いよいよ文化の祭典の本番が１５日（日）に迫ってきました。今日は最後の練習をしました。体育館フロアに本番と同じ大きさにひな壇を置き、実際の間隔での並び方を確認し、客席からの移動や入退場の練習もしました。山田先生から細かい音の調整や、本番での心構えの指導もあり、みんなの気持ちも高まってきました。
　１５日は朝７時４５分に正門のところに集合です。いつもより早い時刻ですので遅れないようにお願いします。寒い時期ですので行き帰りは暖かい上着を着てもいいですが、ステージに立つときは基準服です。白か紺の靴下、名札もお忘れなく。
　山田小のステージ登場時刻は１０時３１分（プログラム９番）の予定です。ぜひ子どもたちの頑張りを見に来てください。
　１２時半頃、広島市文化交流会館西側緑地で解散予定です。できるだけお迎えをお願いします。

地域の前さん、頼政さん、中西さん、阿比留さん、網本さんに材料を提供していただいたり、作っていただいたりして、立派な門松が正門の所に完成しました。
皆様、ありがとうございました。

　昼食はハノーバー庭園でお弁当を食べました。その後、広島文化交流会館に向かい、劇団四季の「はだかの王様」を鑑賞しました。とても楽しい劇で、劇場を後にしても子どもたちは「王様はー、はだーかだー、何にもー着てーないー・・・」と歌を口ずさんでいました。バスまでの時間があったので、アステールプラザに寄り、「文化の祭典」の「展示の部」を見学しました。山田小児童の作品も見つけることができました。バスに乗って学校帰着は日暮れ頃になりましたが、とても充実した一日となりました。

　裁判所を出て再び広島城址公園に向かい、天守閣内を見学しました。広島城の成り立ちや、本物の刀やよろいなどを見学の後、第五層からの展望を楽しみ、最後は鎧兜の試着コーナーで、何人かの児童が実際に身に着けて写真を撮りました。

　裁判所では本物の法廷で、裁判所の方からのお話を聞きながら、模擬裁判を行いました。銀行強盗の被疑者に対する刑事裁判を、裁判官、検察官、弁護人が被告人や証人に話を聞きながら、最終的に判決を言い渡すところまでを台本通りに行い、裁判の仕組みがとてもよくわかりました。

　バスセンターからまず広島城址公園を通り、被爆樹木、原爆の一報を伝えたとされる中国軍管区司令部地下通信室跡、日清戦争時の大本営跡、福島正則が壊した跡とされる石垣などを見学し、広島地方裁判所に向かいました。

大掃除週間は来週ですが、５年生では、はや大掃除が始まっているかの様に、気持ちを込めて掃除をしています。
教室掃除の人は、いつもの掃除が済むと、ガラス（教室内の廊下側のみ）を湿らせた新聞紙で磨いています。インクの効果でガラスがピカピカになるのが楽しいようで、水槽やら棚のガラス戸まで一生懸命に磨いています。
教室が終わると、会議室やコンピュータ教室のガラスまで磨く打ち込みようです。
また廊下掃除の人は、床に顔を近づけ、こびりついた汚れを一生懸命に落としています。
一生懸命に掃除する姿は、本当に美しいです。

昨日、大休憩が終わり教室に帰ろうとしている子どもたちと出会いました。
「元気よく遊んでいたね。」と声を掛けると、その中の一人が「先生、ボールを洗っていいですか?」と言います。
どうやら雨で少し湿っていたグラウンドで遊んでいたので、ボールが少し汚れたのを気にしたようです。
その後、３人で入れ替わりながら冷たい水で、一生懸命に洗ってくれました。
洗った後のボールは、子どもたちの「物を大切にする心」が込められて、ますますきれいに見えました。

　１２月１２日（木）に，むつみ会さんとふれあい花壇に葉ボタンを植えました。家庭科室であいさつをしてお迎えの歌「ありがとう」を歌いました。それから外に出て植え方の説明を聞いた後，２つのグループに分かれて２色ある葉ボタンの植え方を考えました。斜めに同じ色になるように植えたり，色が互い違いになるように植えたりと，どちらのグループも工夫していました。丈夫に育つように水をやり，記念撮影をして終わりました。

　一人一枚のお皿を持ち、バイキング形式で完成したおやつを取って、グループごとに座って食べました。さつまいも団子はイモの味が濃厚、ケーキはできたてでふんわり甘く、さつまいもパイはパイとイモの食感が絶妙、スイートポテトボールはアーモンドの風味がイモに合っていて、どのグループのおやつもとてもおいしく出来上がっていました。

　完成したおやつは「スイートポテト味のさつまいも団子」「さつまいもパイ」「スイートポテトボール」「さつまいもとりんごのあっさりケーキ」の４種類です。全員が食べられるように数も考えて作ってありました。

　家庭科で調理実習を行いました。今回は山田農園でとれたサツマイモを使って、おいしいおやつを作りました。前回までにグループごとに書いていたレシピを見ながら、協力して調理をしていました。家庭科室におイモのいいにおいが広がっていました。調理方法も、ホットプレートで焼いたり、レンジで加熱したり、炊飯器で炊いたりなど、バリエーションに富んでいました。

ことばタイムがありました。
５年生の今回のテーマは、「新聞から事実と意見を区別してまとめ、友達に伝えること」です。
事実の読み取りに関しては、国語科で学習した「５Ｗ１Ｈ」や「見出しがキーワード」になることもあることなどを確認しました。
また意見に関しては、「事実に対する自分の考え」をそれまでの「経験や知識」を入れて書いてもよいことなどを確認しました。
全員が違う新聞記事を使って、「事実と意見を区別」してまとめていきました。
中には、新車の軽自動車税が上がる記事や特定秘密保護法などの専門用語や難しい言葉が出てくるような内容を選び、辞書で意味を調べながらまとめている人もいました。
まとめた後は、ペアで発表し合い、お互いに良かった点を伝え合いました。
特に上手に伝え合っていた人たちに、発表もしてもらいました。

　今日の５・６時間目に，読み聞かせ会がありました。
来てくださったのは，古田中学校の小西清美先生です。
　それぞれの学年に応じた本を選んで来てくださいました。
紹介してくださったのは，冬の星座や雪の結晶などの自然に関する本やクリスマスやしめ飾りなどの行事に関する本などです。
　また最後にお話のろうそくの火を灯し，「三枚のお札」をストーリーテリングしてくださいました。お話が終わり，火を消す時にお願いごとを一つしました。
　お話に引き込まれ，きらきらした瞳で子どもたちは聞くことができました。

　５時間目の理科の時間、月の観察のために空を見るときれいな虹が出ていました。さっそく廊下に出て見てみました。七色がちゃんと見えるか「赤、橙、黄、緑、青、藍、紫」と、順番に一つずつ色を意識しながら見ると、ちゃんと全ての色が確認できました。さらに「虹の外側にもう一つ薄い虹がある！」との声が上がり、外側の虹は色が逆順になっていることも分かりました。残念ながら雲が多くて月の観察はできませんでしたが、光の不思議さを感じることができた理科の時間でした。

　１１月から取り組んでいる新宮神社の写生画がほぼ出来上がってきました。このところの冷え込みや悪天候で、１回目以降は現地ではなく写真を見て描くことになりましたが、細かいところや色あいなども良く見て描いています。できた絵を黒板に貼ってみるとどの絵もダイナミックに描かれています。とても丁寧に描いている児童は完成まであと少しですが、休憩時間や図書の時間等を利用して完成させていきます。

　４年生が大切に育ててきたみみずのミズリーちゃん達。この堆肥を畑に返し，花や野菜を植える日がやって来ました。
　まずは，教室で農園から来てくださったゲストティーチャーの方からどんな畑が良い畑なのかを聞きました。大きな粒子の土と小さな粒子の土が両方ある畑が良い畑で，その大きな粒子と小さな粒子をつなぐのがミズリーちゃんの堆肥なのだそうです。初めて聞く話ばかりで，４年生は真剣にメモを取りながら聞きました。
　お話を聞いた後は早速苗植えです。ミズリーの堆肥を畑に入れて混ぜます。ミズリー達は冬になり，ずいぶんと数が減りました。その分小さな卵が沢山見つかりました。（黄色い軍手の上の白い小さい小さい粒が卵です。）それから白菜・キャベツ・サニーレタス・春菊・イチゴ・パンジーを植えました。沢山の苗を植えることができ，今から収穫が本当に楽しみです。

　国語科の「こちら，子ども相談室」の学習で，班で相談したいことを出し合い，相談する役と答える役を交代しながら話し合う活動がありました。自分で相談したいことが無い児童は，相談がある子を想像して，その役になりきって相談しました。
　「片づけをきちんとするには，どうしたらいいですか。」，「漢字を覚えるにはどうしたらいいですか。」，「電気の消し忘れをなくすには，どうしたらいいですか。」など，一人一人の相談に，がんばって解決策を考えていました。
　進行係に当たったときは，全員の意見を聞きながら，解決策をまとめていったり，相談者の気持ちを聞いたりして，話し合いをリードしていました。

中西さんへのお礼の会に向けて、文部科学省の推進している「熟議」の方法で、先日話し合いをしました。
一人一人が意見をまとめ、班でさらに班としての意見をまとめます。そしてクラス全体でまとめるというものです。
「一人一人が主役」となって話し合いが進んで行くので、全員がとても主体的に話し合いに参加することができます。
さて今日は先日の話し合いを受けて、音楽・ゲーム・劇係に分かれて、準備が始まりました。
熟議の上決めたクラス全体の目標は、「中西さんが笑顔になり、感謝の気持ちが『伝わる』会」です。『伝える』ではなく、『伝わる』がポイントです。中西さんに感謝の気持ちが伝わるようにという大切なポイントに向けて、今日も話し合いが進んでいました。
音楽係さんは、作曲することからチャレンジしていましたが、思考錯誤の結果、既成曲を使った合奏にしたようです。
ゲーム係さんは、目標に沿って中西さんが笑顔になるようなゲームを考えて準備を進めていました。
劇係さんは、さつまいもに関する劇のシナリオを書いたり、劇の途中で挿入する歌を決めたりしていました。
目標に沿って、限られた時間と場所などの条件で思考錯誤しながら進めています。自分たちで考え自分たちで実行する姿からは頼もしさも感じています。

　６年生の言語数理運用科の単元の中に「３人の生き方から」という学習があり、その中で、被爆直後の広島で住まいを失った人々のために家を建てる活動をしたアメリカの森林学者シュモー博士が取り上げられています。現在広島に残っている唯一の建物が移転し保存されることになり、「シュモーハウス」という平和記念資料館の附属展示施設となって公開されています。
　先日担任がそのシュモーハウスを見学した際に偶然お会いしたガイドの方が、今日読み聞かせに来られた河崎さんとお知り合いで、河崎さんご自身もガイドの活動をされているということをお聞きし、読み聞かせ会の後で急遽６年生の子どもたちにお話しをしていただくことになりました。
　言語数理運用科の教科書に出ていること以外にも、シュモー博士はずっと戦争に反対し、傷ついた人々のためにヨーロッパでの戦争や朝鮮戦争の際にも、人々を助ける活動をされたこと、広島で家を建設する際には、近くの江波小学校の児童や先生とも親しくされて一緒に家を建てる活動をされたこと、人々がこの家を「シュモーハウス」と名づけようとした時にも、「みんなで建てた家だから、自分一人の名前をつけないで」と言ったことなど、シュモー博士の人柄を感じることができるお話をたくさん聞かせてくださいました。子どもたちも、自分たちで調べたり、考えたりしたことなので、より身近に感じることができたのではないかと思います。
　下はシュモーハウスと教科書に出ているシュモー博士の写真です。シュモーハウスは、広島南道路の工事で江波皿山の方へ移転し、道も細く少し分かりにくいところなのですが、入り口には立て看板もあり、江波電停やマダムジョイ江波店から徒歩１０分で行けます。小さな建物で展示物も少なめですが、シュモー博士やこの建物を大切にしてきた人々の思いに触れることのできる施設です。お近くに行かれた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

詳しくはこちら↓
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/schmoehouse/