矢野にお住いの北崎美枝子さんと盲導犬のイリアちゃんが来て,お話をしてくださいました。「目を閉じてみてください。明るいですよね。目が見える人は明るさを感じます。では閉じた目を手で押さえてみて。暗いですよね。私は毎日その暗さの中にいます。」そんな語りからお話は始まりました。目が見えないということがどういうことか,目が見えなくても少しの工夫とあきらめない気持ちでいろいろなことができるようになるということなど,具体的にお話をしてくださいました。その後,ハーネスをはずしてなでなでするとイリアちゃんは嬉しそうにしっぽをふっていました。逆にハーネスをつけると,背筋が伸び,目がキランとするイリアちゃんの姿に「すごい!お仕事モードじゃ。」「背筋がピンとなったよ。真剣なんじゃ。」と実感する1年生でした。今度,北崎さんに会ったら,きっと優しく声をかけたり,元気にあいさつをしてくれたりすることでしょう。また一つ,新しいことを学びました。