最新更新日:2024/06/20
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やさしく まっすぐ たくましく

梅雨明け(1年生)

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 大雨がやんだと思ったら、とても暑い日が続いています。
 ずっと、お預けだったプールでの活動。朝8時には、もう、気温も水温も30度をこしていました。ぬるめのプールの水は気持ちよく、ビートバンやヘルパーを使って、浮かぶことを楽しんだり、じゃんけんをして、友だちの広げた足の間をもぐってくぐったり、水の中の体育すわりから、顔をつけてだんご虫になってうかぶのとか、とても楽しくできました。「地獄のシャワー」と呼ばれているシャワーの冷たい水も、気持ちよかったようです。
 あさがおもぐんぐんつるを伸ばし、たくさんの花やつぼみをつけています。子どもたちは、嬉しそうに観察したり、花が咲いたのを喜んだりして、お世話を続けています。夏休みまで、あと少し。元気に楽しく最後までこんなふうに7月を過ごせれば嬉しいです。

まわりの人にやさしくできる人に(1年生)

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 平和集会がありました。学年ごとに、学習したことの発表があります。でも、休校が続いて、ほんの少ししか練習できていませんでした。こどもたちは、前日に一生懸命練習したことを、がんばって発表しようとしていました。
 絵本「おとなになれなかった弟たちに…」の内容を主にして、子どもたちの感想を入れて発表原稿を作りました。おなかがすいてても、子どもたちに食べさせるために自分はあまり食べないようになった母。そして、お乳がでなくなったために、生まれたばかりの弟の食べるものを確保するのが大変になりました。配給になったミルクは大切な弟の食べ物だったのだけど、弟のことをとてもかわいがっていた小学校4年生の「ぼく」なのだけど、どんなに悪いことか、わかっていたけれど、弟のミルクを飲んでしまった…。
 栄養失調で弟が死んでしまったあと、原爆が落とされ、戦争は終わります。でも、この実話は、大人になった「ぼく」が、戦争中の忘れられないこととして、話しかけてくれているように書いてあります。授業で読み聞かせをする時には、「空襲」「防空壕」「空襲警報」「配給」「栄養失調」などの難しい言葉を説明したり、当時の様子で私が知っていることを話したりしながら、戦時中の人々の暮らしや色々な思いが伝わるようにして読みました。
 「どうして戦争がおこったの?」「どうして広島に原爆を落としたの?」なぜ?そんなひどいことを?という思いは、どの子にも浮かんできた疑問のようです。一言で答えられるものではなく、これからも、色々な本を読んだり、話を聞いたりして、考え続ける姿勢でいてほしいと思います。
 1年生は、自分たちにできることとして、「周りの人にやさしくする。」というめあてを決めて発表しました。自分のことも、周りの人のことも、大切にして生きていくことは、大切で難しいことです。日々、思い出して気持ちを新たにして過ごしていきたいです。
 
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広島市立山田小学校
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