最新更新日:2024/06/27 | |
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さいごの昔話出前授業(1年生)
今日は、東区の図書館の方がストーリーテリングをしてくださいました。日本の昔話も入っていて、お話の前には、「もんぺっていうのはね・・・。」「干鱈っていうのはお魚の干したのです。」とか、難しそうな言葉の説明をしてくださいました。
「まのいいりょうし」(日本)、「アナシンと五」(ジャマイカ)、「牛方と山んば」(日本)の3つのお話を語ってくださいました。特に面白かったのは、「五」と言う名前の魔女が出てくる、二つ目のお話でした。自分の「五」という名前が嫌でたまらない魔女は、「『五』と言ったものはその場で死んでしまえ!」と、魔法をかけます。それを知ったアナシンは、うまくそれを利用して、動物たちにわざと数を数えさせ、「1、2、3、4、5.」まで言わせました。そうすると、「五」と言ったことになり、その動物は死んでしまいます。それで、アナシンは、動物たちを食べて、うまくいったと思っていました。あひる、うさぎが、そうやって食べられてしまいました。ところが、3番目に声をかけられたハトの奥さんは、ちょっと違っていました。 子どもたちは、あひるやうさぎが数え始める場面になると、「数えちゃだめー!」「だめー。」と口々につぶやいていました。ハトの奥さんが出てきた時も、「だめー。」という声が盛んに聞こえましたが、ハトの奥さんは、「1,2,3,4、私が乗っているの。」という数え方をしました。それで助かるのです。お話に入り込んで、「だめー。」と言っている子どもたちが、かわいかったです。 お話の間中つけてくださっているろうそくが、今日は、赤い色でした。「いつもと違う。」と、それだけで興味津々だった子どもたち。今日は、最後ということもあり、12月生まれの3人のお友達が、代表で吹き消してくれました。この、火が消える瞬間に願い事をしたらかなうよ、というのも毎回話してくださっていて、子どもたちは、この一瞬、心の中で願い事をしました。私もしました。 すてきなお話を毎回きかせてくださった皆さん、どうもありがとうございました。 |
広島市立山田小学校
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