最新更新日:2024/09/20 | |
本日:19
昨日:102 総数:187987 |
「おうちの人と一緒に遊んで楽しかったね!(参加参観日)」(安西幼稚園)今回の参加参観日では、安西幼稚園の広い園庭を活用しサッカー・忍者修行のサーキット・ひまわり鬼ごっこ・踊りのコンサート等の遊びの中から好きな遊びを選んで取り組みました。 5歳児は、サッカーが大人気。子ども対大人で対決したり、親子がペアで手をつないでサッカーをしたりと、いろいろな方法で楽しみました。応援する保護者の方も思わず大きな歓声があがる程、盛り上がっていきました。 4歳児は、一学期から続いている忍者修行にたくさんの子どもたちが集まりました。高い功技台からジャンプしたり、忍者屋敷をくぐって登り棒に挑戦したりしていました。「いつの間に登れるようになっていたんだろう!」と、我が子の成長にびっくりする保護者の方もいらっしゃいました。 踊りのコーナーでは、神楽の舞が始まると、ビニール袋で作った着物を羽織り、もみじの枝を器用に動かして4歳児、5歳児の子どもたちが一緒になって踊りました。「家でも一緒に踊ってみたいですね。」と幼稚園の遊びと家庭での遊びがつながるきっかけにもなっていました。 「久しぶりに走りました。楽しかったです。明日は筋肉痛かな。」「子どもたちと思い切り遊ぶことができて、今日は楽しかったです。」「親の方が必死になってしまいました。やってみると面白いですね。」など、保護者の方が感想を言いながらすがすがしい表情で帰られたのが印象的でした。 この参加参観日をとおして、保護者の方は、子どもたちと一緒に体を動かして遊ぶ喜びを感じながら、幼稚園での子どもの様子や成長、友達とのかかわりなどに気付くことができたようです。 子どもたちは、おうちの方と一緒に、家庭では経験できないいろいろな遊びを楽しむことができました。 親子で共有した楽しい時間。きっと、これから家庭で幼稚園の遊びの話が出た時、ますます会話がはずむことでしょう。 写真 上 親子サッカー 親子は手をつなぐルール 「いまよ。蹴って!」お母さんも必死です。 写真 中 神楽 お母さんがお客さんになってくれてはりきって踊りました。 写真 下 安西幼稚園に毎年遊び継がれている『ひまわり鬼』 大勢で遊ぶと楽しい遊びです。スリル満点でした。 親子で被爆樹木オリエンテーリングを行いました!(基町幼稚園)被爆樹木は、広島市で170本ほど登録されていること、爆心地側と反対側では幹に成長の違いがあり、そのため爆心地に向かって傾斜していることなど、紙芝居を通して保護者や子どもたちに知らせました。 教師手作りの被爆樹木のオリエンテーリングカードを持って、いざ、出発。(オリエンテーリングカードには、ぺージごとに、樹木7本分のクイズを載せました。例 クイズ:.被爆ユーカリの葉はどんな形をしているでしょうか? 答え:丸いはっぱと細長いはっぱ) 基町小学校の校庭のエノキ2世や幼稚園の周辺のクスノキを見学、散策し、目指すは広島城の被爆クロガネモチ。全親子が12時前には到着しました。 保護者の感想から・・・ ○身近にこのようにたくさん被爆樹木があることを知らなかったので勉強になり ました。 ○こんなに丁寧に被爆樹木を見て回ったことはないように思います。 基町幼稚園だからこそ、こうして歩いて回れるのだと思います。保護者の 意識も変わるし子どもたちも小さい頃から被爆樹木に触れる機会があり よかったです。 ○いつも通る道でも、ゆっくりながめたり触れたりすることがなかったので 新鮮でした。 親子の会話から・・・ ○「台風で何度も倒れそうになったんだって・・・」 「こんなに曲がっても、頑張って大きくなってるんだね」 ○「被爆樹木はかたそう。でも触ってみると柔らいよ。温かいね。」 ○「あんまり触ると、クスノキが倒れたらいけないから、やさしくしようね。」 子どもたちなりに、被爆樹木が命の大切さや生きる力について知らせてくれていることを感じ、被爆樹木を大切に思う機会となったように思います。 写真 上 被爆樹木の幹には、プレートが付けられ、樹木の種類、爆心地 からの距離や説明が書かれています。 写真 中 被爆樹木についてクイズ形式で書かれたオリエンテーリング カードを持って、歩きました。親子で考えながら歩きました。 「このクスノキは、何歳ぐらいかなあ?」 「うーん、200歳くらいかな・・・」) 写真 下 柱に支えられた被爆クスノキを見る親子。 ※インターネットで「広島市被爆樹木リスト」を検索すると、被爆樹木の樹木名・所在地・爆心地からの距離などがわかります。 地域の方と芋ほりをしました(船越幼稚園)地域の方も楽しみにきてくださり、「大きくなっているかなあ?」と子どもに話しかけながら、一緒にわくわくどきどきしながら掘ってくださいました。 子どもたちは、苗を植えた後も水やりをしたり、草抜きをしたりして生長を見守りながら、収穫を楽しみに大切に育ててきました。 栽培を継続して行う経験は、植物を大切に思う気持ちと自然の不思議さを感じることができるだけでなく、小学校の生活科につながる活動でもあります。また、食育の一環にもなっています。 大きなお芋を掘って大満足の子ども、「小さいお芋かわいいね。」と喜んでいる子ども、形が面白いと喜んでいる子どもとそれぞれに芋掘りを楽しんでいました。地域の方に「ここにもあるよ、掘ってごらん。」と優しく教えていただきながら一緒に掘りました。 掘った後は、みんなで、芋の数を数えたり、大きさ比べをしたりしました。 ちなみに昨年のチャンピオンは610gでした。今年は520gと少し小さめでしたが、焼き芋にちょうど良い大きさのお芋が多く、数も昨年より多かったようです。 楽しい芋掘りの活動を通して、手をどろんこにしながら芋を掘る体験だけでなく、数、量、大きさ、形を調べたり比べたりして、遊びの中で様々なことを学ぶことができました。 芋のつるは、筋をとって炒めて食べました。残ったつるでブランコを作って乗ったり、冠やネックレスを作ったりして遊びました。地域の方の温かさを感じながら自然にしっかり触れて、秋を満喫した一日でした。 写真 上 地域の方と園児みんなで芋掘りです。 写真 中 重さを計ったり、大きさを比べたりしました。 写真 下 芋のつるで作ったブランコ、「すごいでしょ!」 「森林公園で忍者修行をしました!」(温品幼稚園)「忍者修行」は、とりで登り・丸太渡り・手裏剣・カモフラージュ・谷渡り・縄くぐり・目かくし・丸太切りの8つの修行。それぞれの場所は緑豊かな森の中、本物の『忍者』が隠れ住んでいるような雰囲気が漂い、子ども達はすっかり忍者になりきって忍者走りで移動したり身を隠したりする姿が見られました。修行が始まると、初めて体験する忍者修行に緊張しながら、真剣な表情で最後まで取り組むことができました。中には、とりでを登る時に高くて涙が出たり、谷渡りが怖くてなかなか渡れなかったりする姿もありましたが、スタッフの方がコツを教えてくださったり、グループの友達が「頑張れー!」「○○ちゃんも出来るよー!」と一生懸命励ましの声をかけたりしたことで、持ちを切り替えて乗り越えられたようです。子ども達は、「全部楽しかった!」「また、やってみたい!」「グループみんなで頑張ったね!」「幼稚園で○○修行をつくってみたいな!」等、やり遂げた満足感・達成感を味わった様子が見られました。友達を応援したり、出来たことを喜び合ったりする様子から、友達とのつながりが深まったように感じました。 今回の「忍者修行」では、総勢20人のスタッフの皆さんが安全対策を第一に考え、各グループの引率担当・各修行場所担当に分かれて温かくサポートしてくださり、移動途中には、イノシシが休憩する場所やヒノキの葉脈の形等、動植物の生態にかかわるお話をもしていただきました。終了後、「園児さんがよく話を聞いて、約束を守って遊ぶことができました。何でも一生懸命取り組む姿に感動して涙が出ました。私自身が、明日から頑張ろう!と思う元気をもらいましたよ。」と、うれしい言葉をいただきました。 今回、秋の自然がいっぱいの森林公園で、「忍者修行」を通して幼稚園ではできない体験活動を楽しむことができたことや、困難な場面ではみんなで励まし合いやり遂げる喜びを味わえたこと、スタッフの皆さんとの心温まる交流ができたこと等が、子ども達の心と体の栄養となりました。この体験が今後の意欲や態度につながることを願い、これからの教育活動に活かしていきたいと思います。 写真 上 忍者修行の開講式で話を聞き、修行開始に期待いっぱいです。 写真 中 “丸太渡りの修行”で、橋を渡ったり友達とジャンケン遊びをしたり して楽しんでいます。 写真 下 山の斜面の“縄くぐりの修行”で、スタッフの方のアドバイスを 聞きながら、縄についている鳴子の音を鳴らさないように、くぐったり またいだりしています。 |
広島市立基町幼稚園
住所:広島県広島市中区基町20-3 TEL:082-228-3888 |