最新更新日:2024/06/27 | |
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5年生のみなさんへ インゲン豆の様子(7) 【理科】
分散登校が始まってみなさんと学校で会うことができるようになりました。6月からは授業も始まります。とても楽しみです。少しずつ、学校生活のリズムを取り戻していきましょう。
ホームページを使った理科シリーズもいよいよ終わりが近づいてきました。 では、今回の問題です。 2枚の写真を見てください。左は前からみなさんに紹介している種子Aの現在の様子です。右は4月28日に学年園に植えたインゲン豆の現在の様子です。同じ日に植えて、同じ回数水をあげてきましたが、このように成長の様子が違います。 問題 なぜ、二つの種子は同じ日に植えられたのに、成長のスピードが違うのでしょうか。 5年生のみなさんへ インゲン豆の様子(6) 【理科】
発展問題、考えてみましたか。普段の生活の中では、なかなか気づかない面白いことが関係していたんですよ。
では、答えを発表します。答えは「Aには光が当たっていて、Dには光が当たっていなかった」です。冷蔵庫の扉を開けると冷蔵庫の中は光っています。では、閉じたときはどうなっているか知っていますか。冷蔵庫の扉を閉めると中は真っ暗になるのです。 (※二枚の写真に先生の人差し指が写っています。指の先にスイッチのようなものがついていて、そのスイッチを押すとライトが消える仕組みになっています。) このことから、種子の発芽に温度が関係しているのかを調べる時には、Aの種子を段ボールでおおったり、たなにいれたりして、冷蔵庫と同じように真っ暗にしないといけなかったのです。 家の冷蔵庫を開けたり閉めたりして確かめようとしている人。やりすぎておうちの人に怒られないように。 では、次の記事をお楽しみに。 5年生のみなさんへ インゲン豆の様子(5) 【理科】
さて、前回の実験の結果を発表します。写真を見てください。種子が発芽していますね。正解は「発芽する」でした。
では、今日の理科の学習です。理科の実験で、「条件」を調べる時、調べたい条件1つだけ変えて、そのほかの条件はそろえるという決まりがあります。 例えば、インゲン豆の種子が発芽するのに水が必要なのかを調べるために、「水をあげる」「水をあげない」の条件以外は全て同じ条件(シャーレに入れる、綿をしく、種子をおく、同じ部屋に置くなど)にするのがそうです。 では、発展問題です。 前の記事「インゲン豆の様子(3)」の記事を見てください。 ※ホームページの左側のカテゴリの5年生から記事を見ると見やすいです。 Dの種子が発芽しなかったのは冷蔵庫に入れて、適した温度がないことが理由でしたね。 この実験のポイントは、温度だけ条件を変えて、他の条件はそろえることでした。ですが、条件の勉強をしたみなさんなら、温度以外にも条件が違っているところがあるのに気づくはずです。では、温度以外にもうひとつ条件が違っていたこととはなんでしょう。 ※ヒント 冷蔵庫を開けた時と、閉めた時では、冷蔵庫の中の様子が変わります。 5年生のみなさんへ インゲン豆の様子(4) 【理科】
前回の記事で、種子が発芽するために必要なものは水・空気・適した温度の3つだと分かりました。でも、他にも必要なものがあるんじゃないかと予想した人はいませんでしたか。例えば、日光(光)が必要だと思った人、いますよね。そこで、光が発芽に関係するかどうかを実験してみました。
左の写真を見てください。前の記事で種子が発芽したA(シャーレに種子を入れて綿に水をしみこませたもの)と同じように準備したEを戸だなの中に入れて、戸を閉めておきました(中は真っ暗)。その結果、写真のように数日で発芽したのです。つまり種子の発芽には日光(光)は必要ないということが分かりました。ちょっと意外ですね。 では、ここで問題です。種子が発芽するために必要なものは、水・空気・適した温度ですが、右の写真のように、ビーカーの中に水を入れて、インゲン豆の種子を沈めたところに、エアポンプの空気をあてると、発芽するでしょうか。考えてみてください。 ※発芽に必要な水・空気・適した温度(エアーポンプから出る空気の温度は、気温と同じとします。)はそろっています。でも、こんな環境で、発芽するのでしょうか。 5年生のみなさんへ インゲン豆の様子(3)【理科】
前回の理科の問題を考えてみましたか。これまで、種子に水をあげれば芽が出て育つという感覚だった人は、不思議に思ったかもしれません。逆にこれまでの生活体験から答えを出せた人もいたでしょう。では答えを発表します。
まず、なぜCは発芽しなかったのでしょうか。それは、Aと比べるとわかります。AとCの違いはシャーレの中に入っている水の量です。 Aは綿に水をしみこませただけですから、種子には水も空気もふれています。Cは種子が水の中にしずんでいるのだから、水はあっても、空気には一切ふれていません。 つまり、Cが発芽しなかったのは、「種子に空気がふれていなかったから」となります。 では、Dが発芽しなかった理由は何でしょうか。それも、Aと比べるとわかります。AとDの違いは、Aは5月の気温(最近暖かいですね)の部屋にシャーレを置いていて、Dは冷蔵庫の中という、温度の低い場所にシャーレを置いていたことです。つまり、AとDの違いは温度ということになります。 よって、Dが発芽しなかったのは、「インゲン豆の種子が発芽するために、適切な温度がなかったから」ということになります。 みなさん、分かりましたか。 これまでの学習をまとめると、種子が発芽するために必要なものは、水・空気・適切な温度ということになります。 次回の記事でもインゲン豆の種子関係の問題を出そうと計画中です。お楽しみに。 5年生のみなさんへ インゲン豆の様子(2)【理科】
前回の理科の問題の答えは分かりましたか?もちろん答えは「水」ですね。みなさんは、これまでの学校生活の中で、種子が発芽するためには水が必要ということを学んでいます。
では、ここから5年生の理科の学習です。A〜Dまでの種子が写っている写真が2枚あります。この4つの種子は、学年園で育っているインゲン豆と同じ日に種袋から出して、それぞれ準備したものです。 A…シャーレ(ガラスのお皿)に種子を入れて水を綿にしみこませたもの。 B…シャーレに種子を入れているが、綿に水をしみこませていないもの。(水なし) C…シャーレに種子を入れて、水の中に沈めたもの。 D…シャーレに種子を入れて水を綿にしみこませたものを冷蔵庫に入れたもの。 Aは発芽しました。Bは水をあげていないので発芽していません。 ふしぎなのはCでとDす。Cは水をあげているにもかかわらず、発芽していません。 Dは発芽したAと同じように準備しているのに発芽していません。 ではここで問題です。Aは学年園に植えたインゲン豆と同じように発芽したのに、CとDが発芽しなかったのはなぜでしょう。 次回の記事で答えを発表します。しっかり考えておいてください。 5年生のみなさんへ インゲン豆の様子(理科)
この前植えたインゲン豆の種子が発芽しました。(※種子が芽を出すことを発芽といいます。)すくすくと大きくなっています。
さて、ここでみんなに問題です。 「種子が発芽するために必要なものは何でしょう。」(※複数あると思う人はあるだけ思い浮かべてください。) 次回の更新で、答えを発表します。ホームページのチェックをしっかりしてくださいね。 |
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