最新更新日:2024/07/05
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本校は、校訓「やさしく つよく まじめに」のもと、「心豊かでたくましく、平和を求める子どもの育成」を基調とする教育活動を推進しています。明治6年(1873年)に創立した歴史と伝統のある学校です。卒業生には、児童文学史に燦然と輝く鈴木三重吉氏がいます。

学校朝会

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【学校朝会・校長の話】
 今日は,皆さんにあることばを紹介しましょう。それは,「琴線に触れる」です。「琴線」とは,物事に感動する心を表しています。琴に触れると美しい音色が響くように,「琴線に触れる」とは,感動して心が揺さぶられることを意味しています。皆さんは,「琴線に触れる」経験をしたことがありますか。

 私は,本川小学校で,琴線に触れる経験を何度もしました。その一つに,尾形静子先生の親戚の方からお聞きしたお話があります。尾形静子先生は,被爆後,本川小学校に勤務された先生です。平和資料館の1階には,尾形先生が書かれた被爆体験記やパネルが展示してありますね。体験記には,原爆が落とされたときの大変な状況が詳しく書かれています。尾形先生は,ご自身の経験を子どもたちに伝え,平和の大切さを教えてこられたのだと思うのです。でも,ご親戚の方は,この私の受け止め方に,もっと大切なことを加えてくださいました。だから,琴線に触れたのです。それは,こんなお話です。
「尾形先生は,過去ばかりに目を向けるようなことは望んではいないのではないかと思うのです。むしろ,子どもたちの明るい未来に光を当てるような前向きなことを望んでいたのではないかと思うのです。」
 それは,このヒロシマに起きた語りつくせない悲惨な状況にしっかりと目を向けた上で,だから,自分たちは,どのように過ごしていくのか,どのように生きていくのか,それが,戦争のない明るい未来にどのようにつながっていくのか,子どもたちにしっかり考えさせてほしいという意味ではないかと思います。
 
 11月は,平和学習発表会があります。平和学習発表会は,爆心地に最も近い本川小学校で学ぶ子どもたちが平和を発信する大切な機会です。そこで,皆さんには二つのお願いがあります。
 
 まず一つ目です。それは,未来を展望することです。先ほどの琴線に触れる話のとおり,原爆が投下されたときの本川小学校や本川地区,そしてヒロシマに起きたことを正しく理解してください。その上で,明るい未来を思い描いてください。それは,誰かにつくり出してもらう未来ではありません。人の力に頼るのではなく,この本川小学校で学んだあなた自身がつくり出す未来です。つまり,過去も未来も自分のこととして考えることです。

 次に二つ目です。それは,実行することです。「戦争が起こりませんように。」「平和になりますように。」このように願うことは大切です。しかし,願うだけでは,何も変わりません。平和学習発表会で伝えることが実際の自分の生活に結びついていないと,説得力はありません。戦争のない,平和な学校生活はどのようなものか,また自分自身がそうした生活ができているかどうかを考えてください。そして実行してください。「有言実行」ということばがあります。これは,言ったことはやり遂げるという意味があります。平和学習発表会に向けて準備することばに注目してください。そして,それを,日々の生活の中に結びつけて実行してください。

 平和学習発表会が,本川小学校から平和を発信する場となるだけでなく,皆さんが成長する場となることを願っています。

秋の色

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1年生「校長先生!秋の色を見つけました。」
 私 「本当だ!秋の色って素敵な言葉だね。」
1年生「はい。」

 子どもの手のひらにそっと置かれた小さな葉。「秋の葉っぱ」でもなく,「落ち葉」でもなく,表現したのは,「秋の色」。

 子どもって,ときに,詩人になります。

修学旅行その12

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楽しかったレオマワールドを出発しました。今、広島に向かって帰っています。

修学旅行その11

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 レオマワールドを満喫しています。

修学旅行その10

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 レオマワールドに到着しました。この修学旅行の最後の目的地です。

修学旅行その9

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 おはようございます。修学旅行2日目の朝を迎えました。
 朝ごはんもしっかり食べて、今、ホテルを出発しました。これからレオマワールドに向かいます。

修学旅行その8

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 入浴の後は、班長・室長会でした。今日の振り返りと明日に向けて改善することを話し合いました。また、各部屋を回ってみると、修学旅行1日目の記録を書いていました。

修学旅行その7

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 入館式を終えて、夕食です。お腹いっぱいになりました。この後は入浴です。

修学旅行その6

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? 先ほどホテルに到着しました。今から入館式と夕食です。みんな元気でいますので、ご安心ください。

修学旅行その5

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? みんなで785段の石段を上り、金刀比羅宮へ行きました。
「頑張れ!」
「もう少し!」
みんなで励まし合って上りました。

修学旅行その4

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 中野うどん学校では、うどん打ち体験をしました。とにかく楽しい時間でした。うどんはお土産として持ち帰ります。楽しみにしていてくださいね。

修学旅行その3

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 四国水族館を出て、昼食会場に来ました。温かいうどんをはじめ、たくさんの料理に子どもたちもびっくりしていました。おいしくいただきました。

修学旅行その2

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? 四国水族館の様子です。班行動をしました。6年生の仲のよさがうかがえます。

修学旅行その1

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 いよいよ子どもたちが楽しみにしている修学旅行の日を迎えました。香川県に向かっています。写真は福山SAで休憩をしている様子です。今、四国水族館に向かっています。みんな元気です。

本川音頭

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 やっと子どもたちの願いが実現しました。

 原爆投下の際に亡くなられた方々の慰霊のために,例年,8月5日の夜,地域の方々と子どもたちで,本川音頭を踊ります。しかし,今年度は,広島市の新型コロナウイルス感染拡大のため,実現することができませんでした。

 本川音頭に込められた地域の方の思いを学び,
「自分たちも盆踊りに参加したかった。」
と残念に思っていた子どもたちでしたが,この度,本川音頭保存会の皆様のご厚意で,本川音頭を教えていただくことになりました。9人もの方がお越しくださり,子どもたちに優しく丁寧に教えてくださいました。

 以前,保存会の方から,
「本川音頭は,本川の地域の文化だ。」
とお聞きしたことがあります。清々しい秋空の下,本川音頭の輪が広がりました。子どもたちには,地域を担う力になってほしいと願います。今日は,子どもたちによい機会を与えてくださいました。本川音頭保存会の皆様に心よりお礼申し上げます。
 ありがとうございました。

6年生

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 今日の「平和のつどい」で被爆体験を語ってくださった梶矢先生から,6年生へサプライズがありました。それは,オリンピック聖火ランナーとして平和記念公園で聖火を引き継がれたトーチを握らせてくださったのです。

 本川小学校の6年生は,サポートランナーとして,梶矢先生と一緒に平和記念公園を走る予定でしたが,その頃,広島市の新型コロナウイルス感染症の急拡大のため,実現することはありませんでした。

 担任が,トーチを箱からゆっくり出すと,
「うおー。」
というため息にも似た声が子どもたちから聞こえました。そして一人一人が大事に触らせていただきました。

「サポートランナーになっていたけど,できなくなって残念だった。でも,今日,見ることや触ることができて嬉しかった。よかった。」
これは,子どもの言葉です。忘れられない思い出ができました。

もうすぐ修学旅行

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 6年生が校長室に来ました。
「校長先生,修学旅行のしおりを持ってきました。来週は,よろしくお願いします。」
と,きちんと挨拶をしました。手渡された「修学旅行のしおり」にも,
「2日間,よろしくお願いいたします。」
と書いてありました。何と丁寧なこと。

 6年生は,10月21日(木),22日(金)に,香川県方面に修学旅行に行きます。修学旅行の目的には,
・校外での集団生活の在り方,公衆道徳などについて,必要な行動の仕方を身に付ける。
・友達とのよりよい関係づくりや自然・文化に触れる体験をする。
などがあります。子どもたちにとって学び多い2日間となるようにしていきます。 

今日のお客様

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 校長室には,毎日のようにお客様をお迎えします。様々な立場の方がお越しくださいます。お客様のお話をお聞きすると,私自身が学ばせていただくことが多くあります。琴線に触れるお話,その方の生き方に触れるお話までもお聞きすることがあり,畏れ多く感じることもあります。

 今日も,そのようなお客様をお迎えしました。2年生にストーリーテリングをしいただく2名の方です。物語を覚え込むために,いつでもどこでも何度も繰り返して練習されるそうです。ベテランの方でいらっしゃるのに,毎日練習は欠かさないそうです。そして,様々な学校に行って,多くの子どもたちに出逢い,子どもたちの反応を感じることが幸せなのだそうです。

 子どもたちの表情をご覧ください。この表情を見るだけで,ストーリーテリングの素晴らしさを分かっていただけると思います。子どもたちにとってどれだけ充実した時間だったことでしょう。

 また,このような機会があれば是非お願いしたいと思いました。

成長のきっかけ

 給食時間に,私から全校児童に次のような放送をしました。

【校長の話】

 一昨日の水曜日は,体育参観日でした。私は,1時間目から6時間目まで,全ての学年の演技と競技を見て応援していました。そして二つのことに感動しました。

 まず,一つ目は,皆さんの一生懸命な姿です。子どもの一生懸命な姿は,大人の心を動かすくらい大きなパワーをもっています。どの学年も練習の成果を出し切っていました。参観されていた保護者の方からも大きな拍手が届きました。中には,感動で目に涙を浮かべておられる方もいらっしゃいました。

 二つ目は,先生方の一生懸命な姿です。本川小学校の先生は,皆さんの体育参観日が成功するように話合いと準備を重ねてきました。当日も,直接,皆さんの指導をしたり,運動場の準備をしたりしました。また,事務の先生も業務員の先生も一緒になって保護者の方を案内したりビデオ撮影をしたりしました。給食の先生は,体育参観日もおいしい給食をつくってくださいました。こうして,皆さんが最高の頑張りを見せることができるよう,縁の下の力もちとして,本川小学校の全員の先生で皆さんを支えたのです。

 こうして,本川小学校の子どもと先生たちが一つになって体育参観日に臨みました。そして,大成功でした。体育参観日をとおして,本川小学校の団結力がさらに強まったと思います。私は,大きな行事の後の過ごし方が,実は何よりも大切だと考えています。成功した体験は,自分をさらに成長させてくれますが,成功した後の過ごし方で,さらに大きく成長することができるのです。

 大きな行事の後は,気が抜けてしまいがちです。気が抜けてしまうと,不注意から失敗してしまったり落ち着きのない生活をしてしまったりします。そんなふうにならないために,今日は体操選手である内村航平さんの話を紹介します。

 内村選手は,オリンピック4大会に出場し,今回の東京オリンピックでも金メダルをねらっていましたが,鉄棒の予選で落下してしまいました。応援していた誰もが信じられない瞬間でした。内村選手は,
「もう自分の時代は終わった。」
と思ったそうです。
「努力は必ず報われると信じて体操を続けてきたのに,結果が出なかった。結果の出ない努力は,努力ではないのか。」
と悩んだそうです。悩んだ末に,決めたそうです。
「努力は報われる・・・それを証明するために僕は体操を続ける。」
と。そして,次の世界選手権に出場するそうです。

 絶望から立ち上がった内村選手の強さに驚かされます。内村選手にとって,オリンピックはゴールではなく,自分を成長させてくれるきっかけだったのですね。

 皆さんにも,体育参観日をゴールとするのではなく,自分を成長させてくれる一つのきっかけにして,次の目標に向かって歩き出してほしいと願います。次にみんなで取り組むのは,平和学習発表会ですね。体育参観日で強くした団結力をさらに強くしてみんなで取り組んでいきましょう。
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優しい気持ち

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 この後ろ姿を見ているだけで温かい気持ちになります。休憩時間に運動場で転んでしまった1年生を保健室まで連れてきた6年生。1年生の肩にそっとあてた手がこの6年生の優しさを表しています。
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校長室だより

学校だより

平和資料館

いじめ防止等のための基本方針

非常変災時対応

インフルエンザに関する報告

広島市立本川小学校
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