9月5日(水)、6年生は最後の水泳の時間に着衣泳をしました。これは、水難事故にあったときの対応の仕方を学習するものです。服を着たまま水の中にほおり出されることは、めったにありませんが、いつどうなるか分かりません。児童達は、服を着たままだと、とても泳ぎにくい、重たいなど感想を述べていました。陸が近い場合は、なるべく身に着けているものは脱いで、身を軽くして泳ぎます。ですが、水中で服や靴下を脱ぐのは、容易ではありません。陸から遠い場合は、浮いて救援を待ちます。これもなかなか浮くことができません。胸や腹を突き出すようにして、両腕をしっかり頭の上まで伸ばすと、なんと浮きました。また、浮いているものを胸の上に抱くように置くと、浮きやすいです。ペットボトルやふくらませたスーパーの袋、何もないときは、上着の中に空気を入れてふくらませて浮くなどのいろいろな方法があり、実際に体験しました。みんなラッコのようでした。このような事態はなるべく起きないほうがいいですが、とても役立つ学習だったと思われます。