最新更新日:2024/06/27 | |
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寒い朝 2
お母さんやお父さん、そして小さな子どもたちまで
たくさんの協力があって、きれいな祇園中学校があるのです。 いつも感謝しています。本当にありがとうございます。 寒い朝
今日はPTA教養部の方々が「花壇」の整備を
してくださる日です。 小学校の代休日と重なったため 小学生の姿が何人も見えます。 いつもきれいにしてくださるおかげで 花も美しく咲いています。 整備も簡単にできそうだから ゴミ拾いをしてきれいにしようか という声もきかれます。 こんな気持ちの積み重ねに包まれて 生徒たちは安心して成長できるのです。 第41回広島市中学校PTA研修会 2文字にすると、たいへん難しい会のように見えますが、実際に参加してみると、とても楽しく学べる会だと感じました。 尾形完治広島市教育長からの祝辞をいただいた後、北海道教育大学の庄井良信教授による「揺れる思春期の心に寄り添う」〜たおやかな自尊感情を育むために〜と題した講演が行われました。 語り尽くせないせつない想いを胸いっぱいに抱えて、しんどい現実に立ち尽くす日々もある。 不安なときやしんどいときに、誰かにそっと寄り添ってもらい、自分の「失敗」や「弱さ」と向き合うといった経験が、今の生徒や保護者には少ないのではないか。 いかに自分が不完全な人間であるかということに気づける人ほど、その子どもの「心の声」が聴け、今そこに見えている姿が全てではないことに気づく。 「非道処遇」を受けて育った子どもには、大人におびえる子どももいるが、逆に大人にべったりと甘え、人なつっこい笑顔が絶えない子どももいる。しかし、このような明るく元気な子どもの真実が、過剰な演技(躁的防衛)であるとわかることがある。 先のことを考えると「予期不安」におそわれるのは、人間であれば誰にでも起こることである。だからといって、過剰に不安要素を取り除くのではなく、「ほどよい距離感覚」を保ち、自尊感情を育むことのできる発達的評価を行うことが必要となる。それは寛容と励ましであり、成功も失敗も何もかもまるごと見守られながら、愛され続ける経験である。 安心感の充電をたっぷりとして、互いに許し合いながら、他者とともに成長し続ける人間になれるよう、他者との「つながり」を大切にしていけることができる教育の場「学校」を、大人が繋がり合ってつくっていくことが大事である。 「まちがうな」 よりも 「いっぱいまちがってみなさい」 へ それは、あなたが誠実に歩んだ証拠 だから、つまづいたのだよ そう言える、大人や地域があれば 傷ついて育ったこどもの心も治癒されていく こうしたコミュニティが失われた現代の日本では 意図的にそれをつくりだすことが必要不可欠となっている。 だからこそ PTAの持つ意味や力は大きい という内容でした。 今後の学校教育やPTA活動にとって たいへん参考となる講演でした。 各分科会も明るく活発に意見がでることで 持ち帰れる実案もあり 実りある1日となりました。 今後も 祇園中学校PTA活動に 多くの保護者の方々が楽しく参加することができるよう がんばって参ります。 |
広島市立祇園中学校
住所:広島県広島市安佐南区祇園五丁目39-1 TEL:082-874-0055 |