![]() |
最新更新日:2024/07/03 |
本日: 昨日:837 総数:1647370 |
最初の一歩![]() ![]() 「他のだれかのために」「小さな積み重ね」というお話がありました。 その内容は 昨年末、大活躍したラグビー日本代表のニュースが数多く出ていた。 「ONE FOR ALL ALL FOR ONE」 これを訳すると「一人は みんなのために、みんなは一人のために」となる。 チームにひとりの有能な選手がいても、サッカーやラグビーのようなスポーツでは、みんなでボールを回さなければ攻撃や得点をすることができず、勝つことは難しい。出されるパスもただ出すのではなく、受けてくれる相手を信じ、その人のことを考えたパスを出すからつながるのである。こうして他の誰かのことを思って行動するということは、学校や学級、会社などの『組織』にとって実に大切なことなのである。 君がきれいな教室で生活ができるのは、掃除をしてくれる誰かがそこにいるからである。こんな人の親切をあたりまえと思ってはいけない。 部屋を使えばきれいに掃除をし、クツが乱れていれば、たとえ自分のものでなくてもキチンとそろえる。 このように「次に使う人の気持ち」を考えて行う小さな行動の積み重ねは、きっとあなた一人にもできるはずなのである。 一人でも多くの生徒がこのことを自覚し、周りのことを考えた行動ができれば、他の誰かのために、みんなのために、誰もが気持ちよく動こうと思える学校になるのである。 小さな積み重ねといえば 以前、訪問した学校に貼りだしてあった言葉に、印象深いものがあった。 それは 「『1.01の法則』1.01の365乗は37.8。 小さな積み重ねも、やがては大きな力につながっていく」というものだった。 たとえば小説家が、1日に1枚だけ原稿を追加することを1年間続ければ、新たな原稿が365枚も生まれることになる。 つまり 『「1.01」と「0.99」の差はたったの「0.02」しかないが、これを積み重ねていくと、結果的には歴然とした差が出てくると言う考え方』である。 小さな積み重ねでも365日も積み重ねると大きな力になり、逆に「0.99」のようにちょっとサボってしまう自分になり、それを積み重ねてしまうと何も生み出さないと言う意味であって、決して単なる計算の話などではない。 他の誰かに強制されるのではなく、将来の自分のために自らやる気をもって行った、この小さな努力の積み重ねがもたらしてくれる結果が、いつか必ず自分を支え、大きな結果へとつながるのである。 というものでした。 この朝会でのお話を参考にして 小さな努力を重ねられる自分になれるよう 身のまわりのことで、自分ができることに目を向けてみましょう。 有名なピカソの言葉に 「できると思えばできる、できないと思えばできない。これは、ゆるぎない絶対的な法則である」というものがあります。 まず一歩。自分から踏み出してみましょう。 その小さな一歩が、やがて自分の大きな財産になる日を信じて。 |
広島市立祇園中学校
住所:広島県広島市安佐南区祇園五丁目39-1 TEL:082-874-0055 |