ゴールデンウィークが開けた5月7日(木）の学校朝会で、長束西っ子宣言をスタートするために、次のような話をしました。
　
　みなさんは人間としてこの世に生まれてきましたね。人間としてこの世の中に生まれたと言うことは、それはそれはすばらしく幸せなことです。
　人間は言葉を話し、ものを読み、書き、考え、その結果おいしい料理を作り出し、電車を走らせ、船を動かし、飛行機を飛ばし、美しい絵を描き、音楽を奏で、スポーツに汗を流し、みんなで楽しむことができるようになりました。
　こんなすばらしい生活ができるのは人間だけです。人間としてこのように生まれて本当に良かったね。お父さんお母さんにお礼を言いましょう。「人間に生んでくれてありがとうございました」とね。
　こんなすばらしい人間としてこの世に生まれてきたのですから、みなさんは何よりも「人間として幸せな一生」を送るようにしなければいけません。
　「幸せだなあ」といつも感じながら生活できたらどんなに素敵なことでしょう。「幸せ」は一人残らずみんなの願いです。　
　ですから、学校はみんなが幸せを感じることができる場所でなくてはなりません。

　そのためには、言葉を大切にして、ていねいな言葉で、自分の思いや考えを伝えることが大事です。そして、ちがう考えがあることを知り、相手の考えをしっかり聞くことはもっと大事です。ていねいな言葉を使い、相手を思いやり大切にする、それが当たり前にできれば、きっとみんな幸せになれます。


　その他に、みんなが幸せな　一生をおくるためには　どうしたらいいのでしょう。
　
　むずかしいことではありません・・・・
　
　大切な約束や、決まりや、ルールを身に付け、まもりさえすればいいのです。
　そうすれば、だれからもすかれ、愛され、親しまれ、喜ばれる人になり、必ず幸せな人になります。

　　　
　長束西小学校が今よりもっとみんなが来たくなる　みんなが大好きな学校にするために、みんなが幸せな生活を送るために、みんなで大切にしてほしいルールをつくりました。
　この約束を大事にすれば、みんなが自慢できる仲間になり、自慢できる学校になります。自慢できると言うことは　誇りに思えるということ　校歌にもある　ああ誇りある学舎ぞ、です。

●長束西っ子宣言

人をいたわります。
　お年寄りやこまっている人に親切にしましょう。
　自分をはじめ、命のあるものを大切にしましょう。
　みんなのために、お手伝いやボランティア活動をしましょう。

ありがとう　ごめんなさいを言います。
　感謝の気持ちをもちましょう。
　間違ったことは素直に認め、謝る気持ちをもちましょう。
　礼儀について心がけ、言葉づかいに注意しましょう。

我慢をします
　甘えをおさえ、わがままを言わないようにしましょう。
　いつも自分の思いばかり通そうとすると、周りの人はいやな気持ちになります。
　失敗や困難な体験は、大きな経験となります。
　何事も最後まで頑張りましょう。

卑怯なふるまいをしません
　自分さえ良ければという考えはなくしましょう。
　嘘をついたり、人のいやがることはしないようにしましょう。
　人として恥じない正々堂々とした行いをしましょう。

長束西を誇り　年上を敬います
　長束西の地域の歴史や文化を学び、長束西にあるすばらしい人たちと出会い学びましょう。
　年上の人を尊敬し、たくさんのことを学ぶ心をもちましょう。
　生まれ育った、長束西を誇り、愛するという気持ちをもちましょう。（誇りある学びあぞ）
　一人一人が主人公として、誇れる仲間、誇れる学校をつくりましょう。

夢に向かってがんばります。
　目標をみつけ、くじけずに努力しましょう。
　みんなの夢のために、もてる力を使いましょう
　みんなでよりよい長束西小学校をつくりましょう。

　この６つのことを、みんなで取り組めば、誇れる仲間、誇りある学校になり、みんなが幸せな一生を手に入れることになるでしょう。


　　学校朝会で使用した資料にこちらからすすめます。「長束西っ子宣言」→