修了式まで、今日を入れて３５日となりました。
今朝子どもたちに、「Ａの道」（自分を成長させる道）のさらに上である「ＳＡ（スペシャルＡ）の道」（さらに自分を成長させる道）の話をしました。一人ひとりが「ＳＡ（スペシャルＡ）の道」の道とは、どんな道なのかを考え、歩んで行ってほしいと思っています。
クラス全体では、「給食の配膳」に続いて、今日から「掃除」も「声０」で取り組んでいます（縦割り班掃除の人たちは、教え合う場面もありますので、できるだけ）
教室掃除の人たちは、声０で一生懸命に掃除をする事ができました。声０だと、より集中するので、一人ひとりが自分にできる事を時間ぎりぎりまで考えて行っていると感じました。
また算数科の宿題プリントを見て驚きました。ある女の子は、台形の面積を求める問題をたいへん丁寧に解いていました。すぐに大型テレビに大きく写して気付きを発表し合いました。
「公式の算数用語を書き込んでいる」「上底と下底は高さと垂直の関係だから、垂直の部分を赤で強調している」「÷２を忘れがちなので、赤で強調している」「単位も赤で強調している部分がある」「筆算を消していない（確かめ算をしやすい）」「筆算をきちんとものさしを使って線を引いている」「『式』と書いている」などたくさんの意見が発表されました。
先週の黒板からの気付きの学習が生かされていると思いました。こうしてまわり道のようですが、全員で確認しながら進めて行く事は、子どもたちに大切な数学的な観点を養って行くと思っています。
こうして教科の学習でも、「ＳＡ（スペシャルＡ）の道」を歩んで行けるように立ち止まって「考える時間」を大切にしたいと思っています。

　図工の時間に木版画を彫り進めています。図案は山田先生が厳選した花、鶏、馬などの絵柄の中から各自が選択し、木に写し取って、黒い部分を鉛筆で塗り、その部分が残るように線彫りをしていました。図工室で自分の版に向かって、静かに集中して取り組んでいました。この版画で彫刻刀の扱い方をさらに上達させ、次の卒業制作のオルゴール作りに生かしたいと思います。