全校生徒1176名、「人間力を高める」祇園中学校

3年生のみなさんへ(3月11日)

3年生にとって、小学校1年から9年間食べてきた給食も今日が最後となりました。
給食の思い出はたくさんあると思います。大人になってからも懐かしく思い出されることでしょう。しかし、栄養教諭としては、思い出だけにしてほしくないという思いもあります。小学校・中学校で給食を通して得たもの、学んだことを、自分の生活に是非活かしてほしいと思っています。楽しい食事、マナー、仲間との協力、栄養バランスよく食べることなどなど。健康に楽しく過ごすためにできることを実践してほしいです。

今日は、生徒たちから、感謝の言葉をたくさんもらいました。ありがとう!とてもうれしいです。給食室からも、3年生のみなさんにメッセージを送りました。

「食べること」は「生きること」につながります。これからも、「食べること」をおろそかにせず、健康で楽しい毎日を過ごしてください。

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地場産物の日「レモン」(3月7日)

レモンは、広島県が全国一の生産量を誇る食品です。広島県尾道市瀬戸田町で多く栽培されています。瀬戸内海の温暖で雨の少ない気候が、レモンやみかんなどのかんきつ類の栽培に適しています。
今日は給食で、広島県でとれたレモンを「鶏肉のレモン揚げ」に使いました。レモン果汁、しょうゆ、砂糖、本みりんを加熱し、薄くいちょう切りにしたレモンを加えて少し煮てレモンのたれを作りました。から揚げにした鶏肉とからめてできあがりです。レモンの風味がさっぱりとしていておいしいです。鶏のから揚げのバリエーションとして、ご家庭でもいかがでしょうか。

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バランスの良い食事(3月5日)

今月の給食のテーマは、「バランスの良い食事について考えよう」です。健康な体をつくるためには、好き嫌いしないで、いろいろな食品をバランスよく食べることが大切です。給食では、栄養のバランスを考え、牛乳、主食、主菜、副菜を組み合わせて献立を考えています。今日の主食はごはん、主菜はうま煮、副菜ははりはり漬けと納豆です。主食・主菜・副菜をそろえると、栄養バランスのとれた食事になります。毎日の食事で、バランスの良い食事ができているか、好きなものばかり食べていないか、自分の食生活を振り返り、バランスの良い食事について考え、実践していってほしいです。
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行事食「ひなまつり」(3月4日)

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3月3日は「ひなまつり」でしたね。ひな人形を飾り、桃の花やひしもちを供え、子どもの健やかな成長をお祝いします。今日の給食は、ひなまつりにちなんだ献立「ちらしずし・さわらの照り焼き・わけぎのぬた・かきたま汁・三色ゼリー・牛乳」です。
ちらしずしは、酢飯にいろいろな具を混ぜたお寿司のことで、お祝いの時に食べることが多いですね。わけぎは、3〜4月が旬で、広島県は生産量日本一です。「わけぎのぬた」は、関西では縁起ものとしてひなまつりに食べる習慣があります。ぬたとは酢味噌和えのことです。子どもたちに人気がある料理とは言えませんが、昔から伝わる伝統料理なので給食を通して子どもたちに伝えていきたいです。
デザートには、ひしもちと同じ、桃色、白、緑の三色ゼリーを取り入れました。ひしもちの三つの色は、桃色は桃の花を、白は残雪を、緑は若草を表しています。

最後の揚げパン (2月28日)

今日の献立は、「ココアパン・ポークビーンズ・野菜ソテー・牛乳」です。
みんなに大人気の揚げパンです。そして、3年生にとっては、最後の揚げパンです。
今日は、完食スタンプを一番多く貯めた3年3組におじゃましました。3組はほぼ毎日残食がないクラスです。給食当番は食缶やボールにおかずが残ることがないように全てつぎきっています。人気の揚げパンも、休みの人の残ったパンをじゃんけんして分け合っていました。クラス全体で、残さず食べることが、自然と当たり前になっているようでした。これからもずっと、バランスのいい食事とることが当たり前になっている、そんな食生活を送ってくれるといいなあと思いました。

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卒業お祝い献立 (2月27日)

今日の給食は、「赤飯・お楽しみフライ・温野菜(ブロッコリー)・すまし汁・いちご・祝い大福・牛乳」でした。3年生の卒業をお祝いする献立です。
お楽しみフライは、ヒレカツとえびフライです。いちごと祝い大福もついて一年間で最も豪華な給食ではないでしょうか。

3年生は、小学校1年から食べてきた9年間の給食とももうすぐお別れです。祇園中の生徒にとっては当たり前のようにあった給食ですが、卒業が近くなると、みんなで一緒に楽しく食事ができた給食時間も本当に貴重な時間だったと気づく生徒がたくさんいます。3年8組のみんなもそうです。給食を振り返って書かれたたよりを読ませてもらいました。みんな給食にたくさんの思い出があり、本当に楽しい時間だったのだなと改めて感じました。
「感謝して、最後までしっかり食べたいです。」
給食室も、最後まで心をこめて作ります。しっかり味わって食べてくださいね。


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アルファ化米給食 2 (2月26日)

今日は、大量の湯を沸かして加えることが困難だったので、ペットボトルの水を使いました。各クラスの衛生局員が、手洗い、手袋をして衛生に気をつけながら水を加えて混ぜる作業をしてくれました。非常食の調理は、みんな初めての体験だったのではないかと思います。水を加えて1時間以上おいておくと、ごはんができあがりました。
食べやすいようにと給食のおかずがカレーライスの日を選んでいたのですが、カレーをかければおいしく食べることができたようです。

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アルファ化米給食 1 (2月26日)

今日の給食はアルファ化米を使った給食でした。広島市の給食用に給食室や炊飯業者に何か事故があって給食が提供できない時に備えて、アルファ化米とレトルトカレーが備蓄されています。しかし非常食にも賞味期限があります。期限がきてしまう前に消費するために、今回自校調理の中学校の給食にこのアルファ化米の使用が割り当てられました。
アルファ化米は、米をおいしく炊き上げたあとアルファ化でんぷんの状態を保ったまま乾燥させたもので、水やお湯を加えることでもとのごはんにもどります。災害などの非常時の食料としてとても役立っています。

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郷土食 愛知県:鶏手羽肉のから揚げ(2月15日)

愛知県名古屋市は、鶏肉の手羽先をから揚げにして、独特のタレをからめた料理が知られています。給食では、食べやすいように手羽中肉を使って「鶏手羽肉のから揚げ」を取り入れました。また、愛知県はキャベツの生産量が日本一だということで、添えの温野菜にキャベツを使っています。
から揚げは子どもたちの大好きな料理です。砂糖、みりん、しょうゆの他に、おろし生にんにくとこしょうが少し加わった独特の甘辛いタレをからめた今日のから揚げも大人気でした。

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郷土食 愛知県:みそ煮込みうどん(2月15日)

今日は愛知県の郷土料理を取り入れた給食です。
愛知県といえば、赤みそを使った料理が有名です。みそカツやどて煮などもありますが、給食では「みそ煮込みうどん」を取り入れました。こくがあり体が温まるうどん料理です。

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2年6組の「感食」 (2月14日)

本校の1月の給食週間では、各クラスでそれぞれ給食目標を決めてみんなで実践しようという取り組みを行いました。目標は、クラスの衛生局員が、クラスの実態に合わせて決め、ポスターにして教室に掲示し、啓発します。
今日紹介するのは、2年6組の給食目標です。
中央に大きく「感食」とあります。「感謝して全て食べる」
これを考えた衛生局員に話を聞くと、思ったとおり「完食」とかけたそうです。「ただ完食するのではなく、感謝の気持ちを持って全部食べよう!」とクラスのみんなに呼びかけたそうです。
「考えて食べる」という言葉にも注目です。「感謝して全て食べることを意識してください。」という意味で書いたそうですが、実は、「考えて食べる」ことはとても大切なことです。自分の健康を考えながら食べる。例えば量やバランスなどですね。またその食事から季節を感じたり、作ってくださった人のことを考えたり・・・ ただ空腹を満たすだけの食事ではなく、健康で豊かに生きるための食事をしようということにつながります。すばらしいなと感動しました。

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行事食「節分」(2月1日)

2月3日は節分です。今日は、節分にちなんだ献立「麦ごはん・いわしのかば焼き・おひたし・かきたま汁・煎り大豆・牛乳」でした。
節分には豆まきをしますね。昔の人は、病気や火事、地震などのわざわいは鬼が持ってくると信じでいました。「鬼は外!福は内!」のかけ声で豆をまいて鬼(わざわい)が家の中に入ってこないように追い払い、福がくるように祈りました。また、ひいらぎの枝に焼いたいわしの頭をさして戸口にかざし鬼を追い払う風習もあります。これは、ひいらぎのとげやいわしの匂いを鬼が嫌って家に入ってこないことから始まっています。
給食には、いわしと煎り大豆を取り入れました。いわしは、でん粉をつけて油で揚げ、甘辛いタレをかけてかば焼き風にし、子どもたちにも食べやすくしています。

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みそすいとん (1月29日)

「みそすいとん」は、食べ物の少なかった昭和30年頃よく食べられていた料理で、少しでもお腹いっぱいになるよう、小麦粉で団子を作ってみそ汁に入れた料理です。最近では食べることがあまりないかもしれません。給食では、小麦粉・上新粉・塩を合わせたものにぬるま湯を加えで混ぜてたねを作り、沸騰した湯の中にスプーンで一つずつ落とし入れて団子を作っています。調理員9名で釜を囲んで団子にしていきました。給食の「みそすいとん」は、昔食べられていたものと違い、里芋や色々な野菜が入っていて具だくさんです。子どもたちには、食べられることに感謝し、食べ物を大切にする心を持ち続けていってもらいたいです。
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行事食「全国学校給食週間」(1月29日)

1月24日から30日は全国学校給食週間です。「毎日、給食をおいしく食べられることに感謝し、給食や食べ物の大切さについて考えてみよう。」という週間です。
今日の献立は、「おむすび・さけの塩焼き・みそすいとん・牛乳」です。給食が始まった明治22年頃に給食として食べられていたおむすびと、さけの塩焼きを取り入れています。
給食のおむすびは、のりにごはんをおいて、ひじき佃煮を中に入れて自分でむすびにして食べます。さすが中学生! 大きく口を開けてぱくっ! みんな上手に作っておいしそうに食べていました。
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郷土食「広島県」(1月23日)

今日は広島県の郷土食を取り入れた献立、「麦ごはん・のり佃煮・小いわしのから揚げ・キャベツのゆかりあえ・煮ごめ・牛乳」です。
小いわしは、広島県沿岸でよくとれることから郷土料理としてなじみがあると思いますが、「煮ごめ」って何かなと思われた方が多いかもしれませんね。
「煮ごめ」は、主に芸北地方に伝わる郷土料理で、「にこみ」がなまって「にごめ」と呼ばれるようになりました。厚揚げ、こんにゃく、さといも、だいこん、にんじん、ごぼう、しいたけを小さなサイコロ状に切りそろえて、小豆と一緒に大きな鍋でゆっくり煮込んで作る煮物です。食物繊維が多くとれる料理です。


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パセリーヌランチ2(1月11日)

パセリの他にも、祇園で育っただいこんと大根葉を昆布あえに、白菜を汁に使いました。
給食放送では、これらの野菜を育てくださっている方のインタビューやクイズを交えた映像を放送したのですが、祗園中の生徒は、小学校で祇園パセリについて学習してきているので、すっかりおなじみかもしれません。丹精込めて育ててくださった野菜をしっかり味わい、おいしくいただきました。感謝です。自分たちの住む町のブランド「祇園パセリ」をこれからも守っていきたいですね。

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パセリーヌランチ(1月11日)

今日の給食は、「麦ごはん・祇園パセリのかきあげ・祇園そだち大根の昆布あえ・祇園元気汁・フレーフレー!サンフレぶどうゼリー・牛乳」でした。祇園地区のオリジナル献立「パセリーヌランチ」です。
祗園地区では、およそ70年くらい前から、「パセリ」の栽培がおこなわれています。「祇園パセリ」といわれ、一般的なパセリと比べ、葉が肉厚で柔らかく、縮みが細かく、香りと甘みが強いのが特徴です。給食では、かえりいりこ、さつまいも、たまねぎ、にんじんと一緒にかき揚げにしました。
生徒たちの感想をみると、「パセリの香りがすごくした。」「玉ねぎが甘くておいしい。」「サクッとしていた。」など、五感をフルに使って食べてくれたことが伝わってきました。

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願いをこめて・・・(1月9日)

ごはんに入っている昆布は「よろこぶ」、えびは「腰が曲がるまで長生きできるように」、黄金色の栗きんとんは「豊かで幸せになりますように」という願いが込められています。
今年一年、みなさんが元気で幸せにすごせますように・・・

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行事食「正月」(1月9日)

すでに、正月気分はすっかり抜けてしまったかと思いますが、今日は給食で正月気分に戻りましょう。お正月といえば「お節料理」があり、その地方や家庭に伝わる雑煮や料理を食べる習慣が今に伝わっています。
今日の給食は「松葉ごはん・雑煮・剣えびのからあげ・栗きんとん・牛乳」です。
雑煮には白玉もちを入れ、金時人参や広島県産の水菜を使って色鮮やかに仕上がりました。

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うれしかったこと(12月21日)

1年2組担任の岡本先生から給食室に素敵な贈り物がありました。1年2組の子どもたちのデイリーノートに給食のことを書いているものをコピーしてまとめてくださったものです。
この中に、「小学校のころはあまり食べていなかったけど、中学生になってたくさん食べられるようになりました!」と書いてくれていた人がいます。中学生になり体も成長し、活動量も増え、食べられるようになったかもしれませんが、それだけではないと思いました。1年2組は毎日給食を残さず食べます。いつも食缶が空っぽで返ってきます。それだけでなく、給食の準備も手際がよく、「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつは元気いっぱいです。そんな仲間たちと一緒に食べる給食はおいしくて、楽しくて、いつのまにかたくさん食べられるようになったのではないでしょうか。さらに、その生徒は、「給食の調理員の先生に「ごちそうさまでした。」と言ったら「ありがとう」と返してくれました。」と書いていました。返却時に「ごちそうさまでした。」と言える生徒は少ないのですが、このように作った人に「ごちそさまでした」と直接言えるのは素敵ですね。嬉しいです。



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広島市立祇園中学校
住所:広島県広島市安佐南区祇園五丁目39-1
TEL:082-874-0055