最新更新日:2024/09/20 | |
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校長挨拶昭和26年には、校訓「品位高く実行の人であれ」、校歌「雲は呼ぶ希望のあした」が制定され、本校の誇りとして現在まで脈々と受け継がれてきています。 本校は、開校当初、矢賀・尾長・荒神町・段原・比治山・仁保・青崎小学校の広大な学区で一中学校を構成していたという歴史を持ち、青崎中学校(現在の大州中学校)、二葉中学校、仁保中学校はいずれも本校から分離開校した兄弟校の関係にあり、市内の中学校の中でも、とりわけ伝統の深い中学校として際だった存在であることを、本校に勤務してきた教職員は、誰もが大変名誉に感じてきたところであります。 そうした長い歴史と伝統に彩られた本校は、平成23年4月、愛着ある段原山崎町の校舎から、現在地の霞一丁目に移転開校いたしました。 比治山の陰となり、原爆による消失を免れた広島市南区の段原地区の再開発事業は40年にも及びました。再開発事業の一環として移転した本校は、移転後も、歴史と伝統のある地域の学校として、地域から愛され、育てられ、地域とともに歩み続け、新たな歴史を刻み続けています。 創立72年を迎える本校の今年度の学校教育目標は「自ら学ぶ意欲をもち、心豊かに健康でたくましく生きる生徒を育成する(4年次)。」です。この目標を達成するために、学校全体で次の2つに取り組んでいきます。大切にしたいキーワードとともに紹介いたします。 1つ目のキーワードは『和』。生徒・教職員・保護者・地域が一体化した学校づくり(「チーム段原」)を進めていきます。その土台として、教職員の教育に対する実践ベクトルを一致させて、「表情」・「態度」・「言葉」を大切にすることを意識して、教職員の総力をもって組織的な取組を推進していきます。 2つ目のキーワードは『念』。今に心を込めた学校生活を送ることができる生徒を育成していきます。生徒に目の前の自分のできることを弛まずコツコツやり続ける大切さを根気強く伝えていきながら、当たり前のことが当たり前にできる大切さを自覚させていきたいと考えています。教職員は、そうした生徒を育成するために、今に心を込めた教育実践に取り組んでいきます。この言葉を今年度の一文字とします。 本校のある地域は、厳しくも温かく学校や生徒を見守り育ててくれるすばらしい地域です。この地域とともに、さらなる発展を遂げていきたいと考えています。「地域あっての学校」であることを強く意識・自覚して、幅広く学校情報を地域に発信しながら、生徒が夢を語り続けることができる学校づくりに邁進してまいりますので、今後とも本校に対するご支援・ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。 平成30年4月9日 広島市立段原中学校 第十九代校長 川 本 尚 樹 |
広島市立段原中学校
住所:広島県広島市南区霞一丁目3-30 TEL:082-281-9171 |