最新更新日:2024/09/20 | |
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避難訓練:地震と津波また、東日本大震災が起きて、今年で4年になります。 昨年、8月20日、安佐北区・安佐南区の豪雨災害が発生しました。 多くの尊い命が失われ、何年経過しても、その時の記憶が生々しく残っています。 今日は、地震を想定しての避難訓練をしました。 まず、始めに、それぞれの教室でビデオを見ました。 釜石市の小学校が津波安全マップを作っているビデオでした。 そして、いよいよ地震発生。(想定して校内放送) すぐに、机の下に身を入れて、地震がおさまるのを待ちます。 地震がおさまり、放送の合図とともに、運動場に避難を始めました。 まったく声が聞こえません。638名が、落ち着いた避難行動ができました。 合い言葉は、「おはし」 お:おさない は:はしらない し:しゃべらない 全員が集合し、校長からは、「釜石の奇跡」の話をしました。 釜石に伝わる「津波てんでんこ」のお話。「てんでんこ」とは、各々・各自という意味。津波が来て危険を察したら、とにかく各々が逃げるべきところへ逃げるという言い伝えです。 東日本大震災では、釜石市の小中学校の児童生徒が、大きい子が小さい子を引っ張って、高台に逃げていき、98.9%の命が助かったそうです。それが、釜石の奇跡と言われています。 学校では、大勢がてんでんこに逃げるわけにいかなけれど、基本の「おはし」を守りつつ、大きい子が小さい子を思いやって、おもいやりの心を大切さにしていこう。 「心満点 己斐小学校」 おもいやりの心をもって、みんなが安心して生活できる学校にしていこう。 そんな話をしました。(BY 校長) |
広島市立己斐小学校
住所:広島県広島市西区己斐上二丁目1-1 TEL:082-271-4208 |