶ貴重な時間になることと思っています。

帰りの会では,校長先生に来ていただき,「ほめ言葉のシャワー」を行いました。「校長先生は,とても優しい方だと思います。理由は,修学旅行の時に,お茶を買って僕たちについでくださったからです」とか「朝会などで心に残る詩やお話をしてくださいます。すてきな校長先生だと思います」などこれまでに感じた事を一人ひとりが伝えていきました。校長先生から「とても感動しました。また表現力がありますね。」と言っていただき,とてもうれしそうな子どもたちでした。

日々たくさんの人に支えられている子どもたち。「ほめ言葉のシャワー」を通して,支えてくださっている方々ともさらにつながっていけたらいいなぁと思っています。


来週から２巡目に入ります。「自由起立発表」そして「深みのある表現」（ラベリング力を上げて行きます）が目標です。温かい時間が楽しみです。

（今週は,田植えやプール掃除,さつまいもの苗植えなどで,保護者の方々にはたいへんお世話になりました。準備や洗濯へのご協力に心より感謝申しあげます。）

　国語科の学習で漢字辞典の引き方について学んでいます。
　今日は，漢字辞典には三つの引き方がある事を学びました。まずは部首索引を使って「粉」という漢字を調べました。次は総画索引です。「象」という漢字の部首は何？「？？？」というところから総画数を確かめて調べました。沢山の漢字の中から調べたい漢字を見つけるのは大変でしたが集中して取り組みました。最後は音訓索引を使って調べました。
　総画索引は調べるのに時間がかかるので，部首や音読み・訓読みが分からない時の最終手段にしようと決まりました。
　残りの時間で自分の名前の漢字について調べました。子ども達は，今まで知らなかった自分の名前の意味を興味深く調べていました。
「ぼくの漢字には，人を助けるって意味があるよ。」
「私は人に食べ物を与えるという意味があるって書いてあります。」
　私も知らなかった意味が沢山ありました。家族の方々につけていただいた名前について一人ひとり考える時間を持ち，参観日に掲示したいと考えています。

　５月に蒔いた種から、アサガオが元気に育っています。本葉も出始め、鉢の中が窮屈になってきたので、１鉢に２本を残して間引くことにしました。抜いた芽も引き続き育ってほしいので、別の場所に植え替えることにしました。ちょうど１年生の教室の真下に盛り土をして畑を作り、そこに根っこごと抜いた苗を植えていきました。順調に育ってつるが延びてくれば、そこからネットを立ち上げて緑のカーテンを作りたいと思っています。１年生としては初めての試みですが、担任個人としては３年目の取り組みになります。今年は去年よりも幅の広いネットを張って、１年教室の窓全面を覆うようになればいいと願っています。

　算数では「あわせていくつ・ふえるといくつ」の単元で、たし算の学習をしています。これまでは絵を見て式を立てて、答えを考えたりしていましたが、今日はたし算の練習問題を、自分でブロックを使って式から答えを出して、ノートに書くところまでやりました。最初にやり方を説明して一緒にやった後は、残りの問題を自力でブロックを並べて答えをノートに書いていきました。それぞれが学習に集中して静かに取り組んでいました。

昨日の英語科では,「電話番号をたずねたり答えたりしよう」の学習をしました。

まず「ＳＥＶＥＮ ＳＴＥＰＳ」の歌を歌いました。

次に,０〜９の発音練習をしました。０の発音がアルファベットのＯと発音が同じ事に驚いているようでした。

しっかりと発音練習した後は,「数の伝言ゲーム」をしました。今回は,座っている列対抗（４チーム）で行いました。まず最前列の人がろうかで須賀先生から３けたの数を聞きます。教室へ戻り伝言ゲームのスタートです。最後の人は,黒板に聞いた数字を書きます。初めは耳慣れしてない感じでしたが,２回,３回と重ねるにつれて「聞くこと」に集中することができるようになっていました。最後は,全部のチームが正解でした。

最後に,「電話帳を作ろう」ゲームをしました。それぞれが「２２２」に続く４けたの数字を考えます。そして,ワークシートを持ってゲームスタートです。「Ｙｏuｒ ｔeｌeｐｈｏｎｅ
ｎｕｍｂｅｒ ｐｌｅａｓｅ．」と聞いたり「Ｉｔ’ｓ 〜.」と答えたりします。

男女関係なく,とても意欲的に友達に電話番号を聞いたり答えたりすることができました。


さて,その後の休み時間がまたすてきでした。まだ聞いていない友達に英語で話しかけワークシートに書いていました。

楽しく学習しながら,少しずつ「聞く力」や「話す力」,「言葉への気付き」などの力をつけていってほしいと思います。