最新更新日:2024/09/20 | |
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思考力の基礎
○遊びの中で自ら環境にかかわることを通して、考えたり試したりしようとする気持ちを育てます。
○身近な自然に触れる体験を通して、豊かな感情や好奇心を育み、思考力や表現力の基礎を培います。 ○遊びの中で数や文字に親しむことを通して、興味や関心を広げます。 ☆<swa:ContentLink type="blog" item="151750">雪遊び「みてみて!」「なんでこんなになるの?」(大町幼稚園)</swa:ContentLink> ☆<swa:ContentLink type="blog" item="144895">「秋の森で遊ぼう!」(上緑井幼稚園)</swa:ContentLink> ☆<swa:ContentLink type="blog" item="141546">稲刈りをしたよ。(落合幼稚園)</swa:ContentLink> ☆<swa:ContentLink type="blog" item="137544">親子で被爆樹木オリエンテーリングを行いました!(基町幼稚園)</swa:ContentLink> ☆<swa:ContentLink type="blog" item="134168">「森林公園で忍者修行をしました!」(温品幼稚園)</swa:ContentLink> ☆<swa:ContentLink type="blog" item="128756">柿刈りをしたよ!(矢賀幼稚園)</swa:ContentLink> ☆<swa:ContentLink type="blog" item="118607">「おおきくなあれ!おおきくなあれ!!」( 福木幼稚園)</swa:ContentLink> ☆<swa:ContentLink type="blog" item="111312">「災害への備え」矢賀幼稚園</swa:ContentLink> 雪遊び「みてみて!」「なんでこんなになるの?」(大町幼稚園)雪でケーキを作ろうと考えていた5歳児は、園舎の陰を選んで「ここがいい」と作り始めました。それまでは日向で遊んでいましたが、途中で雪が溶けてしまったことで、日向と日陰の気温差に感覚的に気付いたようです。途中で仲間入りした友だちも「ここの雪はフカフカしているね」と感触の違いを確かめながら雪を集めました。半日かけてじっくり作ったケーキは、草花や色水でデコレーションされてとてもカラフル!子ども達は「お昼になっても、溶けていないといいな」と心配そうです。降園前にケーキを見に行くと、日陰で溶けずに残っていて大喜び。そして、翌日まで残っていて、またまた大喜び。自ら環境にかかわる中で、自然物の特性がわかり、それを生かしたかかわりにどんどん気づいていく子ども達はすごい! 今後も、氷や雪などこの時期ならではの自然物とのかかわりを通して、自分なりの思いをじっくりと試して、その不思議さや面白さを感じたり考えたりすることを大事にしたいと思います。 写真 上 「わ〜っ、カチカチになってる!」 写真 中 「みて!ゆきがお皿にくっついておちないよ」 写真 下 「ここなら、とけないね」 『第9回文化の祭典』音楽の部(福木幼稚園・温品幼稚園・川内幼稚園)広島市立福木幼稚園・温品幼稚園・川内幼稚園3園(73名)5歳児の園児は、日頃の遊びを活かし、広島県遊びうたの中から「ひらいたひらいた」「いもむしごろごろ」「だるまさんがころんだ」「いもの煮えたの」「なべなべそこぬけ」のわらべうた遊びを発表しました。 当日、子どもたちは広い会場と大勢の観客に緊張した様子でしたが、3園の園児が一緒ということで心強く思い、頑張ろうとする気持ちが高まっていました。また、多くの小学生や保護者の方々にも手拍子や御声援をいただき、楽しく遊びながら最後まで笑顔で、幼児らしい表現で発表することができました。 今回、文化の祭典において、発表の機会をいただき貴重な経験ができたことは、子どもたちにとって充実感、満足感を味わい自信をもつ場となりました。 また、当日の運営については、小学校の校長先生を始めたくさんの先生方が、園児の誘導をしてくださり、また、温かい声をたくさん掛けてくださり、園児も安心して発表することができました。本当にありがとうございました。 豊かな遊びを創り出していくことが、子どもたちの心を育み、このような発表につながったと感じました。 今後も、日頃の遊びの中で、友達や教師との触れ合いを大切にし、取組を行っていきたいと考えています。 写真 上 「ひらいた ひらいた」 福木幼稚園 写真 中 「だるまさんがころんだ」川内幼稚園 写真 下 「なべなべそこぬけ」 温品幼稚園 広島市立幼稚園19園の子供たち 〜学校教育の始まりは幼稚園から〜
広島市立幼稚園では、遊びや生活の中で 基本的な生活習慣・態度を育て、豊かな心情や思考力を養い、意欲や思いやりのある子供を育てます。
小学校以降の生活や学習の基礎基盤を育成するために・・・・ 19園の子供たちの生活・遊びの姿や取組を紹介します。 ☆<swa:ContentLink type="blog" item="145830">健康な心と体</swa:ContentLink> ☆<swa:ContentLink type="blog" item="145832">自立心・人とかかわる力</swa:ContentLink> ☆<swa:ContentLink type="blog" item="145834">思考力の基礎</swa:ContentLink> ☆<swa:ContentLink type="blog" item="145836">言葉の獲得</swa:ContentLink> ☆<swa:ContentLink type="blog" item="145838">表現力</swa:ContentLink> ☆<swa:ContentLink type="blog" item="145839">幼小連携</swa:ContentLink> ☆<swa:ContentLink type="blog" item="145840">子育て支援 〜幼稚園とともに子育てを〜</swa:ContentLink> 言葉の獲得
○教師や友達とのかかわりの中で、心を動かす体験を積み重ね、言葉のやりとりを豊かにします。
○教師や友達の話に興味や関心をもって聞くことを通して、理解する力やコミュニケーション能力の基礎を培います。 ○絵本の読み聞かせを楽しみ、豊かなイメージをもつことにより、言葉に対する感覚を養います。 ☆<swa:ContentLink type="blog" item="118706">夏祭りをしたよ!(落合東幼稚園)</swa:ContentLink> 表現力
○美しいもの、優れたもの、心を動かす出来事に出会い、感動を共有することにより豊かな感性を養います。
○幼児の表現しようとする意欲を受け止めることにより、生活の中で、幼児らしい様々な表現を楽しむことができるようにします。 ○自ら様々な表現を楽しみ、表現する意欲を発揮することができるようにします。 ☆<swa:ContentLink type="blog" item="146430">『第9回文化の祭典』音楽の部(福木幼稚園・温品幼稚園・川内幼稚園)</swa:ContentLink> ☆<swa:ContentLink type="blog" item="141667">第9回文化の祭典オープニングイベントに参加しました(八木幼稚園)</swa:ContentLink> ☆<swa:ContentLink type="blog" item="141143">「安ふれあいまつり」に参加しました!(安幼稚園)</swa:ContentLink> ☆<swa:ContentLink type="blog" item="126144">童謡音楽祭、親子の触れ合いタイム、楽しいね!(中筋幼稚園)</swa:ContentLink> 子育て支援 〜幼稚園とともに子育てを〜
○幼稚園を開放し、地域の就学前の子供たちに遊びの場や機会を提供する「幼児のひろば」を開催しています。また、毎月の参観日や保護者の保育参加を積極的に行い、親子の触れ合いを大切にします。
○日々の登降園時に気軽に子育てについて語り合ったり、子どもの成長を共に喜び合ったりします、一人一人の保護者の気持ちに寄り添い、子育ての悩みに答える相談を随時受け付けています。 ☆<swa:ContentLink type="blog" item="117798">「お母さんも楽しみ!」(長束幼稚園)</swa:ContentLink> 「秋の森で遊ぼう!」(上緑井幼稚園)自然にかかわって遊ぶ!そこには、幼児にとって多くの学びがあります。 写真 上 素敵な三人組です。一緒に寝転び、かかわりを楽しんでいます。 写真 中 「気持ちいいなあ。」と言葉でいわなくても、その表情から読み 取れます。 写真 下 「先生と一緒!いいでしょー! 」 おうちの方と一緒にがんばったでござる!!(瀬野幼稚園)『忍者幼稚園』の日、子どもたちの応援にやってきたのは、お父さん忍者とお母さん忍者です。子ども忍者の目が、キラキラ輝きました。さあ、修行に出発です!4歳児の修行は、「ブランコの術」「たいこ橋の術」など、5歳児の修行は、「竹馬の術」「跳び箱の術」などです。一人7〜8種類の修行に挑戦しました。 修業は、上手くできなくても大丈夫。保護者や教師に、「何回も、頑張っているね。」「さっきより、たくさんできたね。」と誉めてもらい、嬉しそうに次の修行へ向かっていく子どもたちの後ろ姿は、たくましく 誇らしげです。忍者になりきって運動遊びをすることで、楽しみながら無理なく体を動かして遊び、粘り強くチャレンジすることも出来ました。 保護者からは、「得意なことを頑張る子、初めてのことにチャレンジする子、 もっと回数を増やそうと何度もアタックする子、どの子もすばらしいです。」 「忍者幼稚園がきっかけで苦手なうんていや登り棒にチャレンジするように なり、少しずつ出来るようになっています。」 「竹馬で5歩も歩けたときには私まで達成感を味わうことが出来て、とても楽し かったです。がんばる子どもたちから、エネルギーをもらいました。」 「子どもたちにアドバイスをくれたり、礼儀を教えてくれたり、先生方のありが たさを再確認できました。」などの声が聞かれ、園の取組を知っていただく良い 機会にもなりました。 忍術ノートの裏には、「これからも○○をがんばります。」と、今後の目標を書き込む欄をつくっています。このことにより、意欲的な姿が育つことを願っています。 今後もいろいろな運動遊びに挑戦することができるよう、活動方法や環境を工夫し、子どもたち一人一人の目の輝きを大切に受け止め、励ましていきたいと考えています。 写真 上 保護者と一緒に「せっしゃは忍者チャレンジャー」を踊っています。 写真 中 お母さん忍者に手伝ってもらって、鉄棒修行をしています。 写真 下 お父さん忍者に応援してもらって、竹馬修行をしています。 第9回文化の祭典オープニングイベントに参加しました(八木幼稚園)創立61周年を迎えた八木幼稚園は、オープニングイベントに参加し、歌『どんぐりころころ』『まつぼっくり』ダンス『うめぼしのうた』を発表しました。 当日、子どもたちは大勢の観客を前に、緊張した様子が見られましたが、本番になると子どもたちの発表に多くの方が拍手や手拍子をしてくださり、笑顔で歌ったり踊ったりすることができました。 ステージ発表が終わった後、子どもたちからは、「『うめぼしのうた』の時、「ありがとう」と「うれしい」気持ちになって泣きそうになった。」や「たくさんのお客さんの前で歌って、どきどきしたけれどうれしかった。」などの感想を聞くことができました。 保護者や観客の方から「知らない人の前で堂々と発表し、我が子の成長を感じた。」「すっぱい顔の表情が、とてもかわいらしくて良かった。」などの感想がありました。 今回、文化の祭典オープニングイベントで発表の機会をいただき貴重な経験が出来たことは、親子にとって思い出深い1日となりました。また、子どもたちにとっては充実感・達成感を味わう場となりました。 日頃歌っている歌やダンスなど、幼稚園での活動の1場面を一般の方に見ていただくことで、日頃の子どもたちの生き生きと生活する姿や伸び伸びとした表情を理解していただく機会になったのではないかと思います。 写真 上 「今日はいよいよ本番です。ワクワクドキドキしていますか。」 と言う教師の問いかけに「はーい」と素直に手を挙げる様子が 見られました。その後、少し緊張がほぐれたようです。 写真 中 たくさんのお客さんの前で緊張しましたが、楽しく歌ったり、 踊ったりすることができました。 写真 下 八木・梅林には梅の木が多くあり、うめぼしにすることが多い ようです。このような地域の環境の中にある八木幼稚園で 「うめぼしのうた」は歌い継がれてきました。 少しゆっくりのリズムで踊りやすく子どもたちの大好きなダンスの 一つです。毎年の運動会では、親子で踊っています。 稲刈りをしたよ。(落合幼稚園)緑一色だった稲が大きく成長し、黄色い穂が一面に広がり「わー。きれい!!」と、声があがりました。最初は機械で刈るところを見せていただきました。「すごーい!」子どもたちは目を輝かせ見入っていました。 「今は機械が稲を刈ってくれるけど、昔はこの鎌で刈りよったんよ。」と教えていただき、鎌で刈るところを見せてくださいました。刈った稲を手際よくくるくると束にして置かれます。 「今度は、みんなもこの鎌で刈ってみようかね。」の声に、思わず「やったー。」の声が響きました。一人一人鎌を手に稲刈りに挑戦です。「鎌の先がぎざぎざになっとる。」 「刈る時ざくざく音がする。」と言いながら真剣な表情で鎌を握っていました。数日後に、脱穀の経験もさせていただきました。 5歳児は、園内で育てた稲も刈りました。大きな田んぼで稲刈りを体験したことを幼稚園でも再現し、小さな収穫の喜びも感じることができました。一粒一粒のお米に対する感謝の気持ちへと繋げていきたいと思います。 自然豊かな環境に囲まれていることや、心が動くような直接体験を重ねさせていただいている地域の方に、感謝の気持ちでいっぱいです。 写真 上 「わー、きれい!」一面が黄金色に輝いています。 写真 中 「ちょっとドキドキ・・・」「ざくざく音がするね!」 写真 下 脱穀も一緒にさせていただきました。 「安ふれあいまつり」に参加しました!(安幼稚園)大きな舞台で、4歳児は、忍者になって「せっしゃは忍者チャレンジャー」を踊りました。初めての公民館の舞台で、たくさんのお客様の前で踊るのは、ちょっぴり緊張した様子でした。音楽が始まるとすぐ,いつもの笑顔に変わり可愛らしい表現で会場からたくさんの拍手をもらいました。 5歳児は、太鼓のばちを手に「ソイヤ!」を元気いっぱい踊りました。会場中に響き渡る大きな声で「ソイヤ!」と息の合った年長児らしい立派な表現でした。運動会、大運動会、地域交流会、そして公民館の舞台と一つ一つの経験が大きな自信となって表れていました。会場を圧倒するほどの元気な掛け声と、堂々と自信に溢れる踊りは、観る人に元気を与えるものでした。この表現力は、次に12月に行われる幼稚園の生活発表会に生かされます。5歳児は、みんなでつくった劇で一人一言のセリフを200人以上の遊戯室に溢れる観客にマイクなしで演じます。 『思い切ってチャレンジしたことが満足感、達成感につながる』という小さな積み重ねが、大きな自信と自己肯定感となって、これからの子どもたちを内側から支えてくれることと思います。 地域の方々にはお餅つきや遊びの交流会、ひな祭り会などの行事はもとより、日頃から“我が孫たちの幼稚園”のように気軽に訪れ、園児をかわいがり、支えてくださっていることに感謝の気持ちでいっぱいです。 写真 上 4歳児の踊り「せっしゃは忍者チャレンジャー 」 写真 中 5歳児の踊り「ソイヤ!」 写真 下 安公民館主催「安ふれあいまつり」 「おうちの人と一緒に遊んで楽しかったね!(参加参観日)」(安西幼稚園)今回の参加参観日では、安西幼稚園の広い園庭を活用しサッカー・忍者修行のサーキット・ひまわり鬼ごっこ・踊りのコンサート等の遊びの中から好きな遊びを選んで取り組みました。 5歳児は、サッカーが大人気。子ども対大人で対決したり、親子がペアで手をつないでサッカーをしたりと、いろいろな方法で楽しみました。応援する保護者の方も思わず大きな歓声があがる程、盛り上がっていきました。 4歳児は、一学期から続いている忍者修行にたくさんの子どもたちが集まりました。高い功技台からジャンプしたり、忍者屋敷をくぐって登り棒に挑戦したりしていました。「いつの間に登れるようになっていたんだろう!」と、我が子の成長にびっくりする保護者の方もいらっしゃいました。 踊りのコーナーでは、神楽の舞が始まると、ビニール袋で作った着物を羽織り、もみじの枝を器用に動かして4歳児、5歳児の子どもたちが一緒になって踊りました。「家でも一緒に踊ってみたいですね。」と幼稚園の遊びと家庭での遊びがつながるきっかけにもなっていました。 「久しぶりに走りました。楽しかったです。明日は筋肉痛かな。」「子どもたちと思い切り遊ぶことができて、今日は楽しかったです。」「親の方が必死になってしまいました。やってみると面白いですね。」など、保護者の方が感想を言いながらすがすがしい表情で帰られたのが印象的でした。 この参加参観日をとおして、保護者の方は、子どもたちと一緒に体を動かして遊ぶ喜びを感じながら、幼稚園での子どもの様子や成長、友達とのかかわりなどに気付くことができたようです。 子どもたちは、おうちの方と一緒に、家庭では経験できないいろいろな遊びを楽しむことができました。 親子で共有した楽しい時間。きっと、これから家庭で幼稚園の遊びの話が出た時、ますます会話がはずむことでしょう。 写真 上 親子サッカー 親子は手をつなぐルール 「いまよ。蹴って!」お母さんも必死です。 写真 中 神楽 お母さんがお客さんになってくれてはりきって踊りました。 写真 下 安西幼稚園に毎年遊び継がれている『ひまわり鬼』 大勢で遊ぶと楽しい遊びです。スリル満点でした。 親子で被爆樹木オリエンテーリングを行いました!(基町幼稚園)被爆樹木は、広島市で170本ほど登録されていること、爆心地側と反対側では幹に成長の違いがあり、そのため爆心地に向かって傾斜していることなど、紙芝居を通して保護者や子どもたちに知らせました。 教師手作りの被爆樹木のオリエンテーリングカードを持って、いざ、出発。(オリエンテーリングカードには、ぺージごとに、樹木7本分のクイズを載せました。例 クイズ:.被爆ユーカリの葉はどんな形をしているでしょうか? 答え:丸いはっぱと細長いはっぱ) 基町小学校の校庭のエノキ2世や幼稚園の周辺のクスノキを見学、散策し、目指すは広島城の被爆クロガネモチ。全親子が12時前には到着しました。 保護者の感想から・・・ ○身近にこのようにたくさん被爆樹木があることを知らなかったので勉強になり ました。 ○こんなに丁寧に被爆樹木を見て回ったことはないように思います。 基町幼稚園だからこそ、こうして歩いて回れるのだと思います。保護者の 意識も変わるし子どもたちも小さい頃から被爆樹木に触れる機会があり よかったです。 ○いつも通る道でも、ゆっくりながめたり触れたりすることがなかったので 新鮮でした。 親子の会話から・・・ ○「台風で何度も倒れそうになったんだって・・・」 「こんなに曲がっても、頑張って大きくなってるんだね」 ○「被爆樹木はかたそう。でも触ってみると柔らいよ。温かいね。」 ○「あんまり触ると、クスノキが倒れたらいけないから、やさしくしようね。」 子どもたちなりに、被爆樹木が命の大切さや生きる力について知らせてくれていることを感じ、被爆樹木を大切に思う機会となったように思います。 写真 上 被爆樹木の幹には、プレートが付けられ、樹木の種類、爆心地 からの距離や説明が書かれています。 写真 中 被爆樹木についてクイズ形式で書かれたオリエンテーリング カードを持って、歩きました。親子で考えながら歩きました。 「このクスノキは、何歳ぐらいかなあ?」 「うーん、200歳くらいかな・・・」) 写真 下 柱に支えられた被爆クスノキを見る親子。 ※インターネットで「広島市被爆樹木リスト」を検索すると、被爆樹木の樹木名・所在地・爆心地からの距離などがわかります。 地域の方と芋ほりをしました(船越幼稚園)地域の方も楽しみにきてくださり、「大きくなっているかなあ?」と子どもに話しかけながら、一緒にわくわくどきどきしながら掘ってくださいました。 子どもたちは、苗を植えた後も水やりをしたり、草抜きをしたりして生長を見守りながら、収穫を楽しみに大切に育ててきました。 栽培を継続して行う経験は、植物を大切に思う気持ちと自然の不思議さを感じることができるだけでなく、小学校の生活科につながる活動でもあります。また、食育の一環にもなっています。 大きなお芋を掘って大満足の子ども、「小さいお芋かわいいね。」と喜んでいる子ども、形が面白いと喜んでいる子どもとそれぞれに芋掘りを楽しんでいました。地域の方に「ここにもあるよ、掘ってごらん。」と優しく教えていただきながら一緒に掘りました。 掘った後は、みんなで、芋の数を数えたり、大きさ比べをしたりしました。 ちなみに昨年のチャンピオンは610gでした。今年は520gと少し小さめでしたが、焼き芋にちょうど良い大きさのお芋が多く、数も昨年より多かったようです。 楽しい芋掘りの活動を通して、手をどろんこにしながら芋を掘る体験だけでなく、数、量、大きさ、形を調べたり比べたりして、遊びの中で様々なことを学ぶことができました。 芋のつるは、筋をとって炒めて食べました。残ったつるでブランコを作って乗ったり、冠やネックレスを作ったりして遊びました。地域の方の温かさを感じながら自然にしっかり触れて、秋を満喫した一日でした。 写真 上 地域の方と園児みんなで芋掘りです。 写真 中 重さを計ったり、大きさを比べたりしました。 写真 下 芋のつるで作ったブランコ、「すごいでしょ!」 「森林公園で忍者修行をしました!」(温品幼稚園)「忍者修行」は、とりで登り・丸太渡り・手裏剣・カモフラージュ・谷渡り・縄くぐり・目かくし・丸太切りの8つの修行。それぞれの場所は緑豊かな森の中、本物の『忍者』が隠れ住んでいるような雰囲気が漂い、子ども達はすっかり忍者になりきって忍者走りで移動したり身を隠したりする姿が見られました。修行が始まると、初めて体験する忍者修行に緊張しながら、真剣な表情で最後まで取り組むことができました。中には、とりでを登る時に高くて涙が出たり、谷渡りが怖くてなかなか渡れなかったりする姿もありましたが、スタッフの方がコツを教えてくださったり、グループの友達が「頑張れー!」「○○ちゃんも出来るよー!」と一生懸命励ましの声をかけたりしたことで、持ちを切り替えて乗り越えられたようです。子ども達は、「全部楽しかった!」「また、やってみたい!」「グループみんなで頑張ったね!」「幼稚園で○○修行をつくってみたいな!」等、やり遂げた満足感・達成感を味わった様子が見られました。友達を応援したり、出来たことを喜び合ったりする様子から、友達とのつながりが深まったように感じました。 今回の「忍者修行」では、総勢20人のスタッフの皆さんが安全対策を第一に考え、各グループの引率担当・各修行場所担当に分かれて温かくサポートしてくださり、移動途中には、イノシシが休憩する場所やヒノキの葉脈の形等、動植物の生態にかかわるお話をもしていただきました。終了後、「園児さんがよく話を聞いて、約束を守って遊ぶことができました。何でも一生懸命取り組む姿に感動して涙が出ました。私自身が、明日から頑張ろう!と思う元気をもらいましたよ。」と、うれしい言葉をいただきました。 今回、秋の自然がいっぱいの森林公園で、「忍者修行」を通して幼稚園ではできない体験活動を楽しむことができたことや、困難な場面ではみんなで励まし合いやり遂げる喜びを味わえたこと、スタッフの皆さんとの心温まる交流ができたこと等が、子ども達の心と体の栄養となりました。この体験が今後の意欲や態度につながることを願い、これからの教育活動に活かしていきたいと思います。 写真 上 忍者修行の開講式で話を聞き、修行開始に期待いっぱいです。 写真 中 “丸太渡りの修行”で、橋を渡ったり友達とジャンケン遊びをしたり して楽しんでいます。 写真 下 山の斜面の“縄くぐりの修行”で、スタッフの方のアドバイスを 聞きながら、縄についている鳴子の音を鳴らさないように、くぐったり またいだりしています。 「小学校って おっきいね!」(大町幼稚園)4歳児は大好きな先生と毎日必ず「狼と7匹の子やぎおにごっこ」をしています。友だちと一緒に「おおかみさん、今何時?」「3時!」と、繰り返しの言葉のやり取りを楽しんだり、いつもは大好きな先生が狼になりきって追いかけると、歓声を上げながら逃げ回ったり。思いきり体全体を使って活動する経験を重ねています。 5歳児は今、小学校の運動会の練習で3年生の海賊のダンスをみせてもらい、イメージを膨らませ、海賊がドラゴンのしっぽを追いかける「海賊おにごっこ」に夢中です。 「海賊が20数える間に、紙テープのしっぽをつけたドラゴンはしっぽを取られたらつかまる」というルールの遊びが始まりました。しかし、20数える間だけでは大きな校庭を向こうの端まで行き着くことができません。「じゃあ、50にしよう。」「いーち、にー、さん、し、ごー、ろーく・・・」みんなで一緒に数を唱え、50まで数えると「それ〜っ!」と、一目散に駆け出す海賊たち。あっという間に校庭一面に散らばり、どんどん姿が小さくなっていきます。 必死で逃げ回るドラゴンたちを海賊は仲間と相談した「はさみうち作戦」で追いかけ、またたく間にしっぽをとってしまいます。 「やっぱり50はやめて60にしようや。」「それがいい!」20と50と60、数の感覚を楽しい経験の中で感じ取りながら、今日もまた、海賊とドラゴンたちはそれぞれの仲間と作戦を相談し、歌や踊りと掛け声で気持ちを合わせ、走り回って過ごしています。 写真 上 「おおかみだあ!!逃げろ〜」 写真 中 「ドラゴン待て〜しっぽをとるぞ」 写真 下 「海賊の歌、えいえいお〜」 柿刈りをしたよ!(矢賀幼稚園)子どもたちは、「ぼく、梨狩りに行ったことあるよ。」「ぶどう刈りもあるよね。」と楽しみに話しながら行きました。 畑に着くと、4〜5本の富有柿の木に見事なほどたくさんの柿がなっていて、子どもたちも先生もびっくり。 園児のおじいちゃんが、「良く熟れて、色の濃いのをもいでね。あんまり濃い過ぎるとずぶずぶになるんよ。」と教えてくださいました。あらかじめ、子どもたちの手が届くようにと、枝を曲げてくださっていて、園児は自分の背の高さにあるたくさんの柿に囲まれて大喜びでした。 秋は果物や木の実がたくさん取れる時期なので、自然を感じたり収穫を経験したりできる絶好の季節です。子どもたちが実際に経験する中で、五感を使って味わうことは、何より大切な経験です。園内でもサツマイモ掘り等をしますが、果物の木が園内 にある事は少なく、地域の方からお声がかかる事をとても有難く思います。 最後は、園児のおばあちゃんが、かわいい袋とリボンまで用意してくださり、1人ずつラッピングしてくださいました。 祖父母の方のご厚意のおかげで、観光農園とはまたひと味違った心の温まる「柿刈り」を経験することができ、帰り道は手提げ袋にも心の中にも嬉しいお土産をどっさりつめて、幼稚園に帰りました。 写真 上 たくさんの柿にびっくり!!圧倒されてしまいました。 写真 中 自分が選んだ柿を持って大満足。 写真 下 おばあちゃんが用意してくださった袋とリボンでラッピングして もらいました。 童謡音楽祭、親子の触れ合いタイム、楽しいね!(中筋幼稚園)迎えた童謡祭当日。大きなステージ、たくさんのお客さん。初めての環境に緊張しているかと思いきや、子どもたちは笑顔いっぱい!4歳児はのびのびと、5歳児は心をこめて、友達や保護者と一緒に楽しく歌うことができました。 中筋幼稚園では毎週金曜日の降園時、歌や手遊び、ダンスやふれ合い遊びなど親子で音楽に親しむ時間をもっています。「今日はぼくたちの歌をきいてもらおう!」「今日は一緒に踊ろう!」と、子ども達は毎週楽しみにしており、保護者の方も、子どもたちの可愛い表現を笑顔で見たり、一緒に楽しんだりと、楽しみな時間になっています。 もうすぐ行われる運動会では、「にじいろのパレード」という曲に合わせ親子でダンスをします。曲の中で、大好き!の気持ちをこめて、ギューっと抱きしめてもらうところもあり、笑顔がいっぱいの楽しいダンスになっています。 音楽があることで表現の楽しさを感じられたり、友達やお家の人とのつながりが深まったりしている様子がたくさん見られています。 これからも、みんなでいろいろな音楽に親しむ経験を通して豊かな心を育てていきたいと思っています。 写真 上 親子で童謡祭に出演し、よい思い出になりました。 歌「きみとぼくの間に」を歌っています。歌詞に出てくる、たんぽぽ・ ひまわり・コスモス・笑顔の花・愛の花をペープサートにしました。 写真 中 運動会の親子ダンスを練習中。笑顔いっぱいの楽しいダンス。 最後にぎゅーっと抱きしめてもらうところが楽しみです。 写真 下 毎週金曜日の降園前に、お家の人と楽しいひと時を過ごします。 みんなで守る子どもの歯と口の健康(瀬野幼稚園)その中から、6月4日の虫歯予防デーに、地域と連携して行った『歯と口の健康づくり』の取組の様子をご紹介します。 広島市歯科医師会作成のオリジナル紙芝居「わははのおはなし」を用いて、虫歯予防や歯磨きの大切さについて知らせました。この紙芝居は、歯科の先生方が幼児を対象として内容を工夫して作成され、市内の市立・私立の全ての幼稚園・保育園等に配布されたものです。紙芝居を見た子どもたちは、「はみがき、がんばるぞ。」と話しながら丁寧に歯磨きをするようになったり、虫歯になりにくい食べ物に気付いたりするようになりました。この紙芝居は先生が読んで聞かせるだけでなく、子どもも友達とお話をしながら遊ぶなど、年間を通じて活用しています。 また、歯科衛生士さんを招いての「虫歯予防の集い」では、イメージキャラクター“はっぽくん”も登場して、楽しく歯の磨き方のお話を聞きました。 毎日の生活の中でも歯に良い食べ物の話をしたり、よく噛めるように口の体操をしたりするなど継続して取り組んでいます。これらのことから、体をつくる食べ物の入り口である口や歯の大切さにについて意識をもち、元気な体になろうとする気持ちが育ってきています。保護者からは、「子どもの歯や口の健康のために、出来るだけ毎日頑張ろうと思う。」などの感想が寄せられています。 今後も、保護者・地域の関係機関と連携を図りながら、健康のための取り組みを進めていきたいと考えています。 写真 上 「かん太くんの歯をきれいにしよう。」紙芝居で歯磨きごっこをして います。 写真 中 歯科衛生士さんや“はっぽくん”と一緒に歯磨き指導を受けました。 写真 下 手作りの歯型模型を使って、楽しく歯磨きの練習をしています。 |
広島市立基町幼稚園
住所:広島県広島市中区基町20-3 TEL:082-228-3888 |