最新更新日:2024/06/10
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やさしく まっすぐ たくましく

討論(6年生)

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 社会科の「奈良の大仏づくり」の学習をした後,討論をしました。テーマは「奈良の大仏はもっと小さくてよかった」です。
 初めに「そのまま」か「小さくてよかった」かのどちらかの立場に分かれました。
 次に個人で論題に迫るために調べ学習をしました。教科書・資料集などを土台にしながら,図書室の本やパソコン,家やおばあちゃんのお宅にあった本などたくさんの資料を使いました。かなりの情報を集めたようでした。
 それから「同じ立場」の人どうしでの作戦を練りました。意見の組み立て方や相手の予想される意見に対する反論,意外性のある問いかけ(ゆさぶり)などを柱としました。
 そしていよいよ討論が始まりました。
これまでも国語科や言語数理運用科などでも討論をしています。しかしこのように情報をたくさん集め,きちんとした論拠を明確にした中での討論は初めてと言ってもよいと思います。
 たくさんの論拠を集め,考えていたので,話し合いは白熱しました。私はまったくと言っていい位口をはさみませんでした。
 昨日は,「討論を通して学んだこと」についてそれぞれが考えを書き,全体では「白い黒板」としてシェアしました。
 「笑顔で話すと落ち着いた討論になる」とか「うなずきながら聞くと相手が心を開きやすい」などのこれまでに積み上げてきた基本的な「話す・聞くこと」に関する学びがありました。また「予想外のエピソードを入れる効果」や「ユーモアを入れるとより話が盛り上がる」などの技術的な学びもありました。
 そしてクラスのこれまでの課題であった「つなげて話すこと」は後半でうまく意識してできていました。
 いいなと思った点はさらにあります。国語科の「イースター島」の学習を生かした発言や国家予算を視野に入れた発言,最近学習した「ジョハリの窓」を使った発言など,これまでの学習を生かしていました。
 子どもたちは討論が大好きなようです。こうして学習した知識を使って論拠をもとに話し合いを展開することは,10か月後中学生になっても子どもたちを大きく支えると思っています。
 学びを深めるためにも,自分の意見を堂々と言える力をつけるためにも,そして学習面の目標「『全員』で頂点を目指す15人の学級」を達成するためにも・・適宜討論やディベート,話し合い活動を取り入れていきたいと思っています。

美しい白熱(6年生)

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 学級目標(学習面)「『全員』で頂点を目指す15人の学級」に向かって成長ノートにそれぞれが考えを書きました。
 ある児童が「目標を達成するためには,全員で意見を戦わせるのがいいと思います。」と書いていました。
 全員で意見を戦わせる中で,クラスの「全員がつなぐ力」「人任せにすることがある」「一人で突っ走る人がいる」などの課題が鍛えられていくのではないかという考えです。
 とても意をついているなぁと思いました。
 このクラスの子どもたちは,5年生の時から討論やディベートが大好きです。
「論と人を区別する」という大原則を守りながら,根拠を明確にそれぞれが考えを伝えていきます。
 21日(木)の言語・数理運用科の「100パーキング」の学習でも,駐車料金の求め方について意見がたくさんつながっていきました。笑顔で楽しそうに意見を戦わせている姿から,「美しい白熱」という価値語も生まれました。
 自分たちのクラスや個人の課題から学級目標を立て,そこを達成するために,考えをそれぞれが持ち,そして行動に移して行っています。
 「美しい白熱」を大切にしながら,目標に向かって歩んでいきます。
 
 

今6年生では・・

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 円の面積の学習が終わりました。先週は,図形シートを使って,円を既習の図形(正方形・長方形・平行四辺形・三角形・台形・ひし形)に変形して,面積を求めるという算数的活動をしました。これまでも図形の学習では図形シートを使って実際に変形して面積を求める学習をしてきました。このような算数的活動が,子どもたちの図形感覚を養うと言われています。感心するのは,子どもたちが多様な考えを持っていることです。これまでも15通りあるいは一人の児童が2通り以上考えていることもあるので,たくさんの面積の求め方が出されてきました。
 限られた時間でしたが,班で考えを共有し,全体でも共有し合いました。
 これらの算数的活動をもとに,今日は,デジタル教材を使って,円の面積の公式を導きました。

 また学級目標が決まりました。4月に,担任の方針としては「自分を超えて」ということで伝えてきました。子どもたち主体の学級目標は,時間をかけて決めたいと思っていました。
 6年生になって1か月経った今の自分たちの「成長」と「課題」をしっかりと見据えた上で,決めて行ってほしいと考えていました。まず成長ノートに「5年生の3月と比べた自分たちの成長」をそれぞれが書いてきました。次に,全体でクラスの「今の課題」(成長ポイント)は何かということで話し合いをしました。生活面での課題は「易きに流されやすい」「継続力が弱い」ということでした。また学習面の課題は,「全員で意見をつなぐ力が弱い」「時間内に終える力が弱い」「場面や人が変わると意見を出しにくくなる」「人任せにしてしまう」「一人が突っ走る」「譲り過ぎ」などでした。全員が成長しているか,全員の力を上げているかということに課題があるという意見でした。
 それを踏まえた上で「全員」が,生活面と学習面の学級目標をそれぞれ考え伝えました。
これらの子どもたちの思いをのせて生活面の目標は「『そこまでやるか』と言われ続ける15人の学級」で,学習面の目標は「『全員』で頂点を目指す15人の学級」となりました。これらの目標を「絵に描いた餅」に終わらせることなく,「全員」で磨きをかけていきます。
 
 図画工作科の時間には「たけのこの絵」の鑑賞をしました。それぞれの絵に込めた思いを,伝え合いました。まず今日はくじでペアを決めて,相手の思いを聞きました。次に自分の絵についてではなく,相手の絵についてペアの人が思いを伝えました。
 また班の中で,自由に質問し合う,感想を伝え合う時間もとりました。こうすることで,作品に込められた思いや,表し方の違い,表現の意図や特徴などをとらえることができます。とても楽しそうに感想を伝え合うことができました。
 

 

少しずつ(6年生)

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 理科では「食べ物の変化」の学習をしています。昨日は,だ液を加える時と加えない時で,ヨウ素液の変化を調べる実験をしました。ヨウ素液は,でんぷんがあるとこい紫色に変化します。
 この実験は,だ液にはどんな働きがあるかについて調べるものです。だ液を加えた方はほぼ変化せず,加えていない方は,こい紫色になりました。
 このことから,だ液にはでんぷんを別の物に変える働きがあると分かりました。(でんぷんは,だ液により,麦芽糖に変化します)
 子どもたちは,「ごはんもパンもよく噛むと甘くなるんだということ」にとても納得していました。
 さて,今日の英語科では,「自分の好きなもの」について,How about you?を使って聞き合う学習をしました。これまでに学習しているスポーツや果物,動物の単語の中から自分の好きなものについて,笑顔で聞き合うことができました。
 
 今年度6年生では,「書く力」を重点的に伸ばしていきたいと思っています。書くためには思考力・判断力・表現力も身に付けていかなければなりません。日頃の力が問われます。学習面をベースに日常の生活面でも,これらの力を積み上げていきたいと思っています。写真は,ある児童の成長ノートの一部です。「5年生の3月比べて成長した所は何か?」というテーマでしたが,自分の過去そして今を振り返り,未来につなげていこうとしています。
 少しずつ力を積み上げていきます。

たけのこの絵と日曜参観(6年生)

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 8日(金)にたけのこの絵に色付けしました。それぞれの思いをのせていきました。「お母さんが子どもをやさしく包み込むという思い」を込めて優しい色をつけた人がいました。また,「たけのこは自然の中に立つ立派な人みたいです。どんな時にもめげずに立派に立っている様子」を表した人もいました。1本のたけのこを見ても,子どもたちの数だけ表現方法も違い,それぞれの思いのこもった作品ができました。
 また10日(日)の参観では,社会科の古墳時代の学習をしました。「なぜ古墳を造ったのか,またどのようにして造ったのか」について考えを深めました。
 東広島市の三ツ城古墳で取材した古墳のビデオや郷土歴史家の方のお話,三ツ城古墳の資料ビデオなどを通して理解を深めました。
 特に,石棺や石蓋についていた赤い塗料が,水銀朱であったこと,水銀朱は,大和地方でたくさんとれた貴重なものであること,当時は不老不死の意味を込めて薬として使っていたことから,命が蘇るようにとの思いを込めて塗られていたことに驚いていたようでした。
 また郷土歴史家の方のお話から,前方後円墳を造るには大和朝廷の許可が必要だったこと,大きさも決められていたことを知りました。
 これらの学習を通して,古墳を造ることは,たくさんの労力とお金を使い,自分の権威を示していたことも分かりました。
 身近にある大きな古墳を通して,学習を深めることができました。

表し方をくふうして(6年生)

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 図画工作科では,「表し方をくふうして」の学習で,たけのこを描きました。
暦の上でも立夏となり,夏の季語でもある「たけのこ」を教材にし「表し方をくふうして,夏を描こう」のめあてで描きました。
 まずは,たけのこからイメージを膨らませました。たけのこを触ったり匂ったりしながら,自分たちの経験を入れながらイメージマップを作りました。「若竹のように伸びよう」という価値語カレンダーの言葉や,低学年の時に学習した「たけのこ ぐん」の詩を思い出している人もいました。またおじいちゃんの竹林でのイメージから,力強さや「土の匂い」を思い出している人もいました。底の方をたたいて木琴みたいな音がすると発見している人もいました。
 次にそのイメージを大事にしながら,たけのこをスケッチしていきました。丁寧に竹の皮の筋を幅の違いにまで気を付けながら,描いている人もたくさんいました。力強いイメージを表現している人もいました。
 明日色をのせて行く予定です。子どもたちの思いを聴くことも楽しみです。

1年生を迎える会・遠足(6年生)

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 今日は,「1年生を迎える会」「遠足」でした。1年生にとっては,初めての行事です。6年生では,事前に「タオル力」と「〜し合う力」という二つの目標を大切にしようと話し合っていました。「タオル力」というのは「やさしく包む力」で,「〜し合う力」は気付いたことをお互いに助け合いながら行動する力です。
 1年生を迎える会でも,遠足でも,6年生はとても優しくそして,リーダーシップを発揮していました。
 虫にさされたと言っていた1年生の指に自分のティッシュを巻いたり,全校児童に呼び掛けて鬼ごっこをしたりしていました。
 大きな行事を通して,また一つそれぞれが成長したような気がします。
 保護者の皆様には,お弁当や諸準備などでたいへんお世話になりました。

平和学習,そして明日に向けて(6年生)

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 昨日は,平和学習をしました。今年は被爆・戦後70年を迎える節目の年です。広島市内の小学6年生は,「こどもピースサミット2015」の取組を行っています。全員が平和についての作文を書き,その中から選ばれた20名で意見交流し8月6日の「平和記念式典」の中の「平和への誓い」を考えていきます。そしてその中から男女各1名の代表者が「平和への誓い」を伝えます。
 6年生では,平和学習の一環で,平和ノートと「ヒロシマの記憶」を通して学習をしました。あの日何が起き,人々は何を感じ,今もどんな思いで暮らしておられるのかなどについて具体的に学びました。そして「平和な社会の実現を目指し共に生きていくことなどについて」文章にまとめました。
 子どもたちの思いが今後の平和へとつながっていくことを願っています。

 また,明日は遠足です。黒板には,子どもたちが考えた「1年生を迎える会」と「遠足」での目標を○にして書きました。明日6年生は,入学したばかりの1年生と行動することが多くなると思います。6年生にとっても1年生にとっても,そして参加しているすべての人にとってもいい遠足になるようにと「Win−Win−Win」と書きました。
 
 
 
 

 
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学校行事
3/1 6年生を送る会
3/3 委員会
3/4 図書返却完了
広島市立山田小学校
住所:広島県広島市西区山田新町二丁目21-1
TEL:082-272-5726