最新更新日:2024/09/20 | |
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砂の造形・2(1年生)
今日は、大きなスコップを、班に2つずつ配りました。小さいシャベルはもっとたくさん1人一つずつありました。「もって行きたい物、他には?」と聞くと、「バケツ。」「植木鉢。」「カップ。」「水。」今日は、水を使って流してみたいとか、大きな山を作ってみたいとか、川みたいに水を流してみたいと思っているようでした。
「さあ、やるよ。」と言って砂場に行くと、どんどん活動を始めました。大きな山を作り始める子、しっかり大きな穴を掘っていく子、カップに砂をつめて、なにやら小さな山を作っている子、砂でお団子を作っている子と、それぞれやりたいことをやっていってました。 砂場の傍の水道が使えるようにしていただいたので、そこに並んで水をくんで運んだり、川を作ろうとして、大きなスコップで穴を掘っていく中で、自然に友達同士、協力し合っていく様子が見られてきたのは、感心しました。「そっち、誰か持ってて。」「水、誰かくんできて。」「ありがとう。」自然に手を貸しあいながら、嬉しい言葉があちこちから聞こえてくるのが嬉しかったです。 水汲みの順番で、ちょっとした衝突が起こりました。「順番抜かししないで。」それぞれ自分が正しいと思っているのです。そしてそれを主張するので、どちらも相手に腹をたてているのですが…。「そういう声を出してると、どちらも嬉しくないよ。嫌な気持ちになってしまうよ。」どうすればよかったのか考えさせると、1年生なりに思うことはあったようです。そうしたことのくり返しで、だんだんと、どうすればお互い嫌な気持ちにならずに楽しく過ごせるか、わかっていくのだと思います。 嫌な気持ちにはなりたくないものですが、周りも自分も楽しくなるようにするやり方は、だんだんと生活の中で身につけていくものなのでしょう。友だちとの関わりの体験は、とても大切なことがわかります。日頃あまりやれないような砂場での活動でした。いろいろなハプニングも、(こんなこともありなんだよ。)という、子どもたちの考えを広げることに役立っていると思います。 |
広島市立山田小学校
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