明日はいよいよ「６年生を送る会」です。今日は、最後の練習をしました。これまでの練習での反省を生かして、練習をすることができました。
明日は、１月に熟議でまとめた「ありがとう、任せてくださいの気持ち」を全力で、伝える事ができたらいいなと思っています。

朝の事です。３階の廊下から運動場を見ると、強い風の中、３人の女の子が一生懸命に校旗をあげようとしています。当番の男の子に声をかけると、忘れていたとの事で、急いで運動場へ向かいました。どうするかな？と見ていると、初めの女の子たちは、帰らずに運動場に残り手伝っています。強い風にも負けず、４人の人の力で、無事に旗が上がりました。朝から胸がジーンとしました。

また「 いただきます」の後、一人の女の子がいなかったので、廊下から手洗い場の方を見てみました。すると一生懸命に給食用の洗い桶を洗っています。冷たい水にも負けず。もう８年位使っている年代物の桶は、一生懸命に洗ってくれたおかげで、美しい桶に蘇りました。
心に感じた事を行動に移すその心が、とても美しいと思いました。

　明日の６年生を送る会にむけての最終練習をしました。朝の会終了後すぐに音楽室から体育館に楽器の運搬をしました。大太鼓、ティンパニー、シンバル、キーボード、木琴などたくさんの楽器がありましたが、１７人が協力・分担して、１回で運ぶことが出来ました。その後、本番と同じ並び方でスターウォーズの合奏練習をしました。教室や音楽室で練習を重ねてきた成果がしっかりと表れ、山田先生の指揮に合わせて、誰もが自信を持って音を出すことが出来ていました。代表の言葉や出入りの練習も行い、いよいよ明日の本番を迎えます。

昨日は、国語科の手塚治虫さんの学習のまとめとして、「火の鳥」を観ました。
この「人間の生き方をえがいた伝記を読もう」の学習では、これまで教科書、教科書とは別の伝記、手塚治虫さんの生き方を描いたＤＶＤなどを読んだり観たりしながら、「なぜ彼は『マンガの神様』と呼ばれる人になったのか？」を考えてきました。「家庭環境」「性格」「興味・関心」「出会った人」「時代背景」・・そのどれもが、マンガの神様と呼ばれる人につながって行ったのではないかとみんなで話し合いました。
そして、昨日はそんな生き方をしてきた手塚治虫さんが、自分の思いを作品にどう表現しているかを学ぶため、「火の鳥」を観たのです。
観た後にこの作品の主題について考えました。子どもたちは、「生命・命、生きる事を大切に」や「人と人との関わり合いを大切に」というメッセージを読み取ったようです。
来週はこれまでの学習を生かして、「自分を見つめ直し、自分の生き方について考える」学習をします。

また５、６時間目は、来週の火曜日にある「６年生を送る会」の準備、練習を行いました。
まず５時間目は、カードデコ係さん、壁デコ係さん、演出係さん、全体進行係さん、それぞれに分かれ、最終仕上げをしていきました。 早く終わった係の人は、他の係を手伝う姿があちらこちらで見られました。
次に６時間目は、壁面飾りと練習です。図工の作品や、放課後家に持ち帰ってまで仕上げた輪飾りなどを持って行きました。壁デコ係さんのデザイン画を見ながら、飾って行きました。
そして発表の練習です。
先日のビデオを観ての振り返り学習をかなり生かすことができていました。
みんなで決めた「ありがとうと任せてください」の気持ちが伝わるように、月曜日は仕上げの練習をします。